記録ID: 2093050
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無雪期ピークハント／縦走
甲信越
三俣周回ルート(蝶ヶ岳〜常念岳)
2019年11月02日(土) 〜
2019年11月03日(日)
長野県
sakasaikun
Yasat
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,947m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:04
2日目
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:08
三俣駐車場に入る手前のほりでーゆ四季の郷直ぐの処で入場制限がかかっていましたが、何とか無事に通ることができました。やはり、高速道路は三連休で込んでいて読めません。帰りも東北自動車道が込んでいて大変でした。
| 天候 | 11/2 快晴 11/3 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
東北自動車道に乗るが加須・羽生辺りまで少し渋滞 東北自動車道〜北関東道〜上信越道〜長野自動車道路へ。今日は三俣手前が工事のため10:30迄に入らないと閉鎖。少し焦るが相棒君のドライバーテクニックでガンガン行きます。ノンストップで9:50安曇野ICを降りて、10:30三俣駐車場へ 11/3 14:45 ほーりでゆ四季の郷を出発 15:07 安曇野ICに入ります。東部湯の丸SAで食事をして向かいますが、渋滞が予想されていたがその通りに。上信越道は割とスムーズ、北関東道に乗り換えて東北自動車道に入るとほぼ岩槻迄渋滞の見込み。佐野藤岡で降りて、小山方面から4号バイパスを経由して、アーバンパークライン南桜井駅に8:05分到着 電車で帰って帰宅時間が9:10分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース状態は良好です。蝶ヶ岳への登りは階段の整備が至る所に施されていて助かります。階段地獄ですが無いと大変だと思います。 前常念岳からの下りは、一言で長くて辛いです。最初は大きな石の塊の中をおしりを落としながら慎重に、ここで結構膝をやられますが、それを終えたら笹の中をひたすら下ります。あきます。逆にこの昇りもかなりきついです。三俣周回を常念経由でされる方を尊敬します。脱帽です。 |
| その他周辺情報 | 三俣への入り口にある、ほりでーゆ四季の郷へ \550-とリーズナブルな値段 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
三俣へ向かう車窓からです。常念岳がきれいで快晴です。気持ちよさそう。
何とか10:30分の閉鎖時間迄に間に合いました。最終駐車場迄来たら満車、と思ったらたまたま出られる方がいてラッキー!止めることができました。さてさて、準備です。
1
11/2 11:03
何とか10:30分の閉鎖時間迄に間に合いました。最終駐車場迄来たら満車、と思ったらたまたま出られる方がいてラッキー!止めることができました。さてさて、準備です。
入口の方まで一杯です。紅葉もきれいです。と、ガサガサと木々の中でうるさく音がしていると思いきや、猿が暴れてます。食べ物目当てかこんな所にもいるんだ。
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11/2 11:03
入口の方まで一杯です。紅葉もきれいです。と、ガサガサと木々の中でうるさく音がしていると思いきや、猿が暴れてます。食べ物目当てかこんな所にもいるんだ。
入口ゲートです。すぐにかと思いきや、ここから800�耽覆鵑覇�口だそうです。地味に疲れます(降りてくるとよくわかります)。
入り口で登山届を出します。長野県では必ず提出しないといけないようです?無事に下山してこれますように、よろしくお願いします。
1
11/2 11:32
入り口で登山届を出します。長野県では必ず提出しないといけないようです?無事に下山してこれますように、よろしくお願いします。
川を超えるはしごです。よく見ます。ここが氾濫して迂回ルート、この先が氾濫か。
30分弱で有名なゴジラが出現します。写真でよく見ますが、地味によくできてるな。感心します。
木々の間から常念岳が顔を表します。前常念岳との間はかなり崩落が進んでいるようです。
この辺りでは階段地獄でかなりへとへとになってます。二年ぶりの山で足が慣れていないのか結構つらいです。でも、これを見るとホッとして、もう少しもう少しと足が進みます。
