タチクラ尾〜弥山(2020年厳冬期)


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:45
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
○目的
・ようやく雪のついた八経ヶ岳を目指ざす。。
・昨年は2月に熊渡から登ったので、今年は別のアプローチ
・先達の皆様のレコを参考に、タチクラ尾からチャレンジ。
○大川口・タチクラ尾までのアプローチ
・公式HPでは309号の冬期通行止めはモジキ谷出合〜となっているが、実際には大川口まで車で入れた。
・モジキ谷出合より先は路面に積雪あり。ただし、轍部は路面。
・大川口のゲートより先は数cmの積雪。標高が上がるにつれて多くなり、タチクラ尾取付き付近は10cm程度。
・トンネル西口付近(下山後確認)は10〜20cm程度の積雪
・先行者1、2名のトレースがあるものの、いずれも聖宝谷?方面に上っている模様。
・そこから先、トンネル西口方面はトレース(先行者)なし。
○タチクラ尾〜弁天の森
・309号の133と132番の距離標の間付近から取付いた。
・タチクラ尾は、ここ以外は崖地形で高いフェンスや山腹工が施されており取付きは困難。
・アイゼンをつけて雑木林の中を小尾根沿いに登る。下部は緩やかだが上部は急傾斜。木や根をつかみながら4駆で登る。
・小尾根の上部には所々黄色いテープがつけられている。
・取付きから40分弱でタチクラ尾に乗った。標高1,230m程度の緩傾斜部で合流と思われる。
・積雪は20〜30cm程度。
・タチクラ尾は全体的に緩傾斜の尾根で、適度な広さもあり不安なく快適に進めた。
・1,300〜1,500mはシャクナゲ帯である。下部は疎林で問題なく進めたが、上に行くほど密生し少々抵抗を感じた。
・尾根には所々進路を阻むよう大岩乗っているが、いずれも左右どちらかを容易に巻けた。
・1,500mより上は針葉樹林帯で、尾根がさらに広く緩やかになる。やがて道標のある弁天の森に出る。
○弁天の森〜弥山
・弁天の森(1,600m)は広い山頂。休憩適地。
・ここから1,532Pまではなだらかな下り。
・平均的には30cmの積雪だが、窪地の深いところは50cm以上。
・尾根の風上側(北側)の雪が付きにくいところを辿りつつ進み、かなりの距離のラッセルを回避できた。
・1,532Pから先は上り。聖宝の宿跡付近から先は積雪が深く傾斜が急になる。ここから先はラッセルは避けられず。
・弥山までも無理かなと思っていたところ、(おそらく下りの)トレースが目についた。救われた瞬間。そののちは山頂までトレースを辿った。
・弥山山頂付近の積雪は30〜50cmといったところ。この時期にしてはおそらく過少。
・弥山山頂で小休したのちに八経ヶ岳を目指し鞍部まで下ったものの、山頂往復は時間的に無理と判断しやむなく撤退を決断(遅くとも14時には弥山を下山開始と決めてたので)。
○弥山〜トンネル西口
・弁天の森までは登山時のトレースを辿る。
・そこから先はトレースなしの新雪。緩やかに東に延びる縦走路を再びラッセル。
・トンネル西口への分岐からは北に向けて急峻な尾根を下る。
・アイゼンが木の根や岩に引っかかって危険を感じたので外して下った。
・下部で尾根筋がやや左にそれていた。
・トンネル西口からは309号を1時間ほど下って大川口に至る。暗くなるまでに戻れてよかった。途中撤退は正解と解釈。
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