安足間岳〜北鎮岳〜旭岳
- GPS
- 10:57
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,920m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
天候 | 微風快晴 / 寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大雪山の山々を縦走してみた。
旭岳温泉のビジターセンターに駐車してスタート。気温マイナス13度、この時期としてはそこそこ寒い朝だった。ヘッドライトを点けて暗闇の森の中を進む。見上げると満天の星空。時々ライトを消して自然のプラネタリウムを鑑賞した。
計画ではロープウェイ姿見駅の(下から見て)右側方向に進んで最初に旭岳を登ってから反時計回りで縦走する予定だった。でも途中で道を間違えて左側方向へ進んでしまう。左に進むと旭岳は少しだけ遠回り。
予定のルートに戻ろうとヤブの急斜面を登るが暗くて斜面が良く見えないし雪が少ないしでうまく進めなかった。仕方がないので予定のルートに戻るのは諦めて最初に安足間岳を登ってから時計回りに縦走することにした。
裾合平まで登るとようやく明るくなってくる。快晴の空で旭岳の姿がドーンと見える。これから登る安足間岳の稜線もくっきり。裾合平の広い大地をひたすらトラバースしていく。風もなく雄大な景色を見ながらの快適な朝の散歩?だった。
ピウケナイ沢を大きく回り込んで当麻岳に延びる尾根に取り付く。アイゼンに履き替えてスキーは背負う。稜線まで登ると大絶景が広がっていた。当麻岳手前でパノラマを鑑賞しながらまったりと朝食。贅沢な朝飯だった。そこから安足間岳まではスキーで進む。
安足間岳でシールを外して東側の沢地形を滑る。浅いパウダーだけど超楽しい滑りだった。適当なところまで滑ったら再度アイゼンを履いて比布岳に登り返す。比布岳からはほぼ夏道を通って北鎮岳まで進む。この頃から少し風が出てくる。微風だけど超冷たい空気で微妙に寒かった。
北鎮岳からはお鉢平を進む。表大雪の山々の雄大な風景を見ながら歩いていると時間を忘れる。旭岳まではあっという間に到着した気分だった。結局比布岳への登り返しから旭岳の山頂までずっとスキーは背負ったままだった。旭岳の山頂は何故か風がなく暖かかった。まったりと滑る準備をした。
旭岳の山頂から滑り出す。北側の斜面の方へ滑っていく。尾根はデコボコ斜面で我慢の滑り。沢筋に入るとプチパウダーだった。下まで滑ると帰りが面倒なので適当なところからひたすらトラバースして姿見を目指す。岩が多くて涙目。眼下に雲海を見ながらのトラバース滑りは気分が良かった。
姿見から下は今日のだと思われるトレースが多数。それに沿って滑る。ヤブが多くて恐怖の滑りだった。それでも所々でプチパウダーが楽しめた。下の方は雪が重くて太ももが疲れる滑りだった。
スキーを背負っている時間の方が長かったのでこの時期は山スキーの機動力をあまり活かせないルートだと思った。もっと雪が安定した時期の方がいいのかもしれない。
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