甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 15:08
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,469m
- 下り
- 2,577m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 6:14
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰りは、尾白の湯から小淵沢までタクシー。4,250 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場、梯子が多く、ハードな登りだ。 |
その他周辺情報 | 帰りは尾白の湯まで歩く。 登山口から30分程。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
前日までは、日光白根、谷川白毛門に日帰り、または一泊で甲斐駒ヶ岳を予定したが、台風19号の影響で通行止めだった黒戸尾根の登山道も修理が完了し、七丈小屋も正規に営業を再開したので、甲斐駒ヶ岳に決めた。できれば、テント泊にしたかったが、帰ってからの片づけを考えて、今回は小屋泊まりとした。この時期で、あの環境で、通年営業している山小屋は泊まる価値が高いと思う。
一昨年、11月下旬に登ったルートと全く同じだが、前回は前日の降雪によりかなりの積雪があり、9.5合目から上はまさかのラッセルに遭遇、2000mから上部はアイゼンを使用したが、今年は11月の八ヶ岳同様、やはり雪は少なかった。それでも、さすがに七丈小屋から上は冬山の様相で、朝方は前夜の強風が残っており、森林帯を抜けるあたりで、フードをかぶり、さらに9合目付近でバラクラバ、オーバー手袋を着込む。次第に予報通り風は弱まったが、冬山はいくら暖冬と言っても、冷えこみは厳しい。装備の大切さを実感する。
前日の夜に甲斐駒ヶ岳に決めたため、山小屋、タクシー供に朝の電車の中で予約した、山小屋は少し混んでいるとの事であったが一人なの大丈夫だと言われたので、タクシーも日野春駅へ迎車をお願いした。始発の電車で行けば、8:15には日野春駅に到着するので、七丈小屋泊まりには丁度いいが、テント泊だとザックの重さを考えるとプラス1時間はかかるので、16:00着がやっとだろう。
さて、尾白川の駐車場は3割程度の混みようだが、天候がいい為だろうこの時期としては多い。ここから七丈小屋までは標高差が1700m程、途中鎖場、梯子、そして緩急の登りが連続しており、6時間程度の長丁場だ。前回の様に、途中アイゼンを装着するとその重みが結構応えるが、今回はアイゼンを装着する事なく小屋まで行けのは助かった。とは言えやはり厳しい。山小屋へは15:00に到着したが第二小屋の13番と言われたので、多分第1小屋の宿泊者と合わせて20人強といった程度なので、それほどの混み様でもない。第二小屋は結構な空きがあり私の両隣とも空いていおり、お陰で熟睡できた。
翌日は予報によれば朝方の強風が激しくもその後急激に収まるとの予報。強風を避けるべく6:00位に出発と予定していたが、ほかの登山者の出発が早く4:00には起きてしまい、5:00過ぎに出発となった。予報通り朝方は前述の通り風が強かったが、日の出ともに急に収まり出した。
一昨年9.5合目から1時間掛けたラッセルも、この日は先行者のトレースに従い30分で頂上へ到達する。七丈小屋から頂上まで往復3時間。駒ヶ岳神社から小屋までが往復10時間なので、トータル13時間となる。夏場の日が長い時であれば日帰りも可能だが、今の時期では大分厳しいと思うがそれを実行する登山者もいるから関心する。
山頂から眺めると、北岳、仙丈、塩見の南アは頂上部分は白いが、八ヶ岳の頂上は全く雪がない。それでも遠く北アルプスを見ると雪の少なさを感じさせないくらい真っ白だ。内陸の山までまだ雪が到達しない感じだ。
さて、風が弱いとは言え、標高3000mの冬山ともなると、頂上で休憩していると体が冷えるので夏山の様に長居をする気にはならない。20分ほどで頂上を後にする。夏場だと岩場の下りは結構大変だが、冬は積雪で隠れている為、逆に降りやすい場所が多いが、この下りはそれな感じがする。(夏場を知らないが、駒津峰への下山も同じ事が言える)
小屋から頂上までの往復では、凍結でハイドレーションが使えなかったが、小屋からの下りではハイドレーションを利用しようとセットした。ところが、ザックの詰め替えの際に栓が緩んだ様だのか、しばらく歩くと腰からお尻にかけて冷たいものを感じる。休憩する平場もなかったので旧屏風小屋鞍部にてアイゼンを外すまで30分ほど歩く。ザックの中を見ると、ハイドレーションにいれたお茶はすべて抜け落ちており(200cc程度)、ザックのしたが浸水状態だったので、中身をすべて出してザックを逆さまにしてとりあえずは水抜きをして乾かす。十分に乾きはしないが、幸いザックの中身に支障がないので、20程休憩後パッキングして出発する。歩き出すとほとんど気にする事なく、下山した時には殆ど乾いてしまった。以前から、ハイドレーションで水栓を逆さまにする事に対して漏水するのではと不安感があったが、まさに的中であった。
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