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Yamareco

記録ID: 2231856
全員に公開
アルパインクライミング
大山・蒜山

伯耆大山 北壁 弥山尾根西稜

2020年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
yamapipi その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:19
距離
8.6km
登り
1,287m
下り
1,282m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:21
休憩
1:58
合計
10:19
7:33
13
大山第1駐車場
7:46
7:46
13
7:59
8:00
4
8:04
8:04
17
8:21
8:21
8
8:29
9:09
45
9:54
10:22
310
15:32
15:48
5
弥山
15:53
16:13
8
16:21
16:21
6
16:27
16:28
15
16:43
16:47
5
16:52
16:55
2
16:57
16:58
8
17:06
17:06
27
17:33
17:37
15
17:52
大山第1駐車場
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スタッドレスFF車利用。
大山第1駐車場利用(休日1日1000円)
溝口IC下車後は駐車場まで路肩に30cm程雪が残っているも、道路は除雪してあり、この日はノーマルタイヤでも大丈夫そうだった。ただ豪円湯院の駐車場のあたりは雪が残っていて、スリップしている車もあった。
この区間にコンビニやレストランなし。
3連休の中日で隣接するスキー場もオープンのため、駐車場は混雑していた。
コース状況/
危険箇所等
雪がかなり少なく藪が多い。
トレースばっちりで急傾斜のところも階段状。
元谷避難小屋は汚物臭が。。
その他周辺情報 2013年オープンの大山火の神岳温泉「豪円湯院」390円(消費税10%で10円プラスに、でも安い)、更衣室は暑くて湿度が高くムシムシいていたが、いいお湯だった。
豆腐料理が有名な併設のレストランは18時まで。
豆乳クッキーなどお土産として販売していて、おすすめ。
どんより曇り空のなかスタート
2020年02月23日 07:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 7:37
どんより曇り空のなかスタート
大山寺前の参道から一応雪あり
2020年02月23日 07:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 7:45
大山寺前の参道から一応雪あり
大山寺前から参道を振り返る、時々アイスバーントラップあり。
2020年02月23日 07:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 7:45
大山寺前から参道を振り返る、時々アイスバーントラップあり。
大神山神社参道
2020年02月23日 07:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 7:56
大神山神社参道
大神山神社、昨年3月2日に来た時よりは若干雪あるかな〜
2020年02月23日 07:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 7:59
大神山神社、昨年3月2日に来た時よりは若干雪あるかな〜
元谷からの北壁は上部がガスガス、寒そうな空。
2020年02月23日 08:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 8:23
元谷からの北壁は上部がガスガス、寒そうな空。
元谷避難小屋に入るも、くっ、くさい!外でクライミングギア、アイゼンを装着。ここで弥山尾根グループと別山バットレスグループはお別れ。
2020年02月23日 09:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 9:08
元谷避難小屋に入るも、くっ、くさい!外でクライミングギア、アイゼンを装着。ここで弥山尾根グループと別山バットレスグループはお別れ。
北壁上部は相かわらずガスガスで、凍てつくような寒さのようみえる
2020年02月23日 09:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 9:33
北壁上部は相かわらずガスガスで、凍てつくような寒さのようみえる
左が弥山尾根西稜に向かうメンバー、右が同じ会で別山バットレスへ向かうパーティー。
2020年02月23日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 9:43
左が弥山尾根西稜に向かうメンバー、右が同じ会で別山バットレスへ向かうパーティー。
徐々に傾斜が増してきた。日本海側を振り返ると、くろーいどよーんとした雲が。
2020年02月23日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 9:43
徐々に傾斜が増してきた。日本海側を振り返ると、くろーいどよーんとした雲が。
グループの先頭Oさんがもうすぐ弥山尾根西稜取付きに到着するところ。
2020年02月23日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 9:49
グループの先頭Oさんがもうすぐ弥山尾根西稜取付きに到着するところ。
別山バットレスパーティーを見ると、ラッセルして前進に苦労しているように見えた。
2020年02月23日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 9:49
別山バットレスパーティーを見ると、ラッセルして前進に苦労しているように見えた。
左を見ると弥山尾根東陵を登り始めているパーティーが見えた。
デブリも見える。
2020年02月23日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 9:49
左を見ると弥山尾根東陵を登り始めているパーティーが見えた。
デブリも見える。
弥山尾根西稜取付きに到着。他に登るパーティーはなくラッキー。
2020年02月23日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 9:56
弥山尾根西稜取付きに到着。他に登るパーティーはなくラッキー。
もう一度日本海側を振り返る。
2020年02月23日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 9:56
もう一度日本海側を振り返る。
4人パーティーで2人づつ組んで登る。私とNさんは後発で1P目は私がリード。ステップが切ってあり、登りやすい。
2020年02月23日 10:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 10:16
4人パーティーで2人づつ組んで登る。私とNさんは後発で1P目は私がリード。ステップが切ってあり、登りやすい。
2P目をリードするOさん
2020年02月23日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 10:41
2P目をリードするOさん
1P目終了点のSさん
2020年02月23日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 10:41
1P目終了点のSさん
別山バットレス、Nさん&Yさんパーティがよく見える。
2020年02月23日 10:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 10:59
別山バットレス、Nさん&Yさんパーティがよく見える。
3P目途中のランニング
2020年02月23日 11:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 11:23
3P目途中のランニング
3P目をセカンドで登ってくるOさんの頭がみえた。
