ピラトコミ山
- GPS
- 12:19
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,507m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪崩による路盤破損で道道111号線は札内ダムゲートで通行止め |
写真
感想
今でも決して強いわけではないが、5年前に同じメンバーで挑戦し、私の歩速の遅さから撤退を余儀なくされた山で、リベンジを誓っていた。
今回、日高キチガイさんの計画発表に同じパーティメンバーkameさん。私が加わる形で再挑戦となった。
前日の札内ゲートは本州の車を中心に路上駐車が列をなしており、札内ヒュッテに泊まれないのではないかと危惧したが、実際は私どもの貸切となり、色んな話で盛り上がったりしんみりしたりと静かな宴(うたげ)を楽しんだ。
翌日は私の気合が空回り気味なのを感じながらのスタート。復讐に燃え上がる私をとめるものは何もない!!・・・・筈だった。
しばらくピラトコミの沢は流木やなんやらで水もなく正直こ汚い感じで進むが直角に曲がる地点から水が沢身に溢れ出し、小さいながらも懐かしいF1に出会い復讐の炎に心を燃やす。
しかしながら、続く小滝の連続にあえなくお助けロープ出番の山を築くことになる。
正直、何の上達のない私に少しがっかりである。(まあ分かってはいたのだが)
Co600の曲がり付近でいきなり目の前に流木の山と思いきや雪渓であった。油断がならない。
その後、小滝の連続であるが、なかなか気の抜けない滝が続き、何本かは巻いたり、落ちそうになりながら直登したりとみんなに付いていくのに必死となる。
で、いきなりまた800メートル付近で大雪渓が待ち構えており、遠くには曲がっていて全貌が拝めないが30メートルは見える滝が見える。(ganさんの本には20メートルと表記)
1000メートルを越えると曇り空は晴れに変わって、沢は細くなり小滝が連続するがこちらもなかなか気が許せない感じである。
1260と思った分岐は一本下で直ぐに元に戻り、素直に本流らしき沢の中を歩く。すでに水の流れはない。
1260から稜線までは泥付の草壁となっていて慣れていない私が大ブレーキ。
頂上に着いたのが10時半近い。
くだんのganさんの本には眺望のない山となっているが、1823とか遠くにカムエクだの日高らしい稜線が枝の間を縫って楽しめる。これは得したような気分だ。
30分間、愛おしく風景を楽しんで下山開始。
ここでもクライムダウンの技量のなさを露呈し、緊張の連続からヘトヘトになりながら、必死についていくのが手一杯である。懸垂下降は2本。
なんだかんだとヒュッテに着いたのが4時半でこの時点で12時間行動。
後はつまらない舗装歩きなのだが、リベンジできた満足感であっという間にゲートに到着。
今回の山行は自分の力で復讐に勝利したというより仲間の支えで連れて行ってもらった感が大きい。
日高キチガイさん。kameさん。本当にありがとう。
詳しくは日高キチガイさんのブログ「日高キチガイ」に投稿されています。
http://hidakayamatani.at.webry.info/
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