八ヶ岳広河原沢
- GPS
- 34:21
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 2,367m
コースタイム
天候 | 雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に雪が多かった |
その他周辺情報 | もみの湯は21:30までだけど遅いから帰った。 |
写真
感想
■20200118 八ヶ岳広河原沢 クリスマスルンゼ
毎年この時期は広河原沢に入りたい。
という事で、アイス好きの友人と行って来ました。
この日の天気はあまり良くなく朝から関東は雨予報。
八王子に集合していざ小淵沢へ。中央道の下りは見たことが無い位の車がおり、意外とスキーも積んでいる車が居たりと
普段あまり見られない光景でした。笹子の辺りは猛吹雪になっておりました。
後から東京都でも一部降っている所があったようですね。
舟山十字路の辺りは沢山の車が止まっており、広河原沢パーティと南稜パーティがおりました。
広河原沢出合では先行のパーティは2張。 意外と少ない。
後から1パーティ合流してこの日のテン場は4パーティでした。
準備をして出発。帰りに水汲みの準備をしてクリスマスルンゼへ。(ほかのパーティは左俣)
この所の南岸低気圧のお陰で雪は沢山ですが、やはり今年は暖冬のせいで、凍結状態は甘く所々で釜が口を開いておりました。
ルンゼには既に3パーティが上部の氷壁に取付いておりました。
下部の空いた壁を使って練習開始をすると上部の日帰りパーティが降りて来たので上部へ。
全体的に緩く滴っている所が多かったのです。
だんだん居なくなる(下山していく)人を横目に練習をしていると気が付くと16:30。
慌てて降りてヘッデン下山となりました(笑)
上段にあがるときに取付きの所に、ATCを落としてきたようで、下山時に探しても見つからなかったのですが、
テン場に居たパーティが拾って保管をしてくれていたお陰で翌日は安心してクライミングが出来そうです!
ホント。助かります。
■20200119 八ヶ岳広河原沢 3ルンゼ→2ルンゼ転進
18日午後から雪が本格的に振り出して来た八ヶ岳。夜中まで降り続きました。
朝方には奇麗な星空に。好天が期待出来そうです。
パートナと2人で残飯の押し付け合いをし合い(笑) 絶対山行中に腹減ったといわせねーと感じながら準備をする。(笑)
お隣のテントは1人用のテントに2人でコンパクト。女子二人のパーティでしたが、女子ならでは。
おじさん2名の我々のテントでは絶対できない技です。(笑)
彼女たちも3ルンゼとの事で先行のラッセル争い(遅い方を取る(笑))です。
我慢比べに負けたのか、我々が先行する事に。(笑)
もう1パーティは、2ルンゼ狙いで朝の4時頃に出て行きました。
右俣分岐を過ぎても凍結は悪く釜が口を開け、水が流れ一部渡渉する所もあり、沢登りみたいでした(笑)
F3は何故か登られておらず右手の方に高巻きをした後があり、上部はラッセル💦
200m程ラッセルしたら上部からトレースが出て来たので何とか合流。
一部雪崩た跡もあり、危ない感じです。
昨年は吹雪の中をクライマーホイホイの4ルンゼ?に入り途中敗退。
今年は晴天で視界も良く入り口は間違えません!
少し登っていくと3ルンゼと1,2ルンゼ出合の氷柱が見えてきました。
3ルンゼにはトレースが無く出合まで雪崩の跡が…
んー、この状態の3ルンゼ ラッセルでP3基部迄…。 不安が過ります。パートナに、
自分は、3ルンゼに入るのではなく2ルンゼへトレースを追いかけて上がりたい。と伝えた所。
難しいんでしょう?というから、難しいけど、数年前に行っているから道は判ると伝えて行先変更する事に。
1,2ルンゼの氷柱に取付きます。雪が無ければ5メートル位の氷柱ではあるが、この日は基部は雪でうもって3メートル程度。
これならフリーで行けるとフリーで突破。2ルンゼへ入ります。
先行のパーティに心で感謝しつつトレースを追いかけます。先行のパーティは、奥の岩場でロープを出しておりました。
途中ルンゼ無いで、スノーシャワーに合い危なく流される所でしたが、幸い小規模だったので何事も無かったのですが、上部のトレースが一部埋まりました。
当然といえば当然ではありますが、改めて恐ろしさを感じます…
先行のパーティにラッセルの御礼をして登りを拝見させて頂く事に。
前回、登った記憶があるのですが、あまり記憶になくカムを2回決めた事は覚えているのですが、その脇に立派な氷柱があったので、その時には次回は
この氷柱を登りたいなって思っておりましたが、今回は全く氷柱らしきものはありませんでした。💦
カムルートは厳しいなと感じて巻きの稜線ルートへ。 下の方は快適な登りでしたが、上部の岩場は急峻なリッヂで雪もキノコになっており、
手を使って登りました。途中に残置スリングやハーケンがあって、ちょっとびっくり(笑)
最後の雪壁は支点も勿論無くなかなかの急峻な登りになっていて慎重な登りを要求される所、雪もそこそこついていてアックスも上手く効かない所もあり騙し騙し登り
何とかトップアウト。ホントはピークまで行って記念撮影と思っておりましたが、時間は16:30! さっきまで青空が広がっておりましたが、ガスが出てきて風も寒いので早々に下山。
樹林迄逃げ帰りました。
テン場に着いたは18時。急いで撤収をするも、3ルンゼに入ったであろう隣のテントのパーティはまだ帰らず。
撤収している間に戻ってくるかな。と思いつつも19時過ぎでも戻らず。心配をしながら下山をしました。
後から、現地に居た方からの情報で、22時に下山をしたようです。ラッセルで苦労されたのでしょうか。
我々も2ルンゼに転進して苦労をしましたが、3ルンゼに入らず良かった…と感じました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ルート情報とキャプションは追って対応をします。
まずは、記録と写真のみ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する