厳冬期？須走口〜晩春の暖かさで、雪崩のリスクを見極めて決行〜

2020年02月14日(金) 〜 2020年02月15日(土)

• GPS: 17:17
• 距離: 28.4km
• 登り: 2,691m
• 下り: 2,680m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:07
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:07

22:43 スタート地点
23:15 23:15 旧馬返
23:50 狩休

2日目

• 山行: 13:17
• 休憩: 2:43
• 合計: 16:00

0:01 狩休
1:20 1:25 山荘菊屋
1:25 1:31 須走口 五合目
1:33 1:40 山荘菊屋
1:46 1:46 須走口 五合目
1:49 1:54 東富士山荘
1:57 1:59 古御嶽神社
2:36 2:37 須走口下山道 砂払五合目
3:49 4:00 瀬戸館
4:46 4:51 大陽館
5:02 5:10 須走口登山道 七合目
5:45 5:52 須走口登山道 本七合目
5:52 5:54 見晴館
6:47 6:56 胸突江戸屋
7:08 7:08 須走口・吉田口登山道 八合五勺
7:19 7:19 御来光館
7:21 7:23 須走口・吉田口登山道 八合五勺
8:01 8:09 須走口・吉田口登山道 九合目
8:25 8:25 扇屋
8:34 8:34 富士山頂上 山口屋
8:41 8:42 吉田口・須走口頂上
8:49 8:50 吉田・須走ルート下山口
8:54 8:55 成就岳
9:00 9:00 伊豆岳
9:07 9:08 朝日岳
9:12 9:15 御殿場口頂上
9:18 9:18 富士宮口頂上
9:29 9:29 三島岳
9:45 10:09 富士山
10:26 10:26 西安河原
10:32 10:33 金明水
10:39 10:39 久須志岳
10:43 10:48 吉田・須走ルート下山口
10:50 10:50 成就岳
11:20 11:30 胸突江戸屋
11:37 11:37 江戸屋
11:46 12:00 見晴館
12:11 12:11 大陽館
12:33 12:33 瀬戸館
12:41 12:42 須走口登山道 本六合目
13:07 13:08 須走口下山道 砂払五合目
13:35 13:35 古御嶽神社
13:43 14:04 山荘菊屋
14:05 14:06 須走口 五合目
15:18 15:18 狩休
15:38 15:38 旧馬返
16:01 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

冬期閉鎖のふじあざみラインを歩き須走口から山頂へ。
殆ど行く人がいないようで踏み跡は無かったです。
中腹から山頂直下まで雪が多いように感じました。

写真

2/14 22:44

一応登山届けは出してあるので入らせてもらいます。
ネットで知らない人たちに誹謗中傷されないように、どんなことがあっても自力で帰るべし。
本当は救助隊の皆さんに迷惑をかけたらいけないから。

2/15 1:26

雪のあざみラインを初めて歩いて須走口五合目へ。
仕事終わりの徹夜登山で、吐き気やダルさでキツかった！！
登山家じゃあるまいし、仕事の合間に登るから必然的に無謀に。
誰かに迷惑かけないことは常に頭に入れてあります。

7キロ歩いて、まだ標高2000mとは俺たちバカな選択をしたと思いました。

2/15 1:55

雪が多いような。
この冬は珍しく太平洋側は沢山雨降りますからね。
山頂直下までは雪が多いけど、山頂だけは吹き飛ばされてハゲハゲなので、今回はどうだか？

2/15 5:47

八合目近くまで登ってきました。
夜景を撮りたいものの、この有り様。

私はいつも何事にもブレずに生きていたつもりですが、写真はブレてしまいます。

2/15 6:03

美しい雲とオレンジ。

2/15 6:27

まだ八合目手前だけど、焼けてきた！！
まずい、山頂御来光のはずが、、、
「ちくしょ〜😩こんなことなら夕飯のラーメン、大盛りにしなきゃ良かった！！普通盛りだったら早く食べ終わって、御来光間に合ったかもしれないのに。」

