記録ID: 2230159
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雪山ハイキング
甲信越
【藪山レコ】兜巾山 上越市吉川区・柏崎市
2020年02月21日(金) [日帰り]
新潟県
Forest21
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:40
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 293m
- 下り
- 284m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●ヤブ…全体的にヤブは薄いです。兜巾山直下の往路のルートはやや濃い。また、下山時に寄り道したかつての農作業道は最もヤブがひどく、途中から進むのを断念しました。 ●勾配…全体的にゆるやか。往路620m肩に上がる斜面がややキツい勾配。 ●特別な危険箇所なし。 |
写真
【北陸自動車道・柿崎IC】6時40分、北陸道・柿崎ICを降り、R8→県道25号→県道61号を走行。さらに尾神岳の看板より県道241号へ入る。
3
2/21 6:54
【北陸自動車道・柿崎IC】
6時40分、北陸道・柿崎ICを降り、R8→県道25号→県道61号を走行。さらに尾神岳の看板より県道241号へ入る。
6時40分、北陸道・柿崎ICを降り、R8→県道25号→県道61号を走行。さらに尾神岳の看板より県道241号へ入る。
【除雪終点・路肩に駐車】
7時25分、除雪終点の桜坂峠に到着。峠の少し手前、路肩にて邪魔にならないよう駐車。「雪、少ないですね…」
7時25分、除雪終点の桜坂峠に到着。峠の少し手前、路肩にて邪魔にならないよう駐車。「雪、少ないですね…」
駐車した場所は、桜坂峠から尾神岳へと抜ける林道との分岐地点。こんな看板がありました。
ひっそりとした中、支度を整えます。持ち物はワカン、6本爪アイゼン、Wストック。
【桜坂峠へ歩き始める】7時42分、雪に埋もれた県道13号をツボ足のまま進み。まずは桜坂峠へ向かいます。20cmほど足が沈む。
4
2/21 7:42
【桜坂峠へ歩き始める】
7時42分、雪に埋もれた県道13号をツボ足のまま進み。まずは桜坂峠へ向かいます。20cmほど足が沈む。
7時42分、雪に埋もれた県道13号をツボ足のまま進み。まずは桜坂峠へ向かいます。20cmほど足が沈む。
序盤のルート。適当なところからヤブに入り、横着をしてショートカットで林道に出ます。
【左斜面のヤブに入る】
4時78分、この看板の所から道路の左斜面に登り、ヤブに入ります。「ゆるい斜面。これなら余裕です…」
4時78分、この看板の所から道路の左斜面に登り、ヤブに入ります。「ゆるい斜面。これなら余裕です…」
【ワカンを装着】
20mほどの斜面を登り切るとちょっとした平地に出ました。ココでワカンを装着。
20mほどの斜面を登り切るとちょっとした平地に出ました。ココでワカンを装着。
序盤は細いブナ林。木の間を縫うようして、ゆるい斜面を進みます。「快適ですね…」
そして20分も進むとヤブが出てきましたが、ややこしい感じではありません。「これなら山菜採りの時と同じ…」
【雪原に出る】
8時27分、雪原を歩きながら後方を撮影。こんな感じでブナ林を抜けてきました。
8時27分、雪原を歩きながら後方を撮影。こんな感じでブナ林を抜けてきました。
【兜巾山が現れる】
こちらは進行方向。正面に兜巾山。雪で埋もれた車道を歩きます。トレースなし。
こちらは進行方向。正面に兜巾山。雪で埋もれた車道を歩きます。トレースなし。
中盤のルート。まもなく車道からゆるいヤブ尾根に入る。しばらく歩くと、両脇に枝沢が流れる細尾根が現れる。
【再びヤブの中へ…】
8時36分、車道と別れて右のヤブに入ります。左は尾神岳へと続く林道です。
8時36分、車道と別れて右のヤブに入ります。左は尾神岳へと続く林道です。
ヤブに入りましたがヤブは入口のみで、意外にも登山道らしき跡が奥へと続いていました。「作業道なのかなぁ…」
【細い道・両脇に枝沢】
左右の両脇に枝沢が流れる細い道を歩きます。10mほど下をザワザワと沢が流れます。
左右の両脇に枝沢が流れる細い道を歩きます。10mほど下をザワザワと沢が流れます。
【棚田跡を通過】
8時53分、ゆるい斜面を登ると視界が開けた小湿原のような場所に出ました。「きっと棚田跡ですね…」