2020年02月23日 11:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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3P目をセカンドで登ってくるOさんの頭がみえた。
3P目最後のところを登ってくるOさん。それにしても枝だらけで、本当に雪が少ない。
2020年02月23日 11:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 11:29
3P目最後のところを登ってくるOさん。それにしても枝だらけで、本当に雪が少ない。
そして別山バットレス。かっこい〜。こちらから見るとすごい斜度だけど、後で聞くとそうでもなかったらしい。ほんまかいな。
2020年02月23日 11:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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そして別山バットレス。かっこい〜。こちらから見るとすごい斜度だけど、後で聞くとそうでもなかったらしい。ほんまかいな。
3P目をセカンドで登り終わったNさんと、4P目をセカンドで進むSさん。
2020年02月23日 11:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 11:47
3P目をセカンドで登り終わったNさんと、4P目をセカンドで進むSさん。
またまた別山バットレス。かなりガスってきた。前にパーティがいて、順番待ちをしていた。トランシーバーを同じチャンネルにしていたので、別山組と弥山組のお互いの状況がよくわかって面白かった。
2020年02月23日 12:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 12:09
またまた別山バットレス。かなりガスってきた。前にパーティがいて、順番待ちをしていた。トランシーバーを同じチャンネルにしていたので、別山組と弥山組のお互いの状況がよくわかって面白かった。
日本海側は少し晴れてきた。
2020年02月23日 13:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 13:14
日本海側は少し晴れてきた。
6p目終了点から次に登るところを見上げて。
2020年02月23日 13:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 13:14
6p目終了点から次に登るところを見上げて。
6p目終了点でのNさん。このピッチが一番傾斜がきつかったような。地形図を見てもここが一番等高線の幅が狭い。
2020年02月23日 13:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 13:14
6p目終了点でのNさん。このピッチが一番傾斜がきつかったような。地形図を見てもここが一番等高線の幅が狭い。
7P目登ってきたところを振りかえって
2020年02月23日 13:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 13:39
7P目登ってきたところを振りかえって
8P目終了点から最後の9P目をみあげて。まったく上が見えない
2020年02月23日 14:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 14:25
8P目終了点から最後の9P目をみあげて。まったく上が見えない
8P目終了点でビレイ準備中のNさん。
2020年02月23日 14:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 14:25
8P目終了点でビレイ準備中のNさん。
さらに別山バットレスはガスの中
2020年02月23日 14:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 14:25
さらに別山バットレスはガスの中
1520m地点でスタカット終了し、以降はコンテで移動。さらにガスガスとなる。
2020年02月23日 15:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 15:26
1520m地点でスタカット終了し、以降はコンテで移動。さらにガスガスとなる。
もうすぐ稜線。かなりお疲れモード。
2020年02月23日 15:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 15:26
もうすぐ稜線。かなりお疲れモード。
稜線が見えたと同時くらいに、青空が姿を現した。
2020年02月23日 15:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 15:31
稜線が見えたと同時くらいに、青空が姿を現した。
登頂をお祝いしてくれてるかのよう。
2020年02月23日 15:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 15:31
登頂をお祝いしてくれてるかのよう。
山頂避難小屋方面。
2020年02月23日 15:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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山頂避難小屋方面。
別山バットレスチームは先に登頂してて、こちらにかけつけてくれたので、みんなで記念撮影。
2020年02月23日 15:43撮影 by  SO-01L, Sony
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2/23 15:43
別山バットレスチームは先に登頂してて、こちらにかけつけてくれたので、みんなで記念撮影。
一瞬青空が。
2020年02月23日 15:44撮影 by  SO-01L, Sony
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2/23 15:44
一瞬青空が。
山頂避難小屋は工事中も、中に入れてトイレもあった(トイレットペーパーまで常備でありがたい)。
やっと昼食をたべ、クライミング装備をすべて外して下山の準備をして夏道から下山開始。
2020年02月23日 16:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 16:15
山頂避難小屋は工事中も、中に入れてトイレもあった(トイレットペーパーまで常備でありがたい)。
やっと昼食をたべ、クライミング装備をすべて外して下山の準備をして夏道から下山開始。
木道が見えていてやはり雪がすくない。
2020年02月23日 16:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 16:15
木道が見えていてやはり雪がすくない。
下山が遅いためあまり人はいなかったが、夏道は数珠つなぎで登っていたらしい。
2020年02月23日 16:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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下山が遅いためあまり人はいなかったが、夏道は数珠つなぎで登っていたらしい。
今日登った北壁を何度も何度も振り返って感慨深く眺めた。
2020年02月23日 16:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/23 16:39
今日登った北壁を何度も何度も振り返って感慨深く眺めた。
それにしても雪が少なくて枝だらけ
2020年02月23日 16:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/23 16:39
それにしても雪が少なくて枝だらけ
こんな感じでピッチを切ってスタカットでのぼった。
1
こんな感じでピッチを切ってスタカットでのぼった。

