上州/武尊山
- GPS
- 03:19
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 532m
- 下り
- 535m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
川場スキー場の立体駐車場に駐車。有料予約サービスもあるようだが7:00時点で空きがあり無料で停められた。帰る頃には下の方の駐車場まで結構埋まっていた。 https://www.kawaba.co.jp/snow/ ◆リフト リフトを2本乗り継いで登山口に至る。7Fチケットカウンターでココヘリレンタルと同時に回数券4回分(500円×4回)を購入。チケットのデポジットを含み3600円(正味3100円)。帰る際にチケットカウンターでココヘリとチケットを返却してデポジットを受け取る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 アイゼン、ピッケル、ワカンを持参したが、この日は新雪もあり凍結も顕著でなくアイゼンを使わずに通して行けた。アイゼン装着が大半だったが。 ルート上では剣ヶ峰の北側が難所になっているが、意外とリフトの乗り降りも下が凍結しているので要注意箇所だ。 ◆登山ポスト 川場スキー場からの登山には独自フォーマットでの山行計画の提出とココヘリ装着が義務化されている。ココヘリの申込書も各自記入が必要だった。携帯電話からの連絡を前提としているので電話番号とココヘリが紐付けされているみたいだ。 https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/ 登山計画書:https://www.kawaba.co.jp/snow/pdf/climbing_notification.pdf |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 世田谷区民健康村ふじやまビレジ「せせらぎの湯」で入湯。世田谷区民でなくても利用できた。本来は1050円のところ源泉掛け流し風呂が設備故障で使えないため500円割引。とても得した気分。 https://www.furusatokousha.co.jp/ |
写真
感想
先々週の赤城山に続いて上州の百名山を巡る極楽スノートレッキング。ここの所天候不順だけれどその隙間の好天に巡り会え尚更の極上の雪山を楽しむことができた。
しかも午前中に戻って来て温泉入っても渋滞に出会わないなんて。こんなに楽してばかりだと普通の山行に耐えられなくなっちゃいそうだけど。
リフトは8時から、チケットカウンターは7:30オープンと言うことで湘南を出るのも4時過ぎとかなり余裕がある。もっとも余裕を持ち過ぎたら高速の渋滞に巻き込まれて酷い目に会うのだがこの時間だと結構スムースに沼田まで着く。沼田IC辺りからは白い武尊山の峰々が展望できてワクワクして来るが良い写真ポイントが無いまま川場スキー場に到着してしまった。立体駐車場は6階まであり上から詰めて行くようだが7:00に着いたら4階に案内された。7:30頃から準備をして7階のチケットカウンターへ向かう。川場スキー場の登山届けは事前にプリントして記入していたがココヘリの申込書をここで記入して合わせてチケットを購入する。
夜明けまで薄く雲が張っていたようだったが建屋を出ると晴天が広がっていた。最初のリフトに乗ると思ったよりも寒い。けれど2本目のリフトには風防があったので助かった。スキー場の駐車場が既に1300m位にありゲレンデトップは1830mにもなる。リフトを降りると大勢の登山者がアイゼンを着けている所だったが、我々は暫く様子を見て判断することにしてそのまま登り出す。ひと登りして振り返ると富士山も展望でき、気分も一層高揚する。尾根に乗ったところで目出し帽をつけることにした。コブ岩の急登部は日陰側を登って行き風にも晒されて非常に寒かったので目出し帽は正解だった。ひと登りすると緩やかな尾根道が続きその先に剣ヶ峰が立っている。その奥には武尊山の峰々が展望できた。
剣ヶ峰の北側はすれ違いができない急勾配になっており慎重に下る。その後はまた緩やかな尾根道が続くが、時折強風が吹く。しかし展望も良く快適なスノートレッキングだ。剣ヶ峰から沖武尊まで1.8km、ちょうど1時間だ。最後の登りから頂上までやや風が強く、山頂でも周囲の展望を楽しむだけとした。北側を見れば尾瀬の山々から越後三山、そこから西へ巻機山、谷川連峰へと、更に上信越国境の山々から浅間へと繋がって行く。東には日光連山から皇海山、南には2週間前に登った赤城山と正に360°の絶景が広がっていた。展望を楽しむだけと言いながらも10分も山頂に佇んでいた。
お腹も空いて来てはいるがとにかく風を避けられる所まで降りることにする。登って来る登山者も多いが広い尾根なのでルートを分けて降りて行くことができる。樹林帯まで下って小休止とした。そこから剣ヶ峰を登り返して行くのだが剣ヶ峰への登りで多数の登山者とのすれ違いで足止めを食うことになる。やれやれ。剣ヶ峰からは10分ちょっとでゲレンデトップに着く。登りと同様にリフトを2本乗り継いで下る。登りと違うのはリフトを降りた時にチケットのチェックがあること。それにしてもリフトの乗り降りは用心が必要だな。
県道263号線を下りながら温泉でも浸かって行くかと言う話になったら路傍に「源泉掛け流し」の幟がはためいていた。反対側を見ると世田谷健康村とあったので世田谷区民じゃないとダメなのでは?と危惧しながら寄ってみたがちゃんと誰でも立ち寄れる日帰り温泉だった。幟は立っていたが源泉掛け流しの設備が壊れているとかで500円割引になったのは逆に嬉しい。このふじやまビレジは女性建築家の草分け林雅子さんの設計だとのこと。コンクリート打放しの躯体でありながらもあちらこちらに木の香りがするなんとも素敵なおもてなしを感じる建築でした。
時間が早かったおかげか全く渋滞に出会わずに湘南まで戻ってくることができた。さて、今年は安楽な絶景スノーハイキングが続いていますが、次回はどこに行きますか?
武尊山からの下山の途中、剣ヶ峰に登り返す所が、急斜面のため下り(往路)の登山者で渋滞していた。登り下りを別ルートにする、例えば登りルート(復路)の他に下り(往路)専用梯子を付ける、などが良いと思う。
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