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Yamareco

記録ID: 2150898
全員に公開
アイスクライミング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣

2019年12月20日(金) 〜 2019年12月21日(土)
 - 拍手
tanukigo その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
21:15
距離
19.2km
登り
3,161m
下り
3,180m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:48
休憩
0:11
合計
5:59
7:25
7:25
102
9:07
9:14
68
10:22
10:23
30
10:53
10:53
90
12:23
12:26
8
12:34
12:34
44
13:18
2日目
山行
15:01
休憩
0:16
合計
15:17
4:17
594
14:11
14:11
39
14:50
14:50
25
15:15
15:16
69
16:25
16:29
4
16:33
16:37
37
17:14
17:16
9
17:25
17:27
48
18:15
18:16
75
19:31
19:33
1
19:34
ゴール地点
天候 20日 晴れ
21日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
七丈小屋
1日目はアプローチの為写真無。
いきなり2日目。下降地点の六丈沢の目印の石塔
2019年12月21日 04:46撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
12/21 4:46
1日目はアプローチの為写真無。
いきなり2日目。下降地点の六丈沢の目印の石塔
六丈沢下部のトラバース
此処を渡れば坊主の滝上へ出れる
2019年12月21日 06:45撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5
12/21 6:45
六丈沢下部のトラバース
此処を渡れば坊主の滝上へ出れる
黄連谷に降り立つ
2019年12月21日 07:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 7:08
黄連谷に降り立つ
15m滝
中央にポッカリ穴が開く
2019年12月21日 07:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
12/21 7:12
15m滝
中央にポッカリ穴が開く
ラインを選び登攀開始
2019年12月21日 07:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 7:17
ラインを選び登攀開始
予定していた左俣
取り付きから望む状態は悪そうなので右俣へ転進
2019年12月21日 07:21撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 7:21
予定していた左俣
取り付きから望む状態は悪そうなので右俣へ転進
フォロー
2019年12月21日 07:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 7:26
フォロー
左俣取り付き
2019年12月21日 07:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 7:26
左俣取り付き
右俣取り付き
2019年12月21日 07:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 7:26
右俣取り付き
右俣
出だしは氷雪も無く河原歩き
不安が募る
2019年12月21日 07:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 7:38
右俣
出だしは氷雪も無く河原歩き
不安が募る
氷が出てきたと思えば釜
2019年12月21日 07:49撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 7:49
氷が出てきたと思えば釜
高度を上げるにつれ氷瀑が現れる
2019年12月21日 07:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 7:51
高度を上げるにつれ氷瀑が現れる
一気に氷床が現れる
2019年12月21日 07:57撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 7:57
一気に氷床が現れる
快適な登攀
2019年12月21日 08:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 8:07
快適な登攀
フリーで
2019年12月21日 08:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 8:13
フリーで
奥千丈の滝
2019年12月21日 08:21撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 8:21
奥千丈の滝
永遠とナメが続く
2019年12月21日 08:30撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5
12/21 8:30
永遠とナメが続く
奥千丈の滝を抜け上部瀑流帯へ
積雪が無くナメが続いた為、奥千丈の滝と上部瀑流帯の境が分からなかった
2019年12月21日 08:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 8:33
奥千丈の滝を抜け上部瀑流帯へ
積雪が無くナメが続いた為、奥千丈の滝と上部瀑流帯の境が分からなかった
インゼル分岐
左の方が広くて本流に見えるがルートは右
2019年12月21日 08:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 8:38
インゼル分岐
左の方が広くて本流に見えるがルートは右
25m滝
2019年12月21日 09:05撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 9:05
25m滝
フリーで抜ける
2019年12月21日 09:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 9:13
フリーで抜ける
徐々に積雪が増える
2019年12月21日 10:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
12/21 10:17
徐々に積雪が増える
所々現れる小氷瀑
2019年12月21日 10:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
5
12/21 10:41
所々現れる小氷瀑
奥の滝登攀開始
1P
寝てるように見えるが意外と悪い
2019年12月21日 11:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 11:35
奥の滝登攀開始
1P
寝てるように見えるが意外と悪い
2P
立っている様に見えるが取り付いてみると快適
2019年12月21日 12:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
12/21 12:07
2P
立っている様に見えるが取り付いてみると快適
奥の滝を抜けるとラッセル
2019年12月21日 13:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
12/21 13:05
奥の滝を抜けるとラッセル
スカイライン目指しラッセルに喘ぐと山頂直下の一般道へ突き上げる
2019年12月21日 13:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 13:33
スカイライン目指しラッセルに喘ぐと山頂直下の一般道へ突き上げる
下山時
シンボルの対剣
2019年12月21日 14:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6
12/21 14:23
下山時
シンボルの対剣