11/2 12:42
この辺りでは階段地獄でかなりへとへとになってます。二年ぶりの山で足が慣れていないのか結構つらいです。でも、これを見るとホッとして、もう少しもう少しと足が進みます。
まだまだかなぁー、と思ったらまめうち平に到着です。約一時間半のコースタイム。我々にしては少し早いペース。すれ違う人も少なく、この時期だとあまり人が少ないのかな。
11/2 13:09
まだまだかなぁー、と思ったらまめうち平に到着です。約一時間半のコースタイム。我々にしては少し早いペース。すれ違う人も少なく、この時期だとあまり人が少ないのかな。
高度が上がって常念岳がはっきりと見えてきました。見方によっては全く違う山です。前常念岳があんなに長く、そしてあの急激なくだりを明日味わうことになるのですが、、今はまだ知らず。
1
11/2 13:50
高度が上がって常念岳がはっきりと見えてきました。見方によっては全く違う山です。前常念岳があんなに長く、そしてあの急激なくだりを明日味わうことになるのですが、、今はまだ知らず。
後、2.4キロって、またこんなにあるのっていう感じで、疲労がたまってきました。相棒君は軽い高山病のようです。まずいな。
目線もかなり上がってます。にしても、快晴で雲一つありません。暖かいです。でも、風は時折冷たく、休むと汗が冷えて急に冷たくなります。
1
11/2 15:00
目線もかなり上がってます。にしても、快晴で雲一つありません。暖かいです。でも、風は時折冷たく、休むと汗が冷えて急に冷たくなります。
おぉー、なじみの風景です。槍ヶ岳〜穂高岳がきれいに一望できます。蝶ヶ岳ヒュッテの赤い屋根がまた良いコントラストです。
穂高岳です。雪化粧を始めてます。いつ見ても素敵なカールです。
この景色を眺めに来ました。何度見ても飽きないし、何枚こんな写真を撮影しているでしょう。
常念岳の先の大天井岳は真っ白です。そんなに標高差が変わらないのに、こんなにも違うのかな。
先には、富士山と南アルプスが遠望できます。霞んでますが、富士山が雲海に浮かんでます。
少しヒュッテでゆっくりして、4時40を少し回り始めました。夕日が落ちてきます。もう少し左側に登ればよかったかな。夕日が落ちていきます。
11/2 17:07
少しヒュッテでゆっくりして、4時40を少し回り始めました。夕日が落ちてきます。もう少し左側に登ればよかったかな。夕日が落ちていきます。
5月にはキレットに夕日が落ちたのに、かなり西側に沈むんだな。もう少しです。
空が少し焼けてよい夕日が見えました。でも、外は寒いです。完全防備が必要な夕暮れ時になりました。
蝶ヶ岳ヒュッテの夕飯です。後で知りましたが、お味噌は自家製とか?もう少し飲んでおけばよかったかな。ここで、先ほど外で写真を取り合った豊田市から来られて女性と隣で食事をしました。一人で車を飛ばして横尾から登って来られたとか。ものすごくアクティブだな、女性一人で。我が身を振り返ればまだまだかな。
2
11/2 18:30
蝶ヶ岳ヒュッテの夕飯です。後で知りましたが、お味噌は自家製とか?もう少し飲んでおけばよかったかな。ここで、先ほど外で写真を取り合った豊田市から来られて女性と隣で食事をしました。一人で車を飛ばして横尾から登って来られたとか。ものすごくアクティブだな、女性一人で。我が身を振り返ればまだまだかな。
一夜が明けて、翌日の朝です。朝方の星空はきれいでした。たくさんの星が見えてました。でも、冷えてます。そんな折にこんな暖かな食事がこんな山でできるなんてありがたい。今日が山小屋の最後らしいです。また、来ます。ごちそう様でした。
1
11/3 5:59
一夜が明けて、翌日の朝です。朝方の星空はきれいでした。たくさんの星が見えてました。でも、冷えてます。そんな折にこんな暖かな食事がこんな山でできるなんてありがたい。今日が山小屋の最後らしいです。また、来ます。ごちそう様でした。
良い感じで朝日が昇ります。何気ない一日の始まりなのですが、何か今日のパワーを一身に受けているようです。
記念に一枚撮っていただきます。寒そうだな。この時間は指先がしびれるくらい寒かったです。
穂高のカールにザイテングラートにつながる横道がまるで刀傷のように横っ腹に刻まれてます。
蝶槍に向かう途中で現れました。驚く様子もなく、ちょこんと、つがいじゃないのかな。
白い毛になって冬支度が整ったかな。最近は数も減っているようだから、みんなで守ってあげないといけないが生態系が崩れてひなが食べられたりとか嫌なニュースを聞きます。元気で頑張れ。
1
11/3 7:09
白い毛になって冬支度が整ったかな。最近は数も減っているようだから、みんなで守ってあげないといけないが生態系が崩れてひなが食べられたりとか嫌なニュースを聞きます。元気で頑張れ。
