平標・仙ノ倉から三国峠(最後に熊と遭う)


- GPS
- 23:28
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,643m
コースタイム
8/26:-平標山乃家(06:15)-大源太山(06:58)-三国山(08:39)-三国峠(08:54)-苗場バス停(09:20)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
8/25:登山口でバスから降りたときは一瞬涼しさを感じたが、歩き出した途端にそんな涼しさはどこかにいってしまう。登り始めから林間の急登なので風も通らず、なかなかの苦行だった。松手山まで上がると風が当たるようになり、ほっとする。また、ここから先は眺めのよいなだらかな稜線になるし、小さな花も結構咲いているし(リンドウくらいしか名前が分からないのが相変わらず情けない)、気持ちよい尾根歩きが楽しめた。
平標山頂に荷を下ろし、念のため雨具と水だけ持って仙ノ倉ピストン。笹っ原の緑と、真っ白な入道雲の取り合わせが何とも清々しい。仙ノ倉頂上は先客がひとりだけと静かだった。谷川に続く国境稜線や遥か尾瀬、日光方面の遠望を堪能した。のち、平標山の家まで下って幕営。冷たくうまい湧水が引かれていた。
8/26:三国峠に下りるだけの行程なのでゆっくり朝寝しようなどと思っていたのだが、体内時計はしっかり山モードに補正されてしまったようで、3時半過ぎには目が覚める。二度寝にも失敗して朝から時間を持て余してしまうが、まわりのテントのひとたちが、平標の頂上で日の出を見るために動き出したので、自分もそれに続くことにした。カメラとヘッドランプだけの空身なら30分程度の登り、無事に、山頂からの日の出に間に合った。至仏の肩あたりから、雲に隠れることもなくきれいに昇ってきた。三文以上の得だった。
朝日を拝んだ後は小屋に戻ってテントを撤収し、大源太山、三国山方面へ。この路もよく整備されていた。標高を下げていくので樹林帯となるが、群馬側の谷から吹き上げてくる風が心地よい。気分良く歩いているうちに、思いの他あっさりと国道17号の三国トンネルまで降りてしまった。
*
さて、ここから国道を苗場のバス停まで歩いたのだが、最後にびっくり、小熊と遭遇した。国道すぐ脇の、細い沢を挟んだ対岸の林からガサッという音がしたので何気なく眼を遣ると、小熊が木に登って(遊んで?)いた。目が合った瞬間、先方も慌てて下りようとし始めたが、慣れていないのか、かえって木にしがみつくような覚束ない動きでガサガサしている。親が辺りにいても困るので、さっと写真を数枚撮らせてもらったのち「脅かすつもりはなかったから許して。もう行くから」と独り言で謝って、立ち去った。
山から下りてから、決して車通りが少なくない国道脇でこんな対面をすることになろうとは。驚いた。
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