那須岳（茶臼岳）

2020年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 7.5km
• 登り: 650m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 1:28
• 合計: 4:36

8:41 大丸駐車場
9:06 9:06 那須ロープウェイ山麓駅
9:21 9:21 峠の茶屋駐車場
9:26 9:29 登山指導所・登山ポスト
9:44 9:44 中の茶屋跡
10:04 10:26 峰の茶屋跡避難小屋
10:28 10:29 硫黄鉱山跡
10:50 10:50 お釜口
10:53 10:54 山頂口
11:01 11:45 那須岳
11:53 11:53 山頂口
12:09 12:10 硫黄鉱山跡
12:15 12:30 峰の茶屋跡避難小屋
12:42 12:42 中の茶屋跡
12:52 12:53 登山指導所・登山ポスト
12:56 12:56 峠の茶屋駐車場
13:04 13:04 那須ロープウェイ山麓駅
13:15 13:15 大丸駐車場
13:17 ゴール地点

峰の茶屋跡避難小屋付近では強風に注意。
峰の茶屋跡避難小屋までは軽アイゼンやチェーンスパイクの方が快適に歩を進められますが、その先は12本爪などのアイゼンがあった方が安心と感じました。

天候

晴のち曇時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸温泉下の県営駐車場（無料）に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは駐車場隣接のトイレと登山指導所にありました。
危険箇所はほぼないです。強風時に鞍部になっている峰の茶屋跡避難小屋付近で注意することと、山頂直下に少し急登があり完全に凍結するようだと軽アイゼン・チェーンスパイクでは厳しいのではないかと感じました。今回はまだそこまで至っていませんでした。

