上州三山/赤城山
- GPS
- 03:18
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 578m
- 下り
- 577m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:19
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
おのこ駐車場(無料)を利用。100台駐車可能らしい。公衆トイレあり。 周辺にはその他にも黒檜山登山口駐車場、赤城神社、大洞、赤城公園ビジターセンター等の無料駐車場がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 登山者も多くルート上は明確なトレースがあった。積雪は吹き溜まった所で膝下程度、強風のため表面はクラスト状。 危険箇所は案内図で幾つか崖の近傍が表示されているがルートを歩いている限りは問題は無い。 アイゼンは黒檜山から駒ヶ岳に向かう下りから着用。軽アイゼンでも十分な程度だった。 わかんを持参したがクルマにデポ。 赤城神社が最も氷結が激しく一番危険だったかも。 クルマでの帰路でも四輪ドリフト状態になったヘアピンカーブがあった。 |
写真
感想
昨年も百名山の一つ美ヶ原の雪山ハイクで始まったが今年も百名山の一峰赤城山の雪山ハイクで幕開け。流石に上州、出だしは北風が強くて気温以上に寒かったが、徐々にガスも晴れて霧氷の輝く絶景を楽しむ極上スノーハイキングを楽しむことができた。2020年も良いスタートを切れた。
赤城山の麓まではGoogle Mapによると200km足らずで2時間半で到着する。なので朝はのんびりと5時過ぎに湘南を出て秋川駅でI久保さんと合流して圏央道から関越道へ。順調に進んでいたがちょうど前橋ICで渋滞だった。でも前橋で降りるので渋滞にも出合わずに済んでラッキー。前橋からは正面に赤城山を見ながらのドライブ、左を見ると上州三山の一つの榛名山も展望できる。大鳥居を過ぎるとぐいぐい標高を上げていき標高900mを越える辺りから路傍に積雪、路面に凍結が見られるようになってきた。慎重に走って目指す大沼湖畔のおのこ駐車場に着いた。到着時には既に20台程度クルマが停まっていて流石百名山と言う感じだ。
外気温は-5℃だったがクルマから外に出た途端に強烈な北風に叩かれて寒いのなんの。そんな中で装備を整えて出発。歩き出すと顔は北風を正面に受けて冷たいものの体の方は温まってくる。大沼は半ば結氷していたが、北風に吹き曝しになっている赤城神社の駐車場が一番激しく凍り付いていた。朱塗りの本殿にお参りして黒檜山登山口へ。その手前にも駐車場があり十数台停まっていた。駐車場から300mで登山口だがこの辺りは風が弱い。沢山の登山者が列を作って登って行く。100m程登ると霧氷が現れだした。大沼の展望もどんどん広がっていく。尾根に取り付いて1550m迄登ると「アンテナ山の左どなりに富士山」の標識があり、振り返ると確かに140km先の富士山が良く展望できた。黒檜山の山頂域はガスが覆っているが徐々に陽も射してきて陽光に輝く霧氷が美しい。この辺りからの登りはちょっとキツイ所だけど駒ヶ岳からの縦走路に合流した後は傾斜も緩く霧氷の回廊が続き正に絶景。
黒檜山に到着すると更に2分先に絶景ポイントがあると言うので足を延ばすことにした。行ってみると晴れていればさぞや、と言う感じだったのが一瞬ガスが晴れて麓の街まで望むことができ、また別の瞬間にはガスの晴れ間から白く大きな浅間山が見られた。すべて展望できるのも最高だけどもほんの一瞬と言うのも良い出会いだ。そろそろ休憩も欲しい感じだが風が弱いところが良いねと言うことで駒ヶ岳に向かって進む。さっき通った分岐の先にまた鳥居があったが御黒檜大神が祭られている。その先にもまた絶景ポイントがあり東の眺めが良いようだったが残念ながらガスのせいでそれは望めなかった。でも富士山は変わらず展望できた。そこから大タルミまで200mの急な下りがあるが凍った階段が続くのでアイゼンを着けて行った。100mも下るとガスから出て東に筑波山も望めるようになった。最後に少し登って駒ヶ岳山頂に出た。山頂からは全周良い展望が開けている。特に東を見ると足元からずっと平地が続いていていかにも関東平野の縁に立っていると言う感じだ。駒ヶ岳を少し下ると風も無くてポカポカ陽光を感じられる台地があったのでそこで小休止。休憩ポイントからの下りは30分程度だけど結構急勾配で設置されている階段が意外と曲者だった。
おのこ駐車場に帰着すると未だ午前中だった。温泉に入って行こうかと話していたけど渋滞に巻き込まれる前に帰れるかも?となって真っ直ぐ帰ることにした。関越道の高坂SA付近でいつものサグ渋滞があったものの後は順調に湘南まで帰ることができた。赤城山を巡るルートはいろいろとあるし秋も絶対良いだろう。歳を取っても楽しめる山域だ。
一年のスタートを絶好の雪山ハイクで切ることができた。今年も良い山行ができるようにと思う。安全と健康にはそろそろ注意が必要な歳ですね。
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