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記録ID: 21386
全員に公開
沢登り
増毛・樺戸

浜益岳(1257m)浜益御殿(1038m)、雄冬岳(1197m)

1988年06月02日(木) 〜 1988年06月06日(月)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
26.3km
登り
2,495m
下り
2,495m

コースタイム

6月2日晴れ後曇り:幌(6:15)→小川標高590二股C1(13:45)
6月3日曇り:C1(5:40)→浜益岳(9:25ー9:40)→C1=C2(11:35)
6月4日曇り後雨:C2(4:45)→浜益御殿(8:20ー45)→千代志別川二股C3(13:50)
6月5日曇りのち晴れ 休養停滞
6月6日快晴 C3(4:20)→雄冬山(8:45-9:30)→海岸(13:45)
アクセス
群別岳より暑寒別方面(前回準備山行時)
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
群別岳より暑寒別方面(前回準備山行時)
浜益岳登り
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
浜益岳登り
C1
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
C1
小川
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
小川
浜益御殿の登り
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
浜益御殿の登り
浜益岳山頂周辺
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
浜益岳山頂周辺
浜益御殿山頂
2007年06月14日 23:48撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/14 23:48
浜益御殿山頂
浜益御殿山頂背景日本海
2007年06月15日 00:59撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/15 0:59
浜益御殿山頂背景日本海
浜益御殿より千代志別へ下る。行く手雄冬岳
2007年06月15日 00:59撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/15 0:59
浜益御殿より千代志別へ下る。行く手雄冬岳
千代志別川キャンプ、密林のいいじま
2007年06月15日 00:59撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/15 0:59
千代志別川キャンプ、密林のいいじま
雄冬岳より群別岳鋭峰を見る
2005年03月30日 11:20撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
3/30 11:20
雄冬岳より群別岳鋭峰を見る
雄冬岳より。後ろは群別岳
2005年03月29日 13:09撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
3/29 13:09
雄冬岳より。後ろは群別岳
雄冬岳周辺より
2007年06月15日 00:59撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
6/15 0:59
雄冬岳周辺より
雄冬岳より青い日本海
2005年03月30日 11:23撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
3/30 11:23
雄冬岳より青い日本海
赤岩川を下る
2005年03月29日 11:55撮影 by  CanoScan 9950F, Canon
3/29 11:55
赤岩川を下る

感想

【ルート】
小川→浜益岳→浜益御殿→千代志別川→雄冬岳→赤岩川
放校確実の飯島と、野崎、秀司と残雪の増毛を踏破しようということになった。増毛のツウな三ピークを残雪沢季節に総ざらいの計画。千代志別も赤岩川もあまり記録無かったと思う。
幌小川の河口の漁村集落、幌で最終バスを下りた。赤ちょうちんくらいあるだろうと見込んでいたがよろずやが1軒あるだけだった。ショックをうけたがそこでカップラーメンを買って宵の浜でレッドを傾けた。大海原の風景に酔った。

6/2
バス停で寝た翌朝、小川を登リ、途中の広い薮河原で休息していたらメンバーの秀司が直進してしまいはぐれたが、無事に二又の天場で焚火。雪渓はこれより上ベッタリ。
6/3
翌日この雪渓の上をスタスタ登り浜益岳をアタックしてきた。CO640二股で登山靴に履き替える。途中滝の出ているところで脇の雪渓から大きく巻くところあり。ピークは平らで、ガスでなにも見えなかったが、以前、敗退の群別南西稜から見たこの山は巨大な象のようだったのを覚えていた。鈍重な容姿をしていても、それがこの山の個性で魅力である。特に隣の群別が槍のような姿だけに、この山は映える。下りは真面目に磁石を切る。C1まで下り、二股で焚き火。
6/4
小川の二股から浜益御殿に登る。途中小滝でザイル出す。CO750で雪渓に乗リ始めたころ、蒼い日木海が見えてきた。ピーク付近はササの草原。残雪にひょいひょい乗リながらピークへ。広大な暑寒別山群の全貌がわかってきた。この山は広い。雄冬を目指し、千代志別川を下る。この沢は予期せぬでかい滝が次々と出てきて、不安になった。が、沢を間違えたわけでは無かった。巻いたり、アプザイレンを何度やったか忘れた頃に雨が降リだした。ずぶ濡れになって二又へ。何もかもぬれたのでフルチンでシュラフに入った。くたびれたので翌日はここで晴天停滞した。日なたぼっこに釣りをして一日過ごした。濡れた服を乾かすため、飯島が予備の股引をはいて密林をさまよう姿は、まるでオヤジだった。

すっかり養生して千代志別川左又を雄冬岳にむけてまた登った。小さなゴルジュがあっただけであとは何もなし。源頭でササの猛烈な藪漕ぎを抜け、見晴らしの良い頂へ。見よ!群別のピラミッドを。紺碧の日本海を。満足だ。僕らの作った計画だという満足感があった。下リの赤岩川は小さくきれいな沢だ。キンポーゲが水辺にたくさん咲いていた。足の置き場がないくらい。沢を下って日本海に出る。鮮やかな青い海が谷の先に見えて来た。海を見て、ヒッチ。

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