2/15 6:28

御来光は間に合わず。
八合目付近で日の出。
日の出はめちゃくちゃ綺麗でした。

2/15 6:38

山はあまり染まらず。

2/15 6:48

八合目で吉田口と合流。

2/15 8:07

シュカブラだらけ。

2/15 8:07

山頂直下はシュカブラ天国。

2/15 8:36

時間かかり過ぎたけど何とか登頂。
山頂手前辺りは硬い氷雪がありました。
吉田の山頂直下は一番怖いですから、雪が柔らか過ぎないと安心はできません。

2/15 8:39

お久し振りです。

2/15 8:42

久須志神社前。

2/15 8:44

こんな感じです。

2/15 8:44

剣ヶ峰へ向かいます。

2/15 8:59

宝永山を覗く。
曇りだけど伊豆半島はクッキリ見えて美しい。

2/15 9:10

もうちょい白さがほしいけど、冬らしい山頂の景色🗻
晴れているようで全面曇りなのであります。

2/15 9:17

富士宮口へ。
あまりに疲れていたので、登山道を覗くことすら忘れました。

2/15 9:17

朝だけ晴れていたけど、すぐに高曇りに。
富士山だけではなく、関東付近は全体的に曇りのような。
「ちくしょ〜、ガスピタン持ってくればどうにかなったかもしれないのに！！」

前日の夕方にちらっと雪降って期待していたけど、全然白くなっていない。吹き飛ばされたな。

2/15 9:17

でも冬の奥宮に来ると感慨深いです。

2/15 9:20

剣ヶ峰へ行きたいところですが、めちゃくちゃ眠くて、こちらで少し寝ました。
一人だと吹き飛ばされて火口に落ちるかもしれないけど、見張り役がおりましたので、寝させてもらいました。
置き去りにされるかもと思った自分を恥じました。

2/15 9:30

高曇りの剣ヶ峰は初めてかも。
「晴れの剣ヶ峰が好きだけど、高曇りのあなたも好きよ💓😍💓」と言ってみたいところですが、やっぱり晴れが良いでごんす。

2/15 9:49

雲っていたけど、日差しは届く不思議な空模様。
今年は雪沢山降るけど、山頂だけはハゲハゲな状態でがっくし。

2/15 9:58

でも剣ヶ峰側は雪が豊富で良い感じです✌️

2/15 10:01

大沢左岸へ。
奥に右岸が顔を出す。

2/15 10:01

大沢左岸から下りてみたい。

2/15 10:02

雲は薄いのでうっすらハロが出ています。
ちなみにガンダムは好きです。

2/15 10:03

ミニ富士の辺りまで行きたかったけど、疲れていて落ちたらシャレにならないので、念のためにシャレを考えましたが、落ちたらシャレを言う暇がないですね。
ミニ富士は次回の楽しみに。

2/15 10:04

南アルプスと朝霧高原と本栖湖。
南アルプスは例年通りの雪化粧でしょうか。

2/15 10:17

御鉢を歩きながら大沢崩れウォッチ。

2/15 10:22

カッコ良い、源頭部。

2/15 10:22

大沢崩れは良い感じに雪化粧。

2/15 10:24

晴れていたら、もっと綺麗だったろうな。

2/15 10:36

白山岳下からの富士山。

2/15 11:20

八合目まで下りる。

2/15 11:45

2/15 12:35

六合目のアヒル。
風が吹いたりしれば飛ばされると思い、どうするのか心配になっていましたが、くっつけていたそうです。
てっきり、登山者を楽しませる為に山小屋の方が、わざわざ毎日置きに来ていたのかと思っていました。

