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Yamareco

記録ID: 2192997
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

上州/武尊山

2020年01月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:19
距離
5.3km
登り
532m
下り
535m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:54
休憩
0:20
合計
3:14
9:07
9:15
60
10:15
10:26
76
11:42
11:43
11
11:54
ゴ川場スキー場ゲレンデトップ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◆駐車場
川場スキー場の立体駐車場に駐車。有料予約サービスもあるようだが7:00時点で空きがあり無料で停められた。帰る頃には下の方の駐車場まで結構埋まっていた。
https://www.kawaba.co.jp/snow/
◆リフト
リフトを2本乗り継いで登山口に至る。7Fチケットカウンターでココヘリレンタルと同時に回数券4回分(500円×4回)を購入。チケットのデポジットを含み3600円(正味3100円)。帰る際にチケットカウンターでココヘリとチケットを返却してデポジットを受け取る。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
アイゼン、ピッケル、ワカンを持参したが、この日は新雪もあり凍結も顕著でなくアイゼンを使わずに通して行けた。アイゼン装着が大半だったが。
ルート上では剣ヶ峰の北側が難所になっているが、意外とリフトの乗り降りも下が凍結しているので要注意箇所だ。
◆登山ポスト
川場スキー場からの登山には独自フォーマットでの山行計画の提出とココヘリ装着が義務化されている。ココヘリの申込書も各自記入が必要だった。携帯電話からの連絡を前提としているので電話番号とココヘリが紐付けされているみたいだ。
https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/
登山計画書:https://www.kawaba.co.jp/snow/pdf/climbing_notification.pdf
その他周辺情報 ◆登山後の温泉
世田谷区民健康村ふじやまビレジ「せせらぎの湯」で入湯。世田谷区民でなくても利用できた。本来は1050円のところ源泉掛け流し風呂が設備故障で使えないため500円割引。とても得した気分。
https://www.furusatokousha.co.jp/
川場スキー場に到着。巨大なコンクリート製の建屋がちょっと威圧的。
2020年01月25日 06:54撮影 by  moto g(7) plus, motorola
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川場スキー場に到着。巨大なコンクリート製の建屋がちょっと威圧的。
こんな華やかな雰囲気のスキー場って20年振りかも。スノーボーダーが8割以上と言うのも時代が変わった印象だ。
2020年01月25日 07:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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こんな華やかな雰囲気のスキー場って20年振りかも。スノーボーダーが8割以上と言うのも時代が変わった印象だ。
これがココヘリかぁ。チケットはRFIDのようでポケットの中に入っていてもゲートで反応してくれる。
2020年01月25日 08:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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これがココヘリかぁ。チケットはRFIDのようでポケットの中に入っていてもゲートで反応してくれる。
武尊山の全景が望めないのがちょっと残念。2本並んでいる左側の牛乳石鹸印のリフトに乗る。1本目のリフトは風防が無くて結構寒い。
2020年01月25日 08:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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武尊山の全景が望めないのがちょっと残念。2本並んでいる左側の牛乳石鹸印のリフトに乗る。1本目のリフトは風防が無くて結構寒い。
リフトを降りて少し降って左側の2本目のリフトに乗る。これは風防付きだった。
2020年01月25日 08:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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リフトを降りて少し降って左側の2本目のリフトに乗る。これは風防付きだった。
左手には真っ白な浅間山。その北側の山々は四阿山とか草津白根山とかに続いているようだ。
2020年01月25日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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左手には真っ白な浅間山。その北側の山々は四阿山とか草津白根山とかに続いているようだ。
浅間山をアップで。あそこだけ雪が多い。
2020年01月25日 08:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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浅間山をアップで。あそこだけ雪が多い。
漸く武尊山の全景を望むことができた。
2020年01月25日 08:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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漸く武尊山の全景を望むことができた。
ゴツゴツしているのは不動岳か?
2020年01月25日 08:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ゴツゴツしているのは不動岳か?
登山者皆さんリフトを降りてアイゼンを付けているけど我々は少し行ってみて判断しようと言うことにした。
2020年01月25日 08:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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登山者皆さんリフトを降りてアイゼンを付けているけど我々は少し行ってみて判断しようと言うことにした。
ここでスキーヤー、スノーボーダーとはお別れ。
2020年01月25日 08:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ここでスキーヤー、スノーボーダーとはお別れ。
ロープを潜って斜面を登りだす。
2020年01月25日 08:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ロープを潜って斜面を登りだす。
ちょっと登っただけで展望が開けてくる。この写真では解りにくいけれどしっかり160km向こうの富士山も望めている。左側は2週間前に登った赤城山だ。
2020年01月25日 08:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ちょっと登っただけで展望が開けてくる。この写真では解りにくいけれどしっかり160km向こうの富士山も望めている。左側は2週間前に登った赤城山だ。
最初に下から見えていた岩のコブに取り付く。足元にはシュカブラ。
2020年01月25日 08:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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最初に下から見えていた岩のコブに取り付く。足元にはシュカブラ。
振り返るとナイフエッジの尖峰が見える。あれが鬼岩か?
2020年01月25日 08:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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振り返るとナイフエッジの尖峰が見える。あれが鬼岩か?
