横尾山（カヤトの原からの大展望は一見の価値あり！）
山梨県
長野県
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 03:22
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 366m
- 下り
- 366m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:56
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 3:19
| 天候 | 曇りのち晴れ 風強め |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
信州峠は、長野県川上村と山梨県北杜市の境にある標高1,464mの峠です。 県境から山梨県側に50mほどの場所に路肩スペースがあり、10台程度駐車可能です。 以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-8124 ）からの引用です。 緯度経度：35.915981 138.542838 山梨県北杜市と長野県川上村の県境にある信州峠の県道沿いの路肩スペース。 山梨県側のアクセスは中央道の中央道の須玉インターチェンジを下りて国道141号線の清里・武川方面へ右折、北杜市役所入口の交差点を過ぎたすぐ先で増富ラジウム温泉郷の案内板で右折、つき当たりを左折して県道604号線（増富ラジウムライン）を進んだ後、みずがき湖の交差点で県道610号線の川上・黒金方面へ左折する。 長野県側のアクセスは中部横断自動車道の八千穂高原インターチェンジを下りて国道141号線方面へ右折し国道につき当たったら韮崎・清里方面へ右折、19.5kmほど先の市場の交差点で川上方面へ左折して千曲川と並行する県道68号線を進み、増富・信州峠の道標で県道106号線へ右折する。 県道は冬期通行止もなく通年通行可能で走りやすい。 駐車スペースの反対側に横尾山の登山口となる階段がある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道は終始明瞭で道迷いの心配はなく、危険箇所もありません。 登山口から緩やかな登りが続き、最後に急登を登り詰めるとカヤトの原に出ます。 カヤトの原から先は稜線歩きとなり、若干のヤセ尾根や岩場がありますが、特に危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | ＜ラジウム温泉郷 増富の湯＞ 内湯のみで露天風呂はありませんが、温度別（25℃、30℃、35℃、37℃、42℃）に浴槽が分かれています。 ミストサウナ（50℃）もあります。 入浴料金は830円（JAFやモンベル会員証提示による割引はありません）です。 URL https://www.masutominoyu.com/m-information.html |
写真
登山道から外れますが、左側に少し下ると開けているので、ちょっと寄ってみます。
あれれ、今日の天気予報は晴れだったはずですけど・・・。
右に曲岳、茅ヶ岳、金ヶ岳が見えます。
その左にあるはずの黒富士は、ここからだと高度が足りなくて見えないようです。
櫛形山のゆったりとした山容、双耳峰の笊ヶ岳はわかりやすいですね。
あの上がカヤトの原になっています。
あっちに進むと横尾山方面ですが、進まずにしばらくここに留まって写真を撮りまくりました。何せ、ここからの展望が素晴らしいのです。
何せ、ここからの展望が素晴らしいのです。
奥秩父山塊の山々。
小川山、瑞牆山、金峰山。
大ヤスリ岩をアップで。
山頂方向にやや傾いているんですね。
大ヤスリ岩の後ろに朝日岳も見えますね。
金峰山をアップで。
手前に飯森山や鷹見岩も見えますね。
金峰山の山頂部をアップで。
五丈岩が見えます。
それにしても雪がない！
小川山をアップで。
ちなみに見た目どおり、山頂は木々に囲まれていて、展望はありません。
富士山。
昨日、雨乞岳から見た富士山より鮮明で、さらに美しい！
バックにやや朝焼けの富士山。
いいですね！
曲岳の右後方に、毛無山が見えます。
毛無山の手前には蛾ヶ岳。
中央に茅ヶ岳と金ヶ岳。
右後方には七面山、山伏、櫛形山、布引山、笊ヶ岳。
櫛形山、布引山、笊ヶ岳。
右端の千頭星山の後ろに上河内岳が見えています。
カヤトの原からの展望_15南ア方面。
左から辻山、鳳凰三山、高嶺、間ノ岳、北岳、小太郎山、アサヨ峰、栗沢山、仙丈ヶ岳、甲斐駒、鋸岳。
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南ア方面。
左から辻山、鳳凰三山、高嶺、間ノ岳、北岳、小太郎山、アサヨ峰、栗沢山、仙丈ヶ岳、甲斐駒、鋸岳。
鳳凰三山、高嶺、間ノ岳、北岳をアップで。
仙丈ヶ岳と甲斐駒をアップで。
仙丈ヶ岳の山頂部は真っ白ですね。
八ヶ岳連峰（三ツ頭、権現岳、赤岳、横岳）をアップで。
編笠山と硫黄岳はここからでは見えません。
現在の気温、マイナス8.5℃！どうりで寒いわけです。
最初薄手のグローブを付けて登り始めたのですが、ここで写真を撮っている間に手が冷たくなってきたので、グローブを重ねました。