今朝も、富嶽がきれいに見えます。左に八ヶ岳、右に北岳かな。水墨画に少し色目を入れて、絵になるな。
蝶槍から下った一つ目のピークです。常念岳までの山は三回昇り降りが必要です。結構厳しいんだな。
穂高からもかなり遠ざかりました。吊り尾根とキレットが良く見えます。
此処が最低鞍部につながる最後の下りです。結構休なんです。ここを降りればあとはひたすら常念岳に向かって登るだけ。
こんな岩場の壁を登ります。結構足場が大きな岩なので疲れます。自然のアスレチックをやっているようで、楽しい反面、だんだん足がやばいな。
11/3 8:54
こんな岩場の壁を登ります。結構足場が大きな岩なので疲れます。自然のアスレチックをやっているようで、楽しい反面、だんだん足がやばいな。
こんな変な形をした岩を通り過ぎれば半分はきたかな、いやまだまだ。
まだまだかな。もう、声にもならずただひたすら足を一歩前に出すだけです。しんどい。
こんな写真も哀愁があってよきかも。相棒君も疲れてますが、この景色によってます。
今度は、吊り尾根歩きをしないといけないな。キレットまたいけるかな。
やりました。頂上に登頂です。いつもの祠と共に。あっ、そういえばお参りしてないや。無事に下山できますように。
そして、此処に腰かけて撮る写真がベストポイントです。バックもいいので中心において、いぇーい。
今度は、北に眺めを変えます。大天井岳、燕岳を中心にして、左は鷲羽岳ほか、奥には白馬岳ほか、右には鹿島槍とかかな。ここでも本当にオールスターズでの展望ができます。っていうか、天気が良くて何よりかな。
1
11/3 10:09
今度は、北に眺めを変えます。大天井岳、燕岳を中心にして、左は鷲羽岳ほか、奥には白馬岳ほか、右には鹿島槍とかかな。ここでも本当にオールスターズでの展望ができます。っていうか、天気が良くて何よりかな。
来た道を振り返ります。結構長くて疲れたけど、今日はまだまだかな。
やはり季節が遅いのかな、登山者の数も少なくて祠前での撮影待ちが少なかったです。お昼を食べて後半戦に挑みます。
双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、行ったけどまだまだ奥深いな。いつか、また。
さて、ゆっくりしたので下山に向かいます。常念小屋方面はこんな感じです。軽アイゼンを持ってきましたが、なんとかなりそうです。着けずに慎重に降りていきます。
11/3 10:29
さて、ゆっくりしたので下山に向かいます。常念小屋方面はこんな感じです。軽アイゼンを持ってきましたが、なんとかなりそうです。着けずに慎重に降りていきます。
登って来られる方は皆さん着けてます。こっからだと、反対も降ってると思うよね。分岐まで降りてきました。もう大丈夫です。
前常念岳をかなり下ってきました。この辺りまでは気持ちよく下山できてます。でも、この先は厳しそうなのは昨日の山並みから想像できてます。
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11/3 10:58
前常念岳をかなり下ってきました。この辺りまでは気持ちよく下山できてます。でも、この先は厳しそうなのは昨日の山並みから想像できてます。
良く伝わらないかもしれませんが、此処から岩場の激下りです。両手両足を使いながらおしりもつけての約一時間は結構ひざをやられました。でも、危険です。慎重に慌てず、ゆっくりと。
2
11/3 11:15
良く伝わらないかもしれませんが、此処から岩場の激下りです。両手両足を使いながらおしりもつけての約一時間は結構ひざをやられました。でも、危険です。慎重に慌てず、ゆっくりと。
装備
| 個人装備 |
軽アイゼンを持っていきましたが使用せず。私は
常念岳から下って三俣の分岐まででしたが
まだそれほど凍っていなかったので何もつけずに慎重に下りました。常念岳から蝶ヶ岳方面への下りは全く問題ありませんでした。
|
|---|
感想
今回は、約2年ぶりの山旅でした。何かと天候不順に当たり山に行けませんでしたが、今回は晴天に恵まれて冬支度前に登ることができました。山々の小屋も連休が終わると閉鎖されるようで暫くは来ることができません。最後に、青空の元に北アルプスをはじめとする山並みを360度の展望で見ることができたのはラッキーです。だんだん思うように足が動かなくなりますが、体力に合わせた山歩きを続けていきたいなと思う今日この頃です。では、また来年も北アルプスで会いましょう。
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