冬の白毛門 松ノ木沢ノ頭で撤退
- GPS
- 06:39
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 840m
- 下り
- 845m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ。風は全然吹いておらず暑いぐらい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
最寄り〜土合駅 JR高崎線 3800円ぐらい ② 土合橋バス停〜水上駅 関越交通バス 710円 水上駅〜高崎駅〜最寄り 4000円ぐらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は全体的に重め。前半は木が飛び出しており夏道が露出。 山頂が見え始めた頃からの雪はもなか雪も混じっていた。 所々ぐじゅぐじゅでイヤらしい感じ。 |
写真
感想
そろそろ、わかんやピッケルを使うような少し背伸びした雪山に行きたいと思い、白毛門を選択。
覚悟していた急登は思ったよりきつくなく拍子抜け。
トレースも十分にあり、技術的にも全然大した事ない。たまにキックステップで足場を作ったぐらい。
それより、前半は夏道が露出している箇所があり、岩や木の根っこのミックスがいやらしかった。
木は頭に引っかかって邪魔だし...めっちゃ暑くて汗だく。もはや残雪期かよ!!と思いながら登った。
期待していた雪山じゃない😢
松ノ木沢ノ木までの登りは心を折るように直登で、ピークが見えたと思ったら違うを繰り返す。
これがなかなかシビれた(ドMにはたまらない)。
登りは好きだから全然いいけど暑くて汗がひどい😇
温度計で常に10度前後。風も弱くて参った。
松ノ木沢ノ頭手前から道が一変。狭いナイフリッジへ変貌。
雪山でここまで狭い道は経験していなかったので怖い。
ビビりながら行くと、西側がかなり狭いトラバースの箇所であわや、となった。
トレースが途切れた箇所があり、足場が無いのでキックステップで東側を削り足場を作った。
そこに右足を載せる。うん、大丈夫。
次、左足を載せた瞬間、雪がやわ過ぎて西側へ崩れた!!
やばい、滑落する。と思ったつかの間、締まった雪の上で止まった。
ナイフリッジになった瞬間、ピッケルに切り替えていなかったことを後悔(ダブルストックでした)。
ストックを刺しながらキックステップで何とか登り直し、元の道に復帰。
よかった、生きている。水筒の暖かい紅茶を飲み、甘いものを食べて息を整える。
この先はもっと急登な上に、もし今のように雪が柔らかいところがあったら?
技術的に今の僕には無理と判断。
更に、時間的にもこのまま進んだら真っ暗になる。よし、ここで撤退しよう。
それでも松ノ木沢ノ頭から見えた谷川岳は最高だった!!迫力がすごい。
悔しいなぁ。でも雪がぐじゅぐじゅで怖いから当分はここには来れないな。
雪が溶けたらまた再戦!!待っててくれよ。
今回は登山で初めて怖い目に遭いました...反省。
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