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どうりで寒いわけです。
最初薄手のグローブを付けて登り始めたのですが、ここで写真を撮っている間に手が冷たくなってきたので、グローブを重ねました。
寒いし、そろそろ横尾山に向かうとしましょう。
横尾山山頂からの展望_1中ア方面。
東川岳、熊沢岳、檜尾岳、三沢岳、伊那前岳、木曽駒、将棊頭山、茶臼山、大棚入山、入笠山、御嶽山。
御嶽山の手前に経ヶ岳。
手前は八ヶ岳の長〜く続く裾野の稜線。
中ア方面。
東川岳、熊沢岳、檜尾岳、三沢岳、伊那前岳、木曽駒、将棊頭山、茶臼山、大棚入山、入笠山、御嶽山。
御嶽山の手前に経ヶ岳。
手前は八ヶ岳の長〜く続く裾野の稜線。
東川岳、熊沢岳、檜尾岳、三沢岳、伊那前岳、木曽駒、将棊頭山、茶臼山をアップで。
御嶽山、経ヶ岳をアップで。
左手前は入笠山。
横手山、標高1,818m。
自分にとって、山梨百名山76座目です。
最後に間ノ岳と北岳をアップで。
手前は地蔵岳と高嶺ですね。
左手前に女山、右奥へ向かって男山、天狗山、御座山。中央奥に浅間山、前掛山、黒斑山、東篭ノ登山、西篭ノ登山、四阿山も見えました。
中央奥に浅間山、前掛山、黒斑山、東篭ノ登山、西篭ノ登山、四阿山も見えました。
特に名前はないようです。
男山もそうですが、あの辺りを車で走ると堂々とした山容を見ることができて、登ってみたくなりますね。
台風19号により、林道や登山道の崩壊が酷いらしいです・・・。
八ヶ岳連峰をアップで。
中央手前の雪が目立つ場所は、清里の美し森ですね。
三ツ頭と権現岳をアップで。
赤岳と横岳をアップで。
仙丈ヶ岳と甲斐駒をアップで。
アサヨ峰と栗沢山をアップで。
間ノ岳と北岳をアップで。
手前の地蔵岳のオベリスクも見えますね。
中ア。
三沢岳、伊那前岳、木曽駒をアップで。
カヤトの原からの展望（帰りに撮影）_12奥の御嶽山（中央から剣ヶ峰、摩利支天山、経ヶ岳を挟んで継子岳）と手前の入笠山をアップで。
入笠山の、あの広い雪の斜面をスノーシューで登るのが人気らしいです。
奥の御嶽山（中央から剣ヶ峰、摩利支天山、経ヶ岳を挟んで継子岳）と手前の入笠山をアップで。
入笠山の、あの広い雪の斜面をスノーシューで登るのが人気らしいです。
美し森をアップで。
なんであの場所だけ、あんなに雪があるんだろう？
金峰山の五丈岩をアップで。
小川山、瑞牆山、金峰山をアップで。
瑞牆山の大ヤスリ岩をアップで。
登山道で唯一見かけたゴミ。往路で見つけていましたが、帰りに通った時に残っていたら拾おうと思いひとまず放置しましたが、やっぱりそのままだったので回収しました。
まあ、往路で拾うと荷物になるし、拾いづらいですよね。
これで少なくとも横尾山までの登山道にゴミはなくなったはずです。
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往路で見つけていましたが、帰りに通った時に残っていたら拾おうと思いひとまず放置しましたが、やっぱりそのままだったので回収しました。
まあ、往路で拾うと荷物になるし、拾いづらいですよね。
これで少なくとも横尾山までの登山道にゴミはなくなったはずです。
車は3台に増えていました。
下山途中に数人の登山者に会ったので、2台はその方たちの車でしょう。
下山後は増富の湯へ。奥秩父山塊を登った人は、高確率でここに寄るのではないでしょうか。
前回、小川山に登った時にも寄ったので、今回で2度目です。
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奥秩父山塊を登った人は、高確率でここに寄るのではないでしょうか。
前回、小川山に登った時にも寄ったので、今回で2度目です。
色々あるんですね〜。
見て回りたくなりました。
温泉を出ると、空は晴れ渡っていました。幾度となく経験したこのパターン（笑）。
ですが、多分空は晴れても霞みが増して展望は悪化したはず。
・・・と思うことにします（悔しいのでw）。
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幾度となく経験したこのパターン（笑）。
ですが、多分空は晴れても霞みが増して展望は悪化したはず。
・・・と思うことにします（悔しいのでw）。
帰りは須玉ICから中央道に乗り、最初のSAである双葉SAへ。ここを通るときは、必ず寄るSAです。
そして、ここはこのような展望台もあって景色が素晴らしいのです。
ここを通るときは、必ず寄るSAです。
そして、ここはこのような展望台もあって景色が素晴らしいのです。
中央道 双葉SA（上り線） 展望台からの景色_1南ア方面。
唯一の不満は、前にある鉄塔が鳳凰三山の地蔵岳を隠してしまっていることです。
南ア方面。
唯一の不満は、前にある鉄塔が鳳凰三山の地蔵岳を隠してしまっていることです。
八ヶ岳連峰。
中央道 双葉SA（上り線） 展望台からの景色_4富士山。
SAを出てからしばらくは、あの富士山を正面に見ながら走ることができます。
最高ですね！
富士山。
SAを出てからしばらくは、あの富士山を正面に見ながら走ることができます。
最高ですね！
