奥又白池から前穂高岳

2012年09月04日(火) 〜 2012年09月05日(水)

• GPS: 25:30
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,636m
• 下り: 1,623m

コースタイム

4日（火）
上高地BT/10:40
↓
河童橋/10:50-11:00
↓
明神館/11:30
↓
徳沢園/12:10-20
↓
パノラマ新道分岐/13:50-14:00
↓
奥又白池/15:30

5日（水）
奥又白池/5:30
↓
奥又尾根稜線7:40/50
↓
前穂高岳8:10/15
↓
紀美子平8:40
↓
岳沢/10:25-30
↓
河童橋/11:50
↓
上高地BT/12:00

天候

4日（火）曇一時雨
5日（水）晴時々曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな駐車場／1日500円
あかんだな〜上高地バスターミナル／片道1130円

コース状況／危険箇所等

「ひらゆの森」が定休日だったので初めて源泉の「神の湯」に立ち寄りました。
露天風呂だけの質素な温泉でしたが風情があり◎です。
湯船が小さいのと洗い場がない（小さい）のが弱点かな？

アカンダナ駐車場から上高地までのバスは乗り替え不要でした。
（以前は平湯バスターミナルで乗り換えていた）

写真

上高地バスターミナル

河童橋

明神館

徳沢・キャンプ場

徳沢園

新村橋

パノラマ新道

パノラマ新道と中畠新道の分岐点

ルンゼから尾根への取り付き付近

奥又白池

朝焼けの山並み（中央は富士山）

朝日に輝く明神岳

日の出

ルンゼの入り口

ルンゼの中程

冬季用？支点あり

眼下に奥又白池、雪渓上に土石が....落石注意

あと一息、右手は前穂高岳東壁

稜線に到達（右手が奥又尾根）

明神岳主稜に続く稜線

前穂高岳で1枚

紀美子平から登ってくる登山者

重太郎新道・眼下の小屋は「岳沢ヒュッテ」

重太郎新道の登山口

梓川の支流？

神の湯（男湯）・500円

感想

Sardar22

【上高地〜新村橋】
上高地バスターミナルからカラ松林の中を歩いて河童橋、雲が穂高の頂きを覆い隠してました。
夏のピークは過ぎたのかな？観光客は少なめでした。
梓川を左手に明神分岐・気持ちよさそうな草原のキャンプ場の徳沢・新村橋まで平坦な道のり。

【新村橋〜奥又白池】
吊り橋の新村橋を渡り、林道（車道？）を歩いて護岸工事で行き止まりの手前からパノラマ新道へ。
樹林の中、遭難碑を通過して視界が広がれば奥又白谷の河原に出る。
ここを右に行けば涸沢、今回は奥又白なので左の道を行く。
涸れた沢の直ぐの尾根端が取り付き。
灌木の急峻なやせ尾根をひたすら登る。
尾根から沢に出たところで雨が降り出してしまった。
雨具を着て....カメラのレンズが水滴で雲ってしまった....。
再び樹林帯を歩いてベビバナイチゴ？の密生する細い道を横切れば奥又白池。

標高約2500メートル、1周200メートルくらいの楕円形の池。
池の畔にテントを設営。
雨は小一時間で止み雲が切れれば前穂、前穂北尾根、明神の山並みが素晴らしい。

【奥又白池〜前穂高岳】
ルンゼの入り口までは明瞭な踏み跡があり、これを辿る。
ルンゼを登り冬季用？の支点から奥又尾根を超えて東壁横の沢を直上。
雪渓を音もなく滑り下る岩に注意しながら前半は右より、後半は左よりを登る。
数カ所にビレーポイントが有り、これを目安に小一時間で奥又尾根の頭？手前に到着。
10分ほどで明神へ向かう踏み跡に合流して、更に10分で前穂高に向かう登山道に合流。
前穂高岳の頂きからの展望は....ガスで今一でした。

【前穂高岳〜上高地】
山頂から岩棚、岩稜を右手に回り込みながら降下。
途中で多くの登山者とすれ違い待ち時間が....結構あり。
紀美子平からの重太郎新道も岩稜を急降下。
高度が下がるとダケカンバの樹林、眼下の岳沢ヒュッテが大きくなっていきた。
お花畑を抜けて岳沢を渡ればヒュッテに到着。
ここから上高地まではほぼ樹林帯の中で視界は今一つ。
明神の山裾のジグザグの道は土砂崩れ？岩肌がえぐられ付け替え木道。
傾斜が緩くなるとしばらくで登山口に出る。
梓川沿いの木道をのんびり歩いて河童橋、バスターミナルで今回の山行は終了です。