記録ID: 2132242
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無雪期ピークハント／縦走
丹沢
鍋割山陵〜塔ノ岳〜表尾根（マルガヤ尾根↑烏尾尾根↓大倉より周回）ついでに大丸ピークも調査してみた。
2019年12月04日(水) [日帰り]
しゃとる
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:40
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,505m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:36
15:10
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
マイナールートのみコース状況を記載します。 歩く場合は自己責任でお願いします。 �．泪襯�ヤ尾根（山と高原地図に記載ナシ＆東丹沢登山詳細図に青破線で「道標なし 熟達者向」の記載アリ） 漢字で書くと「丸萱尾根」。道標ナシ＆テープ類ナシ＆踏み跡ほぼナシ。取付きポイントから右に伸びる踏み跡に引き込まれてその後タイヘンな事に…ってコトで序盤は間違いなくルートミスです。詳細図に「植林帯を直登」とあるので両手足総動員の4DW状態で強引に直登しましたが、落葉が堆積するズルズル急斜面で行き詰まり窮地に立たされるコト数回…何とか無事に928ピークに辿り着き事なきを得ましたが、思い返すと植林帯を右へ右へな感じに進んでいたのでそれが間違いかと。928Pからはヤセ尾根があったりで要注意ですが、尾根を辿ればそのうち鍋割山稜に合流します。ちなみに自分はこの尾根を下りに使う自信はありません… |
写真
未明の大倉に到着してしばらくすると、キレイな朝焼けが始まった。
途中でお尻が立派な雄シカに会った。
丹沢でツノの生えた雄シカってあんまり見ない気がする。
丹沢でツノの生えた雄シカってあんまり見ない気がする。
予定通りの1時間で二俣に到着。
前回は小草平コースだったので右に向かったが〜
前回は小草平コースだったので右に向かったが〜
ってコトでその踏み跡を辿って行くと、なんか方向違いな感じになったので適当な場所から直登開始〜！
ズルズル急斜面をヤブ漕ぎしながら四駆状態で登ります。ホールドになる木や岩があればいいんだけど、頼れる物がない場所も多くて行き詰まる事数回…
こりゃルートをミスったな…と思っても下るともっと危険が伴う状態…
3
12/4 8:03
ズルズル急斜面をヤブ漕ぎしながら四駆状態で登ります。
ホールドになる木や岩があればいいんだけど、頼れる物がない場所も多くて行き詰まる事数回…
こりゃルートをミスったな…と思っても下るともっと危険が伴う状態…
ホールドになる木や岩があればいいんだけど、頼れる物がない場所も多くて行き詰まる事数回…
こりゃルートをミスったな…と思っても下るともっと危険が伴う状態…
強引に登って行き詰まりそこから下る事も出来ずに、キックステップで足場を作りながら騙し騙し進んだりトラバースしながら、なんとか木が密集してるエリアに入ってホッと一息…
3
12/4 8:15
強引に登って行き詰まりそこから下る事も出来ずに、キックステップで足場を作りながら騙し騙し進んだりトラバースしながら、なんとか木が密集してるエリアに入ってホッと一息…
さらに続く急斜面を進んで行くと、なんか雰囲気が変わってきた！
おぉぉ〜美尾根ではないですか〜！
おぉぉ〜美尾根ではないですか〜！
もうちょっと早い時期に来たら、紅葉もキレイなんだろーなぁ〜
なんて思いながら高度を上げて行きます。
なんて思いながら高度を上げて行きます。
そしてついに928Pに到着〜！
余計なルートミスまでしでかしてタイヘンな思いをしたので、かなりの達成感に打ちひしがれます。
余計なルートミスまでしでかしてタイヘンな思いをしたので、かなりの達成感に打ちひしがれます。
達成感に浸りながら水分補給していると、後続者が数分後に登場。こんなマイナーな所で人に会うと、かなりビックリしますね。
何回もマルガヤ尾根をやってると言うこのソロ男性、颯爽と進行方向に消えて行きました。
カッコイイ…
12/4 8:51
達成感に浸りながら水分補給していると、後続者が数分後に登場。
こんなマイナーな所で人に会うと、かなりビックリしますね。
何回もマルガヤ尾根をやってると言うこのソロ男性、颯爽と進行方向に消えて行きました。