その他周辺情報

大丸温泉旅館で日帰り入浴（露天は混浴／1,000円）
少し下った那須湯本温泉街の温泉用に1,000円で3枚セットのチケットがあると売店の方に教わりました。

写真

1/11 8:04

駐車場にたどり着くまでは空が曇っていましたが、山の方は晴天です。

1/11 8:09

駐車場隣接のトイレに登山ポストがありました。
トイレも綺麗（水洗・ウォシュレット）でした。

1/11 8:43

駐車場から最初の階段。トイレの右側から登り、登り切って振り返って撮影。取り付きまで軽アイゼンにするかツボ足にするか迷い、この坂を登って判断しようと考えました。

1/11 8:43

階段を登り切ると車道を横切ります。一応、通行止め区間ですが注意。

1/11 8:43

この手前の坂（階段）で軽アイゼンを付けようと判断したので、ここで装着。

1/11 9:01

晴れて気持ちの良い中進みます。

1/11 9:04

那須ロープウェイ の山麓駅に到着。12月から3月下旬まで営業していません。

1/11 9:05

雄大な山が見えてきました。朝日岳でしょうか。

1/11 9:08

山頂駅までのロープウェイの軌跡が見えます。

1/11 9:08

ここで標高1,390m。山頂までの標高差は500m強とそれほど登るわけではありません。

1/11 9:09

駐車場と峠の茶屋までの中間ポイントのようです。

1/11 9:25

登山指導所が見えてきました。

1/11 9:25

ここにも登山ポストがありました。夏はこのすぐ下の駐車場まで来れそうです。

1/11 9:25

鳥居と朝日岳山頂部分。

1/11 9:26

雪不足のためか鳥居は少し頭を低くすれば通れるくらいの状況でした。

1/11 9:26

狛犬がお出迎え。

1/11 9:26

橋を渡ったところから振り返って。

1/11 9:27

山の神の石碑。

1/11 9:38

朝日岳はアルプスを彷彿させる素晴らしい山容です。後から知ったのですが「ニセ穂高」とか「那須穂高」と呼ばれているようですね。

1/11 9:42

茶臼岳山頂はあの向こう側でしょうか。

1/11 9:44

中の茶屋跡に到着。

1/11 9:44

少し広場になっています。

1/11 9:44

跡地から茶臼岳方面。

1/11 9:45

峰の茶屋跡避難小屋が小さく見えてきました。

1/11 9:50

鞍部にあり、これで見ても風の通り道である事がよくわかります。冬型の気圧配置時には会津方面からの風が抜けて強風になるとのこと。

1/11 9:50

山の中腹をトラバースしている登山道が見えます。

1/11 9:50

避難小屋の右手に見えるのは剣ヶ峰でしょうか。

1/11 10:04

峰の茶屋跡避難小屋に到着。ほとんど雪がなく雪に埋もれていません。雪が多い年はどんな風なのか気になります。

1/11 10:04

ここは茶臼岳と朝日岳の分岐点にもなります。

1/11 10:04

朝からずっと快晴でしたが少し雲が湧き上がってきたようです。少し急がないと天気が崩れそうです。

1/11 10:04

剣ヶ峰に登っている方もいました。雪がなくて逆に登るのが難しそうです。帰りに時間があったら行ってみたいと思います。

1/11 10:05

茶臼岳山頂以外はまだ快晴です。

1/11 10:06

帰り道はガスって山容も見えなくなっていたので、これが今回の見納めになった剣ヶ峰。結局登りませんでした。

1/11 10:06

下界の方が雲が多いようです。

1/11 10:09

ここで、これまでのダブルストックと軽アイゼンから、ピッケルと12本爪アイゼンに装備を変更しました。

1/11 10:33

雪と氷と岩の芸術品です。

1/11 10:33

岩肌が出てゴロゴロしています。風が強いので雪はあまり付かないのでしょうが、やはり降雪も少ないようです。

1/11 10:41

雪のサンゴを見かけました。

1/11 10:48

この場所が一番の急登でしたが、雪がまだ柔らかくそれほど苦労はしませんでした。これが凍りつくようだとチェーンスパイクでは危険だと感じました。あくまで自己責任の世界ですが。

1/11 10:51

お釜口に到着。時計回りにお鉢廻りをします。

1/11 10:51

だいぶ雲が湧き上がってきました。

1/11 10:53

もう読めなくなってますね...芸術品なのでそのままにしておきます。

1/11 10:58

鳥居が見えてきました。鳥居をくぐった先に山頂があります。

1/11 10:59

山頂の那須岳神社の祠です。

1/11 11:00

山頂標識もだいぶ見えなくなっていました。この後誰かが綺麗にして1915mの文字が見えてました。

1/11 11:00

少し文字が欠けてしまってますね。

1/11 11:00

山頂から鳥居を振り返って撮影。

1/11 11:33

ダウンを着込み山頂の岩陰に隠れて風を避けながらアマチュア無線を運用。最も遠距離で横須賀市の局さんと交信。風の影響で手や口周りがかじかんで4交信で撤収しました。

1/11 11:42

他に登られていた方と交代で撮り合いしてもらいました。ありがとうございました。

1/11 11:47

火口周りの様子。

1/11 11:47

火口を時計回りに廻りました。

1/11 11:47

そこそこ大きな岩がゴロゴロしています。

1/11 11:47

トレースはしっかりとしていて迷う危険はないと感じました。

1/11 11:51

時計回りに廻る方と反時計回りに廻る方がいるようですが、特に違いは感じられませんでした。

1/11 11:51

道は踏み固められアイゼンがギュッギュッと凍った雪に食い込みます。

1/11 11:57

朝日岳。カッコイイ山容です。

1/11 11:57

カッコいいのでもう1枚。

1/11 12:09

硫黄鉱山跡です。

1/11 12:10

峰の茶屋跡避難小屋が見えてきました。

1/11 12:11

2時間前とは天気がだいぶ変わりました。行動食の菓子パンと山専ボトルからの温かいお湯で軽くお昼を摂って下りに入りました。
ピッケルはダブルストックに変えましたが、アイゼンは歩行トレーニングも兼ねてそのままとしました。

1/11 12:47

登り時と変わってガスがかかり視界が開けません。

1/11 12:51

狛犬と鳥居まで戻ってきました。

1/11 12:54

登り時に撮らなかった峠の茶屋を撮影。

1/11 13:52

帰りに大丸温泉旅館で日帰り入浴しました。前に家族旅行で来た時以来久しぶりでした。

1/11 14:45

風情ある露天風呂が楽しめます。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

オーバージャケット オーバーパンツ サーマル（中間着） ソフトシェル 中間着（パンツ） 下着（肌着） アンダーシャツ アンダータイツ 靴下 バラクラバ ネックゲーター 防寒用帽子 予備防寒用帽子 インナーグローブ（冬山） オーバーグローブ（冬山登山） グローブリーシュ 手袋予備（冬山登山） 防寒着 靴下予備 登山靴（雪山用） トレッキングポール スノーバスケット アイゼン アイゼンバッグ ロングスパッツ ピッケル ピッケルリーシュ ヘルメット ハーネス 安全環付きカラビナ バックパック テルモス ゴーグル ヘッドランプ 予備電池 保険証 ファーストエイドキット ゴミ袋

感想

JG1XRA

雪山3座目（ソロ2座目）という事でまだまだ練習が必要なので、雪山初〜中級で知られている那須岳（茶臼岳）に行ってきました。全体的に雪は少なかったものの、凍って硬く締まった雪でのアイゼン歩行も体感でき、効きの違いもよくわかりました。
地形的に滑落の危険性は殆どないと感じました。もう少し雪があればより歩きやすい区間もあったと思います。
強風で知られるこの地ですが、今回はそれほど吹き抜けるような風はなかったのではないかと思います。それでも山頂は冷たい風で長時間は滞在出来ず、アマチュア無線の運用も4交信とSOTAアワード最低限の交信数で終了となりました。終了間際に東北方面含めて沢山呼ばれていたので大変申し訳なく思ったのですが安全第一で。