この辺りから一面の霧氷だ。
2020年01月25日 08:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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この辺りから一面の霧氷だ。
谷川岳も望める高さになってきた。出だしが1800mを超えていると展開も超早いもんだ。
2020年01月25日 08:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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谷川岳も望める高さになってきた。出だしが1800mを超えていると展開も超早いもんだ。
160km先の富士山。
2020年01月25日 08:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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160km先の富士山。
樹林の中を登る。陽も当たらず寒い。
2020年01月25日 08:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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樹林の中を登る。陽も当たらず寒い。
陽が射してきた。
2020年01月25日 09:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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陽が射してきた。
まだ剣ヶ峰のピークではないが頂上域になって陽も当たる。
2020年01月25日 09:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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まだ剣ヶ峰のピークではないが頂上域になって陽も当たる。
なかなか良い景色。冬山気分100%ですね。
2020年01月25日 09:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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なかなか良い景色。冬山気分100%ですね。
空も蒼いし気分最高。
2020年01月25日 09:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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空も蒼いし気分最高。
あそこが剣ヶ峰のようだ。
2020年01月25日 09:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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あそこが剣ヶ峰のようだ。
谷川の馬蹄形から巻機山方面。苗場山も見えているのかなぁ?巻機山は一層白い。
2020年01月25日 09:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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谷川の馬蹄形から巻機山方面。苗場山も見えているのかなぁ?巻機山は一層白い。
剣ヶ峰も近い。正面に沖武尊も見えてきた。
2020年01月25日 09:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰も近い。正面に沖武尊も見えてきた。
海老の尻尾。
2020年01月25日 09:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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海老の尻尾。
ピークの手前に祠があった。
2020年01月25日 09:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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ピークの手前に祠があった。
一列になって剣ヶ峰へ登る。
2020年01月25日 09:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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一列になって剣ヶ峰へ登る。
剣ヶ峰山頂。20m程頂上域が続き直ぐに下りになる。
2020年01月25日 09:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰山頂。20m程頂上域が続き直ぐに下りになる。
剣ヶ峰からの下り。
2020年01月25日 09:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰からの下り。
岩の凹部を慎重に下る。
2020年01月25日 09:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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岩の凹部を慎重に下る。
剣ヶ峰を越えるともう難場も無さそうだ。奥白根がちょこっと頭を出している。
2020年01月25日 09:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰を越えるともう難場も無さそうだ。奥白根がちょこっと頭を出している。
まだまだ小刻みなアップダウンはあるのかも?
2020年01月25日 09:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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まだまだ小刻みなアップダウンはあるのかも?
剣ヶ峰を振り返る。こちらもなかなかな山容だ。
2020年01月25日 09:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰を振り返る。こちらもなかなかな山容だ。
天気も良くて最高です。
2020年01月25日 09:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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天気も良くて最高です。
樹林が出てきたので風も弱まりそうだ。向こうには不動岳。
2020年01月25日 09:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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樹林が出てきたので風も弱まりそうだ。向こうには不動岳。
沖武尊、中ノ岳、家ノ串山の三峰。沢も深く急峻な様相だ。
2020年01月25日 09:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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沖武尊、中ノ岳、家ノ串山の三峰。沢も深く急峻な様相だ。
沖武尊は正面に見えるが尾根は大きく左手を回って行く。
2020年01月25日 09:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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沖武尊は正面に見えるが尾根は大きく左手を回って行く。
この辺りは風も穏やか。
2020年01月25日 09:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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この辺りは風も穏やか。
雪と空と雲。
