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Yamareco

記録ID: 218233
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

恵那山(前宮ルートから・・古の道は笹との格闘でした)

2012年08月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:03
距離
15.2km
登り
1,586m
下り
1,575m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口5:22−6:12五合目−7:00中ノ小屋跡−7:34八右衛門の頭−8:32十六合目−9:03神坂分岐−9:14恵那山最高地点(三乃宮)−9:25恵那山頂上三角点広場10:00−10:26神坂分岐−10:49十六合目−11:42八右衛門の頭−12:06中ノ小屋跡−12:41五合目−13:13登山口
天候 晴れ・・ながら、中ア・南アは雲の中で展望には恵まれませんでした
スタート時22℃〜頂上25℃〜下山時27℃
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口まで、中央道中津川ICから約11km・・恵那山の主な4登山口の内、愛知県方面から最もアクセスがよい印象

恵那神社前から先は林道となりますが、かなりの悪路です

登山口すぐ手前に2〜3台駐車できます・・登山口到着直前に、車高の高い四駆車でないと越えられない様な段差があり、トラブルを避けるべく少しバックしてゲート手前の駐車余地にとめました(ログのスタート地点)
コース状況/
危険箇所等
恵那山の登山道については、「@恵那山」HPが最も参考になると思いますが、本日私が感じたコース状況も記載させていただきます。
http://www.enasan.org/route/maenomiya.htm

登山口から「中ノ小屋跡」までは良く整備された道で、快調に距離と標高を稼げる道です

「中ノ小屋跡」を過ぎて「八右衛門の頭」が近づくと、笹の被りが道を塞ぐようになります・・朝方は笹露がハンパでなく、Tシャツやパンツがビショ濡れになったのは夏空の稜線で直に乾きますが、ソックスを伝って靴の中がチャポンチャポンになってしまい気持ち悪かったので、少なくともスパッツだけは「中ノ小屋跡」で装着すべきでした

「八右衛門の頭」〜「空八丁」付近は、笹の密生度が強まり、難路だった印象です・・被った笹の下に倒木や石の段差が隠れていて、特に下りでは遅々として歩みが進みませんでした・・この辺はWストックで笹をかき分けて足場を確認しないと、急坂で足場が滑りやすいこともあり、危険な感じでした

「十六合目」を過ぎると笹は大人しくなり、傾斜も緩んで再び快調なペースで歩けます
林道の登山口手前にゲートがありました・・本日はopenでしたが、通行止めのこともあるようです
2012年08月23日 05:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/23 5:15
林道の登山口手前にゲートがありました・・本日はopenでしたが、通行止めのこともあるようです
登山口すぐ手前ですが、腹をコスりそうだった地点・・少し戻れば駐車余地があります
2012年08月23日 05:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 5:19
登山口すぐ手前ですが、腹をコスりそうだった地点・・少し戻れば駐車余地があります
鈴をならしながら行きました
2012年08月23日 05:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 5:21
鈴をならしながら行きました
登山口・・案内テープ・道標多く迷うところはありません
2012年08月23日 05:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/23 5:22
登山口・・案内テープ・道標多く迷うところはありません
まずは木橋で渡渉から
2012年08月23日 05:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 5:22
まずは木橋で渡渉から
快調な歩きやすい道が続きます
2012年08月23日 05:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 5:56
快調な歩きやすい道が続きます
枯大桧・・立派です
2012年08月23日 06:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 6:50
枯大桧・・立派です
中ノ小屋跡・・大休止好適地
2012年08月23日 07:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:00
中ノ小屋跡・・大休止好適地
標高を上げると次第に展望も出てきました
2012年08月23日 07:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:17
標高を上げると次第に展望も出てきました
この時間帯は御嶽山も
2012年08月23日 07:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:18
この時間帯は御嶽山も
中津川市内方面
2012年08月23日 07:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:27
中津川市内方面
八右衛門の頭到着・・急登も一服という感じ
2012年08月23日 07:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
8/23 7:35
八右衛門の頭到着・・急登も一服という感じ
恵那山頂上稜線
2012年08月23日 07:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:55
恵那山頂上稜線
行者越・・
2012年08月23日 07:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:59
行者越・・
岩場ですが、全く問題なし
2012年08月23日 07:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 7:59
岩場ですが、全く問題なし
”笹藪との格闘”でしたが、下りはさらに難渋でした
2012年08月23日 08:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 8:26
”笹藪との格闘”でしたが、下りはさらに難渋でした
十六合目からは再び快調な道になります
2012年08月23日 08:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 8:51
十六合目からは再び快調な道になります
一乃宮
2012年08月23日 09:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:00
一乃宮
神坂ルート出合
2012年08月23日 09:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:03
神坂ルート出合
奥宮でお参りして・・
2012年08月23日 09:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:24
奥宮でお参りして・・
頂上三角点広場へ
2012年08月23日 09:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:25
頂上三角点広場へ
頂上標識が少し変わった気がしますが
2012年08月23日 09:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:27
頂上標識が少し変わった気がしますが
展望は殆ど雲の中でしたが、一瞬南ア方面かな?
2012年08月23日 09:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 9:40
展望は殆ど雲の中でしたが、一瞬南ア方面かな?
下山時は笹薮にさらに苦労・・足場を一つずつ確認しながらでないとスリップ・つまづきで危険でした
2012年08月23日 10:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 10:56
下山時は笹薮にさらに苦労・・足場を一つずつ確認しながらでないとスリップ・つまづきで危険でした
大川入山方面の展望
2012年08月23日 11:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 11:27
大川入山方面の展望
ウェストン公園で久しぶりにご対面・・当時は中津川市内から歩いて登られたとのことで、スゴいですね
2012年08月23日 13:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/23 13:36
ウェストン公園で久しぶりにご対面・・当時は中津川市内から歩いて登られたとのことで、スゴいですね

感想

恵那山登山道の前宮ルートは、日本アルプスを世界に紹介したウォルター・ウェストンも登頂したルートで、以前は廃道となっていたのが2001年に中津川山岳会の方々により整備されて、一般登山道として復活したとのことです。詳しくは前述の「@恵那山」のサイトに紹介されています。

標準コースタイムは約11時間と長く、恵那山登山道の主な4つのルートの内で最もタフなルートのようで、早朝の出発が必要です。

そこでヘッデンが不要となる5時半頃には歩き始めましたが、コース上にはテープマークや道標等多く、登山道を整備された方々に感謝しつつ、歩きやすい道を快調なペースで登り始めました。

ところが古の「クラシックルート」はそう易々とは進ませてはくれません。
立ち塞がるのは、八右衛門の頭付近からの笹薮です。笹が被るだけならいいのですが、本日朝方の笹露はハンパでなく、まさに全身グッショリでした。。

“まあいずれ乾くサ”・・とタカをくくっていましたが、一番弱ったのは靴の中がチャポンチャポンになってしまい、気持ちが悪いやら靴ズレができそうで気になるやらです。
そこで、笹が大人しくなった十六合目で靴を脱いでソックスを絞ったりしましたが、気持ちの悪さは余り改善せず、せめてスパッツだけでも面倒くさがらずにつけるべきだったと、笹露をチョッとナメたのを反省しました。

とはいえこの笹薮が本日の登山道の肝というかアクセントとなって、前宮ルートを印象深いものにしてくれました。たぶんですが、管理者の方々は意図的にこの前宮ルートの特徴を刈らずに残しているのではないかと思います。

展望には恵まれなかったものの、中々歩き応えのある恵那山のクラシックルートを楽しめた1日でした。

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