8時53分、ゆるい斜面を登ると視界が開けた小湿原のような場所に出ました。「きっと棚田跡ですね…」
兜巾山ピークへ往路のルート。620m肩までは急斜面の登り。この日一番のまあまあのヤブ。
【急斜面・ヤブ】
620m肩を目指して急斜面を登ります。数メートル上部のヤブの状態を見極めつつルートをとります。
620m肩を目指して急斜面を登ります。数メートル上部のヤブの状態を見極めつつルートをとります。
息を整えながら後方を撮影。ヤブの奥には真っ白な信越トレイルが透けて見えます。
【620m肩を通過】
9時14分、620m肩を通過。右奥に兜巾山ピークを確認しながら、細いブナと笹ヤブの尾根を登り続けます。
9時14分、620m肩を通過。右奥に兜巾山ピークを確認しながら、細いブナと笹ヤブの尾根を登り続けます。
9時26分、頂上部に上がりました。まばらとなった薄い灌木ヤブ、奥に山頂。「敗退せずに済みそう…」
【兜巾山に到着】
9時32分、ヤブをかき分けながらゆっくり登り、兜巾山山頂に到着。歩き始めて2時間弱。
9時32分、ヤブをかき分けながらゆっくり登り、兜巾山山頂に到着。歩き始めて2時間弱。
【兜巾山にてタピオカ】
初めて登った兜巾山。東側を除き、周囲の展望が開けます。タピオカドリンクを味わいます(^^)/
初めて登った兜巾山。東側を除き、周囲の展望が開けます。タピオカドリンクを味わいます(^^)/
【山頂から展望良好】
兜巾山山頂の様子。すでに登山道は廃道となっているはずですが、山頂周辺だけヤブがありません。展望良好。
兜巾山山頂の様子。すでに登山道は廃道となっているはずですが、山頂周辺だけヤブがありません。展望良好。
【尾神岳・独特の山容】
西側のすぐ目の前には尾神岳。山頂部にはいくつもの小ピークが連なる、独特の山容です。
西側のすぐ目の前には尾神岳。山頂部にはいくつもの小ピークが連なる、独特の山容です。
北の方角には米山の鋭いピーク。左の尾根が水野林道コース。右のアップダウンのある尾根が野田コース。
【兜巾山・下山開始】
9時48分、下山開始。正面に689.5m電波塔を眺めながら、ヤブの中を戻ります。
9時48分、下山開始。正面に689.5m電波塔を眺めながら、ヤブの中を戻ります。
【遠くに霞む頸城三山】
さらに目を左に移すと、妙高山・火打山・焼山の「頸城三山」が霞んで見えます。
さらに目を左に移すと、妙高山・火打山・焼山の「頸城三山」が霞んで見えます。
下山時は少しルート変更。こちらの方が傾斜がゆるやかでヤブも薄いのでオススメ♪
下山時のルートの様子。小鞍部のような所まで下り、そこから右へ折れて往路と合流。
10時25分、雪で埋まった車道まで戻ってきました。往路のワカン跡が右のブナ林へ続く。「さて、ちょっと寄り道しようかな…」
【コレは何かの道？】
地図を見ると、車道とは別に「何かの道」が記されています。ソコを歩いてみました。
地図を見ると、車道とは別に「何かの道」が記されています。ソコを歩いてみました。
そこはヤブだらけの道で、辺りには茅で埋もれた水田跡がありました。かつての農作業道だったようです。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ネックウォーマー
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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|---|
感想
「兜巾山（ときんざん）」は、柏崎市と上越市（旧中頸城郡吉川町）にまたがる低山。
柏崎市で売られている日本酒の銘柄から、その名前を知っている人もいるでしょう。
かつては尾神岳との鞍部からの登山道が存在していたとのことですが、現在は廃道化。今回はその反対側の桜坂峠方面から登りました。
藪山ですが、意外にも山頂部は視界が開け、尾神岳、米山、頸城三山や信越トレイル周辺の山々が見渡せました。現在でも、兜巾山を愛するどなたかが山頂部の刈払いをしてくれているのかもしれません。
【参考サイト】
●YAMAP「あばらし」さんの記録 『兜巾山・鷲ノ巣山』
https://yamap.com/activities/60094
●『川谷もよりの将来を考える会』 兜巾山は川谷の宝ですね
https://ameblo.jp/kawadanimoyori/entry-12442842634.html
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