2020年01月25日 09:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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雪と空と雲。
剣ヶ峰を振り返る。
2020年01月25日 09:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰を振り返る。
13Kさんが先行して雪の斜面を登って行く。
2020年01月25日 09:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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13Kさんが先行して雪の斜面を登って行く。
もう剣ヶ峰が下に見えるようになった。浅間の左側は八ヶ岳だろうが黒々としている。
2020年01月25日 09:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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もう剣ヶ峰が下に見えるようになった。浅間の左側は八ヶ岳だろうが黒々としている。
山頂も間近になってきた。
2020年01月25日 10:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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山頂も間近になってきた。
最後の登りに取り付く。
2020年01月25日 10:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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最後の登りに取り付く。
60m程直線的な登りが続く。
2020年01月25日 10:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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60m程直線的な登りが続く。
あそこが頂上。
2020年01月25日 10:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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あそこが頂上。
山頂です。
2020年01月25日 10:15撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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山頂です。
方位盤は凍結していた。
2020年01月25日 10:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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方位盤は凍結していた。
尾瀬方面。燧ヶ岳から至仏山、平ヶ岳が望める。
2020年01月25日 10:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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1/25 10:17
尾瀬方面。燧ヶ岳から至仏山、平ヶ岳が望める。
越後三山から巻機山方面。山、山、山だな。
2020年01月25日 10:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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越後三山から巻機山方面。山、山、山だな。
巻機山から谷川馬蹄形。
2020年01月25日 10:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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巻機山から谷川馬蹄形。
山頂に居合わせた方に撮って貰いました。3人共青手袋だった。
2020年01月25日 10:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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山頂に居合わせた方に撮って貰いました。3人共青手袋だった。
風が強いので山岳展望を数分楽しんで下山。どんどん下から登って来る。
2020年01月25日 10:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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風が強いので山岳展望を数分楽しんで下山。どんどん下から登って来る。
剣ヶ峰とのほぼ中間地点の樹林まで戻って来て小休止。
2020年01月25日 10:59撮影 by  moto g(7) plus, motorola
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剣ヶ峰とのほぼ中間地点の樹林まで戻って来て小休止。
剣ヶ峰を目指して再出発。
2020年01月25日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰を目指して再出発。
谷川馬蹄形から巻機山。この時ガスがほぼ晴れて一番クリアに見えた。
2020年01月25日 11:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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谷川馬蹄形から巻機山。この時ガスがほぼ晴れて一番クリアに見えた。
中間地点の最低部のコルから見上げると剣ヶ峰は結構高い。
2020年01月25日 11:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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中間地点の最低部のコルから見上げると剣ヶ峰は結構高い。
剣ヶ峰。登りと下りが交錯して大渋滞だった。
2020年01月25日 11:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰。登りと下りが交錯して大渋滞だった。
剣ヶ峰を抜けると平和な下りが続く。
2020年01月25日 11:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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剣ヶ峰を抜けると平和な下りが続く。
クリスタルコースの天辺に帰着。スキー場の賑わいだ。
2020年01月25日 11:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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1/25 11:54
クリスタルコースの天辺に帰着。スキー場の賑わいだ。
リフトの乗り継ぎでは少し登らなくてはならないが意外とこれがキツかった。
2020年01月25日 12:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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リフトの乗り継ぎでは少し登らなくてはならないが意外とこれがキツかった。
下は凍ってますよ。要注意。
2020年01月25日 12:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
1/25 12:10
下は凍ってますよ。要注意。
スキー場のビル(KAWABA CITYと言うらしい)まで無事戻って来た。お疲れ様でした。
2020年01月25日 12:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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1/25 12:16
スキー場のビル(KAWABA CITYと言うらしい)まで無事戻って来た。お疲れ様でした。