2/15 12:36

2/15 14:05

バテながら何とか五合目へ。

2/15 14:32

帰りのあざみラインは暖かさで踏み抜きだらけ。
スノーモービル？の跡だけは踏み抜かず、見極めて歩く。

2/15 16:01

真上に吊るし雲。

2/15 16:02

7キロの林道歩きを終えて無事終了。「もう二度と来るもんか」と思う位に疲れたルートでした。

2/15 16:15

ビッグ吊るし雲出現！！
やっぱりビッグが一番。
車を売るならビッグモータ−

2/15 16:46

ブーメラン

2/15 16:53

夕方から晴れる予報に変わっていて、巨大な吊るし雲が出現してから2時間位経って晴れてきました。

2/15 16:54

見とれてしまう。
一応言っておきますが、別に雲に恋をした変な人間になった訳ではありません。
ただ単に雲が美しいと思っただけです。

2/15 17:24

焼けた！！

2/17 8:20

雨上がりに上から覗き見。

2/17 8:23

めちゃくちゃ真っ白じゃ、あ〜りませんか！！
八合目辺りまで雨が降ったようで、富士宮口は八合目辺りまでかなり解けたけど、御殿場口のこの白さにビックリ👀
あれだけ雨降ったのに、こんなにも分厚く雪化粧したまま。
よっぽど暖冬の今冬は沢山積もったんですね。
冬は風の強い富士宮口と吉田口は雪が薄いです。
御殿場口は気象条件などで雪が積もりやすいんだなと分かります。

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

AQUOS R3 SHV44 au シャープ

感想

fgt46

仲間から誘われて冬の須走口から富士登山。
須走から登る方は滅多にいないような気がして、人の気配が全くなく貸し切りでしたが、物凄く疲れて二度と行くものかと思いました。
でも、仲間と富士山登れて良かったです。

この冬は雪が多いような気がします。
雨が多い割には山頂だけは吹き飛ばされてあんまり白くないです。
どうせ登るのなら、山頂が真っ白になったタイミングで登頂したいんですが、なかなか難しい。
16日の雨でおそらく山頂は真っ白の絶景のはず！？山頂がマイナス1度台まで上がっているので、湿った雪で綺麗に雪化粧しているかも。
八合目辺りまで雨かもしれませんね。
スラッシュ雪崩などのリスクが物凄く高まっているので、登って大丈夫かの見極めが難しいですね。登るならそれなりの覚悟が必用。
17日登る人はいるでしょうか？

17日から18日にかけて気温が急低下するので、雨が降った中腹はアイスバーンになって、今年一番の死の滑り台になるかもしれません。
山頂はマイナス25度位でしょうか。
死にたくなければ安易に登らないべし。

今年は冬らしくなく山頂以外は雪が多いので、いつ登っても白さが際立って美しいです。
これからの方が難易度上がるかもしれないので、登られる方は十分お気をつけて下さい。

コメント

ヤマテン@猪熊

予報について
ヤマテンさんの14日の予報だと、朝のみ晴れ、日中は高曇りという予想通りの天気になっていましたよ。精度の高い予報を利用するのもひとつの手だと思います。

気象予報士のコメント:
15日（土）：弱いながらも日本の東の高気圧に覆われる。このため朝は晴れる見込み。日中は日本の南の前線上を低気圧が東進する影響で、高曇りの天気に。上部では西寄りの風が終日やや強い見込み。

fgt46

Re: 予報について
初めまして‼️
わざわざありがとうございます😃
そんな的中率100%の予報だったとは知りませんでした。
ちなみに吊るし雲が出て、16時頃から晴れる事も的中してたんでしょうか？
そんなに凄いんなら使ってみたいです。
ちなみに風は自分が見た予報と同じで、明けてからはずっと弱かったです。
富士山みたいな独立峰は予報が当てになりませんが、それが冬富士の魅力でもあります。

友達と約束していた日で、とりあえず登れればいいやと思っていました。
高曇りにならなきゃ尚更良かったのですが。山頂がハゲハゲな残念な景色でしたから。高曇りでも、本当にうっすらな雲で日差しはありました。
高曇りの冬富士は久々だったもので、物凄く意識しましたが、別にどうでも良かったのです。

そんなことより、下山してからの吊るし雲が美しくて美しくて、めちゃくちゃ感動でした😄
年に一度、あるかないかの充実した登山でした。