中央奥に農鳥岳、西農鳥岳。
右に大崖頭山。
農鳥岳の左手前に大唐松山。
甲斐駒と、その左に燕頭山。
鳳凰三山。
地蔵岳は、手前の鉄塔で半分以上隠れてしまいます。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：10.27kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
厚手フリース
長袖シャツ
長袖インナー
厚手ズボン
靴下
雨具
毛帽子
サングラス
靴
ザック
飲料
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
三脚
|
感想
今日は昨日と同じく山梨百名山の1座である、横尾山に登ることにしました。
標高1,464mにある信州峠まで車で行けば、そこから3時間程度で往復できるので、山梨百名山としてはお手軽な部類に入ると思います。
ここに決めた理由は、昨日登った雨乞岳からそれほど離れておらず、しかも短時間で登れるからです。
今日は帰りに中央道を走るため、いつもの渋滞に捕まる前に小仏トンネルを抜けたかったんですよねー。
何だかんだでいつも夕方〜夜の一番混む時間帯に中央道を走ることになってしまい、100％渋滞にハマるので、たまには渋滞無しで帰りたい！と思いました。
昨日は雨乞岳を下山して温泉に入った後、近くにある道の駅はくしゅうに寄って、尾白川の名水（何時でも誰でも、無料で汲み放題です）をしこたま汲んでから、さらに隣の道の駅 信州蔦木宿まで行って車中泊しました。
信州蔦木宿まで行った理由は、フリーWi-Fiスポットがあるためです。（はくしゅうにはないので・・・。）
信州蔦木宿は、もう何度も訪れている道の駅です。
情報発信スペースにPCを持ち込んでWi-Fiに繋ぎ、夜の9時過ぎまでレコを書いていました。
建物内は空調が効いていて暖かく、入ってくる人はほとんどいなかったので、レコ作成に集中することができました。
おかげで、レコ作成の進捗率で言うと60％くらい（日程・概要は書き終え、写真コメントも全枚数の半分くらいまで書き進めることができました。
我ながら、就寝までの時間を有意義に過ごすことができたと思います。
翌日の日曜日、朝5時に起床して身支度し、車で信州峠へ。
6時過ぎに信州峠手前の駐車スペースに着くと、自分が一番乗りでした。
駐車スペースの時点で気温はマイナス3℃。昨日に比べて肌寒いです。
予報では晴れでしたが、空は高曇りでした。
登山口の階段を登ると、勾配の緩やかな登りが続き、ウォーミングアップにちょうど良かったです。
しばらく歩いた先の急登を越えると、カヤトの原に着きました。
そこには、間近に小川山や瑞牆山、金峰山、右に視線を移していくと富士山、南アの山々、中アの山々、御嶽山、そして八ヶ岳連峰を見渡せる大展望が広がっていて感動しました。
横尾山へ向かうのはひとまず置いといて、写真を撮りまくりました。
登り始めたときは気になりませんでしたが、同じ場所に留まっていると、グローブを着けているのに指先が冷たくなってきました。
着けていたグローブが薄手のものだったせいもありますが、気温を確認してみると、何とマイナス8.5℃を指していました！
・・・どうりで寒いわけです。
急いでオーバーグローブを着けました。（ザックに入れておいて良かった〜。）
ちょっと失敗したのは、冬用ではなく、少し厚手のオールシーズン用のズボンを履いてきてしまったことですね。
まあ、身体を動かさないでいると下半身が少し肌寒い程度でしたけど。
夢中で写真を撮っていると、若いカップルさんが登ってきたので、挨拶。
お二人はカヤトの原で写真を撮って引き返していきました。
ひとしきり写真を撮った後、自分も横尾山に向けて出発しました。
稜線上に続く登山道には、霧氷が落ちたと思われる薄い積雪がありましたが、アイゼンは必要ありませんでした。
何度か緩いアップダウンを繰り返し、40分弱で横尾山の山頂に到着。
カヤトの原に比べると、アルプス方面にしか開けておらず、展望はイマイチでした。
山頂標に「槍・豆腐岩」とあり、ちょっと気になったのですが、地図を確認すると結構距離があるようなので、行くのはやめました。
カヤトの原まで引き返し、念のため、もう一度ひと通りの写真を撮りました。
（この時撮り直しておいて良かったです。早朝に撮ったものは、明るさが足りなかったのか、ズームした写真がかなりの枚数でボンヤリになっていたので・・・。）
寒いので、その後はサクッと下山しました。
（途中で何人かの登山者に会いました。）
信州峠前の駐車スペースに着いたのは10時15分、ささっと着替えを済ませて近くの増富の湯へ。
30分くらいで上がり、12時前には帰途に就くことができました。
中央道の双葉SAに、食事も兼ねてちょっと寄り道。
その後は中央道をスイスイ進み、渋滞無しのまま小仏トンネルを通過。
永福料金所〜高井戸ICの辺りで事故渋滞に捕まりましたが、それも5分程度で抜けられる小規模なものでした。
自宅最寄りのICを下り、途中にあるホームセンターへ買い物に寄りましたが、それでも15時半に自宅へ到着できました。
こっそり拍手
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