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Yamareco

記録ID: 218814
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ハイキング
奥多摩・高尾

平石山(妙指尾根)・本仁田山・川苔山

2012年08月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.9km
登り
1,351m
下り
1,417m

コースタイム

8:40寺地BS−9:05寺地のアカガシ−9:3510号鉄塔−10:50平石山−11:20本仁田山12:00−13:20川苔山13:55−15:00踊平−15:20獅子口小屋跡−16:20大丹波林道−17:20百軒茶屋−17:50上日向BS
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往き:JR奥多摩駅−寺地BS
帰り:上日向BS−川井駅
コース状況/
危険箇所等
寺地のアカガシから平石山までの妙指尾根は、地図に載っていませんので、地図とコンパスが必携です。寺地のアカガシからは急傾斜が連続しますが危険個所はありません。また登りの場合尾根を追って行けば自然と平石山までたどり着けます。ただし、下りでは尾根が2方向に分かれるところが間違えやすいと思います。
ここは、直進でなく右におれると正解です。
平石山から本仁田山は、地図に載っていませんが踏み跡もしっかりしているので、問題ありません。
本仁田山以降は、地図に載っています。
獅子口小屋跡以降のルートでは、大丹波川沿いの狭い道が連続し、所々切り立った崖になっているので、注意して歩行する必要があります。もともと谷間で暗いので、日が落ちてきてからここを通過するのは危険です。
寺地バス停から200m位先に谷に下るコンクリートの階段が見える。ここが寺地橋への入口。
寺地バス停から200m位先に谷に下るコンクリートの階段が見える。ここが寺地橋への入口。
寺地橋に下る階段の斜め前(道の反対側)に墓地がある。
寺地橋に下る階段の斜め前(道の反対側)に墓地がある。
寺地橋。しっかりした吊り橋。
寺地橋。しっかりした吊り橋。
寺地橋から続く道は民家入ってしまう。その手前に左に折り返す様に踏み跡があるので、ここから取り付く。
寺地橋から続く道は民家入ってしまう。その手前に左に折り返す様に踏み跡があるので、ここから取り付く。
取り付を民家の方からみた様子。
取り付を民家の方からみた様子。
寺地のアカガシ。根元には原島氏の氏神が祀られている。
寺地のアカガシ。根元には原島氏の氏神が祀られている。
アカガシの説明板
アカガシの説明板
アカガシの直ぐ上に、コンクリートの要塞の様な建造物があるが、何の跡やら不明。
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アカガシの直ぐ上に、コンクリートの要塞の様な建造物があるが、何の跡やら不明。
10号鉄塔。周囲の木が切り払われているので、この尾根で唯一展望がある場所。
10号鉄塔。周囲の木が切り払われているので、この尾根で唯一展望がある場所。
10号鉄塔の上方から刈倉山・三木戸山方面。
10号鉄塔の上方から刈倉山・三木戸山方面。
同じく大岳山方面。
同じく大岳山方面。
10号鉄塔を過ぎてしばらく行った所に東電の道標があるが、回りには道らしきものは見当たらない。
10号鉄塔を過ぎてしばらく行った所に東電の道標があるが、回りには道らしきものは見当たらない。
更に上ると、明確な道が尾根を横切っている。こちらが現在の監視道の様だ。
更に上ると、明確な道が尾根を横切っている。こちらが現在の監視道の様だ。
炭焼き窯跡。昔の人は、こんな急な傾斜地でも炭焼きをしていたのかと驚きをおぼえる。
炭焼き窯跡。昔の人は、こんな急な傾斜地でも炭焼きをしていたのかと驚きをおぼえる。
所々に露岩帯が現れるが、危険個所は無い。
所々に露岩帯が現れるが、危険個所は無い。
平石尾根から上ってきてもこの「火の用心」の看板のところに出る。
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平石尾根から上ってきてもこの「火の用心」の看板のところに出る。
平石山の山名板。
平石山の山名板。
本仁田山からコブタカ山に向かう道に合流。
本仁田山からコブタカ山に向かう道に合流。
川苔山から石尾根方面。富士山は雲に隠れて見えなかった。
川苔山から石尾根方面。富士山は雲に隠れて見えなかった。
踊平の分岐。
獅子口小屋跡。水場の場所は判らなかった。
獅子口小屋跡。水場の場所は判らなかった。
大丹波川沿いの細い道を、倒木が塞いでいて倒木の下を無理やりくぐって通過した。
大丹波川沿いの細い道を、倒木が塞いでいて倒木の下を無理やりくぐって通過した。
大丹波川沿いの道の終点ちかくで、「障害物があるため林道に上がる様に」との警告札に従って上ると、林道脇の駐車場の奥に出る。
写真は、駐車場から林道をみたところ。
大丹波川沿いの道の終点ちかくで、「障害物があるため林道に上がる様に」との警告札に従って上ると、林道脇の駐車場の奥に出る。
写真は、駐車場から林道をみたところ。
林道からの入口にも、通行止め・迂回の警告札が貼られている。
林道からの入口にも、通行止め・迂回の警告札が貼られている。