感想

先々週の赤城山に続いて上州の百名山を巡る極楽スノートレッキング。ここの所天候不順だけれどその隙間の好天に巡り会え尚更の極上の雪山を楽しむことができた。
しかも午前中に戻って来て温泉入っても渋滞に出会わないなんて。こんなに楽してばかりだと普通の山行に耐えられなくなっちゃいそうだけど。

リフトは8時から、チケットカウンターは7:30オープンと言うことで湘南を出るのも4時過ぎとかなり余裕がある。もっとも余裕を持ち過ぎたら高速の渋滞に巻き込まれて酷い目に会うのだがこの時間だと結構スムースに沼田まで着く。沼田IC辺りからは白い武尊山の峰々が展望できてワクワクして来るが良い写真ポイントが無いまま川場スキー場に到着してしまった。立体駐車場は6階まであり上から詰めて行くようだが7:00に着いたら4階に案内された。7:30頃から準備をして7階のチケットカウンターへ向かう。川場スキー場の登山届けは事前にプリントして記入していたがココヘリの申込書をここで記入して合わせてチケットを購入する。

夜明けまで薄く雲が張っていたようだったが建屋を出ると晴天が広がっていた。最初のリフトに乗ると思ったよりも寒い。けれど2本目のリフトには風防があったので助かった。スキー場の駐車場が既に1300m位にありゲレンデトップは1830mにもなる。リフトを降りると大勢の登山者がアイゼンを着けている所だったが、我々は暫く様子を見て判断することにしてそのまま登り出す。ひと登りして振り返ると富士山も展望でき、気分も一層高揚する。尾根に乗ったところで目出し帽をつけることにした。コブ岩の急登部は日陰側を登って行き風にも晒されて非常に寒かったので目出し帽は正解だった。ひと登りすると緩やかな尾根道が続きその先に剣ヶ峰が立っている。その奥には武尊山の峰々が展望できた。

剣ヶ峰の北側はすれ違いができない急勾配になっており慎重に下る。その後はまた緩やかな尾根道が続くが、時折強風が吹く。しかし展望も良く快適なスノートレッキングだ。剣ヶ峰から沖武尊まで1.8km、ちょうど1時間だ。最後の登りから頂上までやや風が強く、山頂でも周囲の展望を楽しむだけとした。北側を見れば尾瀬の山々から越後三山、そこから西へ巻機山、谷川連峰へと、更に上信越国境の山々から浅間へと繋がって行く。東には日光連山から皇海山、南には2週間前に登った赤城山と正に360°の絶景が広がっていた。展望を楽しむだけと言いながらも10分も山頂に佇んでいた。

お腹も空いて来てはいるがとにかく風を避けられる所まで降りることにする。登って来る登山者も多いが広い尾根なのでルートを分けて降りて行くことができる。樹林帯まで下って小休止とした。そこから剣ヶ峰を登り返して行くのだが剣ヶ峰への登りで多数の登山者とのすれ違いで足止めを食うことになる。やれやれ。剣ヶ峰からは10分ちょっとでゲレンデトップに着く。登りと同様にリフトを2本乗り継いで下る。登りと違うのはリフトを降りた時にチケットのチェックがあること。それにしてもリフトの乗り降りは用心が必要だな。

県道263号線を下りながら温泉でも浸かって行くかと言う話になったら路傍に「源泉掛け流し」の幟がはためいていた。反対側を見ると世田谷健康村とあったので世田谷区民じゃないとダメなのでは?と危惧しながら寄ってみたがちゃんと誰でも立ち寄れる日帰り温泉だった。幟は立っていたが源泉掛け流しの設備が壊れているとかで500円割引になったのは逆に嬉しい。このふじやまビレジは女性建築家の草分け林雅子さんの設計だとのこと。コンクリート打放しの躯体でありながらもあちらこちらに木の香りがするなんとも素敵なおもてなしを感じる建築でした。

時間が早かったおかげか全く渋滞に出会わずに湘南まで戻ってくることができた。さて、今年は安楽な絶景スノーハイキングが続いていますが、次回はどこに行きますか?

武尊山からの下山の途中、剣ヶ峰に登り返す所が、急斜面のため下り(往路)の登山者で渋滞していた。登り下りを別ルートにする、例えば登りルート(復路)の他に下り(往路)専用梯子を付ける、などが良いと思う。

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