楽古岳/コイボクシュメナシュンベツ川
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,120m
コースタイム
5:00楽古山荘‐6:05Co530二股‐8:00ゴーロ帯-10:40ドラム缶‐11:05稜線‐
11:15楽古岳11:45‐14:00夏道登山口‐15:07楽古山荘
天候 | 晴/曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは楽古山荘前に有り。 楽古山荘は2階10名、2階20名程度収容可能。 とてもきれいで快適、大事に使わせていただきましょう。 |
写真
感想
やはり夏場は予定が決めきれない。
祭りや行事続きの中、盆休みも取らずに働いたのだから、
この土曜日は早仕舞いして移動してしまえということになった。
楽古岳は南日高のきれいなトンガリで、夏道完備、山荘付の
とってもフレンドリーな山だ。
即ち、山荘に泊って、沢を巡って、夏道スキップ下山という
丹沢みたいなことが出来てしまう。
しかして、前回の芽室川も同じ条件だったはずだが、雪渓と
藪にやられてスキップどころの騒ぎじゃなかったではないか。
オダっているとまた痛いメに遭うゾと気を引き締めて野塚峠を越える。
大樹あたりの天気はガスガスのひえひえだったけど、浦河に抜けたら
爽やかな青空だ。
途中、翠明橋公園には例によって沢屋サンたちがたむろしている。
いいぞ、はりきって行こー。
国道236号から左に折れて牧草地の道を行く。
眼前には楽古、十勝が肩を並べている。
メナシュンベツ川沿いに9km程で楽古山荘。
広い駐車スペースには4台。
下山宴会が終わった夏道登山のパーティーと遅くに降りてきた
沢のパーティーで賑わっている。
2階に陣取り作ってきた弁当とビールで安着祝い。
備え付けの布団に寝そべってチビチビやっているうちにオチた。
2階は思いのほか暑く、下界よりも寝苦しかったが
睡眠充分で4時起床。
サクッと朝飯やっつけて5時出発。
始めは作業道跡を辿る。間もなく笹の覆いかぶさった踏み跡。
山荘裏から入渓もありだが、単調な川原歩きをなのでパス。
一本でCo530二股。入渓。
十勝岳直登沢が流入してくる。やる気にさせる出合だ。
岸の立った本流を10分ほどで一発目の滝。
左岸を巻くがステップが大股で高さが怖い。
一段降りてニョボをショルダーでクリア。
小さなゴルジュ地形の小滝と開けた川原を繰り返すと
Co600過ぎから大物が出てくる。
水線から外れずにサクサク行く。
Co700付近で伏流になり大ゴーロ帯。
陽が差し始め照り返しで焼けるように暑い。
この先の左手から100m滝が落ちてくる。
けど、100mは無いと思う。
本流は右に曲がる。左岸沿いから直登。
ここから先は平らなところがほとんど無い連瀑帯。
越えても越えても先にあるのは滝ばかりで、おいおいってカンジだ。
登ってみれば傾斜も高さも感じるが、ぬるぬるもいないし
ホールド、スタンスばっちりの順層でとっても快適。
日差しもやってきたので、シャワーでガンガン行く。
遊び無く高度を稼ぐと直下へルンゼが続く。
シンプルに水量の多い沢形を選んで詰めあがる。
稜線が目の前になった頃、突然のドラム缶。
謎だがここの名物で当たらないヒトも多いみたい。
ドラム缶から30分で札楽古ルート側の稜線。
5分で頂上。こちらも噂の看板がお出迎え。
濡れ雑巾な体に風が気持ちいい。
襟裳岬をはさんで広尾と浦河両方の太平洋が見える。
全日高さえ見えているんじゃないかという好天。
ありがとうございます。
珍しく長居して頂上発。
夏尾根肩までは稜線漫歩。
そこからは脳みそが揺れる馬鹿下り。
北海道にはありえない暑さ。
膝が大笑いを始めたころ、1000mを下りきり川岸の道。
途中、沢で名残りを惜しみながら楽古山荘に下山。
楽しい楽しい山登りが出来ました。
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