感想

前から気になっていた妙指尾根を使って平石山・本仁田山・川苔山を縦走することにした。
日原行きバスから平石尾根の南側の尾根が良く見え、登れそうに見える。
ネットなどで調べると、妙指尾根と言って向寺地から登れると書いてある。
ヤマレコでも、この尾根を下った記録(sarastroさん、2012.3.29)があり取り付き場所も載っていたので、それを参考にして登って見ることにした。
ついでに、今まで通ったことの無い大丹波川から踊平のルートを、下りに使うことにした。

<寺地BS〜本仁田山>
この暑い季節にもかかわらず、奥多摩駅8:28着の電車は登山客で満員。
奥多摩駅から日原行きのバスも2台とも満員で出発する。
運転席の横に立って乗り、寺地で下車する。
バス停から少し進むと、道の左側に墓地がありその斜め前に谷に下る道が見える。
ここから少し下ると、しっかりした吊り橋(寺地橋)に出てそれを渡り、寺地のアカガシへの道標があるはずだと道なりに進むが、いきなり民家の庭に入りこんでしまった。
失礼してそのまま通り過ぎると、民家の横にピンクの目印があり上方に向かっている。その先に大木が見えるので、目印に従って道なき斜面を登るとその大木が、寺地のアカガシであった。
ここには、左方から明確な道が登ってきており、取り付を見逃した様だったので、逆にこの道を下ってみると、先程の民家の手前に左に折り返す様に踏み跡があり、そこにつながっていた。
あらためて、取り付き場所から寺地のアカガシに向かい、根元にある神社に無事を祈願してからスタートする。
アカガシの直ぐ上に、大きなコンクリートの要塞の様な建造物があるが何のためのものかわからない。
このコンクリートの建造物付近までは明瞭な踏み跡があるが、その後は踏み跡もある様な無い様な状態になる。
しかし、尾根も徐々に鮮明になってくるので、尾根を追って登りやすいところを選んで登って行く。
しかし、傾斜がきつく結構足にくる。
30分程登り、ようやく10号鉄塔の根元に到着する。
鉄塔の周辺の木が刈払われているので、唯一ここだけが展望がきく。
狩倉山・三ノ木戸山が青空に映えてきれいに見える。
鉄塔からさらに登って行くと、明瞭な山道(鉄塔監視道)に突き当たる。
その後も、傾斜のきつい尾根を直登して行き、露岩の目立つところまで行くと、右から明瞭な尾根が合流してきて、尾根が左に折れ曲がるところにでる。
登りでは迷わないが、下ってきた場合、尾根を直進してしまいそうに感ずる。
その後も急傾斜の尾根を直登し、10時50分頃平石山に到着する。
今日は暑い上風も殆どないので、大分体力を消耗した。
11時29分頃本仁田山に到着した。山頂には2パーティ6人程が休憩していた。
ここで、昼食休憩とする。

<本仁田山〜川苔山>
本仁田山からコブタカ山、鋸尾根を経由して川苔山に向かったが、バテ気味で休み休みだったので普段の1.5倍位時間がかかった。
川苔山には13時50分頃着いたが、遅い時間にもかかわらず、20人以上の人が休んでいた。
ここで30分程木陰で昼寝をする。

<川苔山〜上日向BS>
昼寝から起きてみると、人影もまばらで早々に下山することにした。
踊平への道は、時間が遅いせいもあって誰も歩いていない。
踊平からは、急な斜面を下る道が連続し、所々崩れている個所も見受けられる。
獅子口小屋跡について水場を探したが見当たらない。
おいしい水が飲めるかと期待していたが、残念。
その後大丹波川沿いに下るが、所々で片側切れ落ちた細い道で滑落すると命にかかわる様な場所も何ヶ所か通過する。
もともと谷間で暗いので、日が落ちてからここを通過するのは危険と感じた。
長い川沿いの道も終点に近くなったところで、「障害物があり通行不可。林道に上がる様に」との警告板に従って林道に上がる。
ここからの長い林道歩きは、単調で疲れた足にはこたえる。
17時50分頃上日向バス停に到着する。
丁度18時発の川井駅行きバスがあったので、それに乗り18時10分過ぎに川井駅に到着、直ぐ来た電車で帰った。

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コメント

水場
shinsanさんこんばんは。

 獅子口小屋跡の水場は、横ヶ谷平への道を少し登った所にあります(一つ隣の谷に行く感じです)。岩ノ下から滾々と湧き出るおいしい水です。今度いかれたときは是非どうぞ。
2012/8/27 22:42
Re:水場
a tomさん有難うございます。
探す方向を間違えていたようです。
今度いった時には、是非味わってみます。
2012/9/7 22:39
プロフィール画像
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