沢上尾根ノ頭→浅間嶺→払沢ノ峰 〜午後から東京里山探訪〜

2019年12月29日(日) [日帰り]

• GPS: 04:34
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,089m
• 下り: 1,110m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:34

12:01 払沢の滝入口バス停
12:14 12:16 払沢の滝
12:25 12:25 払沢の駐車場
12:41 12:44 時坂路傍施設便所
12:49 12:50 時坂峠
13:01 13:04 沢上尾根ノ頭
13:13 13:13 時坂峠
13:55 14:19 浅間嶺展望台
14:33 14:33 入沢山
14:38 14:39 天領山
14:45 14:45 松生山
14:50 14:52 松生峠
15:08 15:08 払沢ノ峰
15:19 15:19 内蔵ノ助山
16:00 16:00 笹平バス停
16:13 16:13 馬場バス停
16:29 16:29 吉祥寺滝
16:35 16:35 本宿役場前バス停
16:35 ゴール地点

浅間尾根は、かつての檜原村の交易のメインストリート。歴史の浪漫を感じる道。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（行き）
JR五日市線　武蔵五日市駅下車
武蔵五日市駅BS→（西東京バス）→払沢の滝入口BS下車
（山行）
（帰り）
本宿市役所前BS→（西東京バス）→武蔵五日市駅BS着　帰宅

コース状況／危険箇所等

行程中、バリルート箇所もあるが、道筋、踏み跡明瞭。
沢上尾根ノ頭までの道には、NHK関連の設備あり。
未だに松生山〜笹平BS間は破線ルートなのかな？踏み跡は薄いところもあるけど、一筋の尾根道なので迷うことはなく、ほぼ一般登山道。

その他周辺情報

瀬音の湯
http://www.seotonoyu.jp/

檜原とうふ ちとせ屋
http://www.hinohara-tofu.com/

東京裏山ベース
http://www.ura-yama.com/

などをうまく利用すると、計画にバリエーションが広がるかも。

写真

12/29 11:57

天気が良かったので、午前中に家の仕事を済ませて午後から東京里山探訪へ。東京都檜原村の払沢の滝入口BSに、正午ごろ到着。山行（散歩）スタート。

12/29 11:57

バス停近くの「ちとせ屋」は人気の豆腐屋さん。今日も立ち寄り、うの花ドーナツを購入。100円。

12/29 12:08

ホクホクに温かく、美味。今日まず最初は、久しぶりに払沢の滝を見に行く。

12/29 12:14

滝に行く途中の、忠助淵。エメラルドの滝壺がgood。

12/29 12:20

そして、払沢の滝に到着。何年ぶりだろう。いつ来ても幻想的で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑。

12/29 12:41

滝見学の後、目指すのは里山、沢上尾根ノ頭。道中、古道らしきものが、沢上尾根ノ頭方向に伸びていた。今日は時間がないので行かないが、通れる道なのかな？

12/29 12:52

道路歩きと、ショートカット登山道歩きを繰り返し、進む。

12/29 12:55

沢上尾根ノ頭へは、この道路の右側の尾根に登っていく。途中、NHK関連の設備があり、踏み跡もある。

12/29 13:06

そして檜原村の里山、沢上尾根ノ頭に到着。眺望など何もないが、隠れ家的で雰囲気のいいピーク。

12/29 13:18

そして、来た道を戻り、お次は浅間嶺方面へ。かつては荷駄を積んだ馬が行き交う貿易道の浅間尾根。途中には石仏や馬頭観音がある。

12/29 13:27

そして、ここもお気に入りスポット、峠の茶屋。ここまで道路が通じていてチャリや自動車でも来られるので、訪れる人も多い。

12/29 13:28

峠の茶屋からは、御前山や大岳山の迫力の展望が楽しめる。ここからのアングルだと、特に御前山の迫力がすごい。

12/29 13:32

昨年に閉店してしまった、そば処みちこ。古民家の素晴らしき雰囲気の店だったのに残念。諸行無常である。

12/29 13:44

登るにつれ、三頭山など西側の展望が広がってきた。

12/29 13:45

御前山の稜線と大岳山の稜線。何年か前、三頭山から大岳山まで歩いたなぁ。

12/29 13:51

まだ雪が残っている北斜面の道を進むと、浅間尾根の稜線にのる。

12/29 14:03

そしてここもお気に入り、浅間嶺の展望台へ。

12/29 14:04

浅間嶺、到着。360度の眺望。

12/29 14:07

浅間嶺まで登ると、北西方面、御前山の左側に石尾根縦走路が見えてくる。

12/29 14:07

北東方面、馬頭刈尾根。左から大岳、富士見台、鶴脚山、馬頭刈山。

12/29 14:08

南に目を転ずると笹尾根の向こうに丹沢。こちらは少し雲がかかっているが、丹沢三峰は確認できる。

12/29 14:11

おや？辛うじて富士も見えている。

12/29 14:11

富士にzoom。おそらく今年最後の山行となるが、富士を拝めてラッキー。

12/29 14:14

さあ、令和元年最後の山飯。食べながら北側の山座同定を楽しむ。

12/29 14:21

奥、左のピークは三頭山。そしてそれに続き、砥山などの稜線。

12/29 14:20

最奥に雲取山。左は七ツ石山、右は高丸山。

12/29 14:26

浅間嶺からの眺めを十分に満喫。今日は午後だけ短時間山行なので、そろそろ下山。尾根を松生山方面に進む。

12/29 14:29

落葉で明るい奥多摩の冬景色。

12/29 14:37

入沢山。以前来たときは鬱蒼とした木々の中にあったような気がする。伐採されたのかな？

12/29 14:41

そして、天領山。

12/29 14:47

そして、アンテナが見えてくれば松生山。

12/29 14:48

松生山ピークの山名標。御前山の稜線と鋸尾根の稜線の間に、蕎麦粒山など長沢背領の稜線が見える。南側には富士も見えるのだが、既に雲隠れ。

12/29 15:11

お次は、払沢ノ峰。このルートは破線ルートであるが、道標が時々あり、安心できる。

12/29 15:12

払沢ノ峰からは、東京の街並みが見える。

12/29 16:02

途中激下り区間もあるが、基本は尾根筋を進みながら下る。そして檜原街道が見えてきた。

12/29 16:04

笹平BSにてゴール、と思ったが、次のバスまでなんと30分。こういうときは歩いて行けるところまで行く。

12/29 16:32

檜原街道を歩きながら、以前この辺にあったバケモノ山の存在を思い出す。

12/29 16:44

そして本宿市役所前のバス停にて、ちょうどバスが来て本日の山行これにて終了。

12/29 17:10

今年もいろいろな山行ができた。そして毎回無事で何よりである。まあ何はともあれ、早く帰って晩酌だ。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

JiroDai

　最近は他県に山歩きをしにいくことが多いが、数年前はよく奥多摩のあちこちを歩いたものだ。東京里山100選の山々の中には、さりげなすぎて行っていない低山が約20座あり、再び地元に目を向けさせてくれる。時間を見付けて、里山探訪をしていこうと思う。地元奥多摩の山歩きは、初心に返ることができるし、何より落ち着ける。奥多摩の山域はまさに心のふるさとであると感じた山行であった。