カッコイイ…
こんなマイナーな所で人に会うと、かなりビックリしますね。
何回もマルガヤ尾根をやってると言うこのソロ男性、颯爽と進行方向に消えて行きました。
カッコイイ…
至近距離でヘリが行ったり来たり。
鍋割山荘への荷上げのようです。
鍋割山荘への荷上げのようです。
鍋割山の向こうに、富士山がひょっこり見えた。
これが本日初の富士山〜
これが本日初の富士山〜
ふと見ると、大倉尾根の花立山荘。
その先に、三ノ塔〜大山と続く。
その先に、三ノ塔〜大山と続く。
大丸に到着。地形図を見ると、道標の立ってる場所はホントのピークではない？
ルート北側にピークがありそうだが、ロープで通せんぼしてある…
12/4 10:31
大丸に到着。
地形図を見ると、道標の立ってる場所はホントのピークではない？
ルート北側にピークがありそうだが、ロープで通せんぼしてある…
地形図を見ると、道標の立ってる場所はホントのピークではない？
ルート北側にピークがありそうだが、ロープで通せんぼしてある…
ってコトで先に進んで、通せんぼロープのない階段エリアから大丸ピークを目指してみる。
大丸の最高地点と思しき場所には、謎のストーンサークル。
その中心には、これまた謎の棒？が立っている…
その中心には、これまた謎の棒？が立っている…
これ以上行くと今後の行程に影響が出るので、尊仏ノ土平？が見えたこの辺りで引き返します。
中心に立ってる謎の棒を山頂標識に見立てて、ローアングル撮影してみた。
おにぎり食べながら、望遠レンズで富士山。
さすがに雲が増えてきたなー。
さすがに雲が増えてきたなー。
南アルプスは雲隠れ気味でしたが、鳳凰三山と甲斐駒はなんとか見えた。
ランチタイムを終えたら東側の展望も〜
崩壊が痛々しい寿岳の向こうに宮ヶ瀬湖。
崩壊が痛々しい寿岳の向こうに宮ヶ瀬湖。
これから進むルートを見る。
本日のラスボスは三ノ塔手前の烏尾山。
本日のラスボスは三ノ塔手前の烏尾山。
書策小屋跡通過時に、書策新道方面に向かう人が見えた。
自分もそのうちやらねばならないルートのうちの1つだ。
自分もそのうちやらねばならないルートのうちの1つだ。
行者ヶ岳のクサリ場。
誰も待ってる状態じゃないので、クサリは使わないで登ってみた。
誰も待ってる状態じゃないので、クサリは使わないで登ってみた。
いつかやりたい仲尾根が見える。
取付き地点の調査をしなければ〜
取付き地点の調査をしなければ〜
山と高原地図に「下降時、南の尾根に入らないこと」と記載されているポイント。
これじゃ南の尾根に入りようがない…
これじゃ南の尾根に入りようがない…
長〜い戸川林道を、同時下山したソロ男性と山談議しながら歩きます。
普段は退屈な林道歩きも、話しながらだと時間も短く感じました。
感想
登山口が限られる今の丹沢…それじゃ今回も大倉から未踏尾根で塔ノ岳周回にするか〜ってコトで、マルガヤ尾根で鍋割山陵に上がって烏尾尾根で表尾根から下りるプランで歩いて来ました。
下山に使った烏尾尾根は一般道なので問題ありませんでしたが、マルガヤ尾根の登りは手強かった〜思い返すと西山林道からの取付きですでにミスってたなーってな感じです。序盤にくる植林帯の急登は覚悟してましたが、ルート取りを間違えて更に難易度を上げてしまい、ズルズル急斜面で強引に登って行き詰まりそこから下る事も出来ずに、キックステップで足場を作りながら騙し騙し進んで、なんとか928ピークに辿り着いたのでした。
バリルートにはマイナスドライバーが使えると聞いたことがあります。
確かにズルズル急斜面に刺して握ればホールドになりそうだ。ってコトでこれからはポケットに1本忍ばせておこうっと。
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下りに使う勇気はないが、同感です。私も数度登りましたが、さすがに、下りは怖くて使えません。尾根尾根と向かって上るのは案外できますが、下りは尾根を外しやすく、外したら最期、戻り困難ですね。928P、無木立広場よかったですね。
roadwalkerさん コメントありがとうございます。
はじめてのバリルートはなるべく登りに使って、単独バリエーション遊びをしています。
今回のマルガヤ尾根は、下りに使うと尾根を外しそうなポイントが数ヶ所ありますね。
今回は登りなのに尾根の取付きからミスってましたが…^^;
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