装備

個人装備
60mシングル1本 120スリング3本 180スリング1本 アルパインヌンチャク3本 13cmスクリュー4本 17cmスクリュー7本 22cmスクリュー1本 ノミック リンクス  左俣用装備 右俣で使用したガチャ 13cmスクリュー2本 17cmスクリュー2本

感想

暖冬と騒がれるも、年の瀬も迫り冬至を目前に高所山岳地帯ににては、氷の発達に期待を持ちながら甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷へ氷を楽しみに行ってきました。

今回の山行に用意できた日数は二日間の為、軽量化を図り七丈小屋ベースにて1日目アプローチのみ、2日目 黄連谷、遡行のち下山の計画で山行に挑みます。

1日目 本日は七丈小屋までのアプローチのみの為、すっかり日が昇ってから竹宇神社にて安全祈願をした後、行動開始。 小屋までのアプローチの為、久々にゆっくりと足を進め五合目小屋跡地へ到着。此処まで一切積雪は無く暖冬の影響を実感し、期待していた氷質へ不安を抱きながら七丈小屋へ到着。 小屋泊にて一日目行動終了。

2日目 早朝より行動開始。頭上から伸びる一筋の明かりを頼りに一般道を辿りアプローチ開始。
六丈沢より下降。積雪は無い為トレースは無く、ただでさえ分かり難い下降路にヘッデンの明かりに頼る下降は神経を使いながら、六丈沢と尾根を絡め慎重に高度を下げ、下部にて左岸へ渡ると坊主の滝上に降り立ち、夜明けを迎えます。
直ぐに現れる15mの滝は中央にポッカリ穴が開き今後の行程に不安を抱きながらも慎重にラインを選び抜けると二俣へ到着。取り付きから望む左俣は非常に悪く昨日、小屋にて情報を得ていたことも有り、リスクの大きさから左俣は断念。  右俣に進路を取ります。
右俣も出だしは殆ど氷は無く絶望を感じながらも小氷瀑を越えるにつれ徐々に氷床が現れ奥千丈ノ滝に着くころには綺麗に張り出した氷の回廊が現れました。
左俣の断念、右俣の出だしの絶望感から一転、一気に登攀意欲が湧き永遠と続く様な氷の回廊を詰めて行きます。 積雪は殆ど無い為、奥千丈ノ滝と上部の瀑流体の区別がつかないまま数百メートルも有ろう回廊を詰めインゼル到着。
高度を上げるにつれ徐々に積雪が現れるが問題無く足を進め、10m、25mの氷瀑を越え奥ノ滝到着。 今まで重りと化していたロープをようやく使用。
1P 取り付きからは寝ている様に見える氷瀑も、取り付いてみると氷が薄く以外に悪い。60mいっぱい延ばし立木でピッチ切る。
2P 短いが立った氷瀑。見た目より登攀しやすく快適に抜けると上部は雪壁。
奥ノ滝を抜けると再びロープは重りと化し、一気に積雪が増えた雪面をラッセルに喘ぎながら上部のスカイライン目指し高度を上げ、山頂直下の一般道へ突き上げました。
登攀の喜びを胸に早々に下山開始。
五合目小屋後付近より日没を迎え、ヘッデンの明かりを頼りに高度を下げて行きました。
黄蓮谷を遡行した後 、酷評で名高い黒戸尾根の下降は、正に試練と言っても過言ではなかった。竹宇神社に着き時計を見ると20時前。実に行動時間は15時間を超え久々に充実した山行となりました。  とは言え、今シーズンも目的である左俣は敗退。
また黒戸尾根の試練を受けに行こう。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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