装備

個人装備
長袖インナー(メリノスピン®サーモロングスリーブ) フリース ハードシェル上下 タイツ 靴下 ダウンベスト ダウンジャケット グローブ アウター手袋 予備手袋 ゲイター バラクラバ サングラス ザック(山と道55L) アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ テルモス500ml(お湯) 昼ご飯 行動食 非常食 スポーツ飲料500ml(2) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト レスキューシート ナイフ カメラ ポール アルパイン ハーネス チェストハーネス ヘルメット 50mダブルロープ 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング セルフビレイランヤード アッセンダー ハンマーバイル(ブラックダイヤモンド/ベノムハンマー) ワカン スノーバー トランシーバー ココヘリ 温度計 予備バッテリー 高温カイロ(2)
備考 今年アルパインデビュー、そして今回3度目のチャレンジで反省したこと、持って行って良かった、必要なかったものとか

◎1年前に購入して飾りとなっていたブラックダイヤモンドのベノムハンマーを3回目にしてやっと使ってみる。縦走用のピッケルとは大違いで、ガツンとささり、シャフトも引っかかり(フリックロックポンメルというらしい)があって力が入りやすく、とても登りやすかった。大山7合尾根は持っていったけど、使うような場面がなかった。阿弥陀北稜は縦走用ピッケルのみで、岩のところは手だけで登る。堂満中央稜はベノムハンマーも持っていったがザックに取り付けたままで、なぜか縦走用ピッケルで登攀し、手は滑るし刺さらない止まらないで、全くの役立たずで怖い思いをした。今回は縦走用ピッケルとベノムハンマーの2本使いだったけど、次回チャレンジすることがあれば、もう一本もアルパイン用のピッケルを買おう。できればMIZO赤星(46cm360g/50cm378g)の超軽量がいいけど、約4万円なり〜、ん〜、、。対になっているブラックダイヤモンドのベノムアッズは今調べたら、上から下まで自由自在に固定が簡単に出来るフリックロックポンメルが標準装備で、位置を変えられるのはいいかも。でも50cm514gで重い。もうちょっと安価で軽量でガツンと効く女性向けのやつないかな?

◎モンベルのリーシュにピッケルとハンマーを取り付けていたが、付属カラビナから外れやすく1回外れてしまった。次回要検討。ググるとアイスアックス用のブラックダイヤモンド/スピナーリーシュみたいなのもよさげ。それか最初にもどりスリングで自作するか〜?

◎前回の堂満中央稜でスポート用クイックドロー4本持っていき、そんなのアルパインでは使えないと言われ、さらにゲ―ト部分が引っかかるとても小さいカラビナで作ったアルパインクイックドローも、そんなの使えませんととパートナーに言われ、使えるクイックドローが2本くらいしかなかった(>_<)。それで今回は気合を入れて、ペツル/アンジュSを2個使ったアルパインクイックドローを60スリング3本、120スリング3本、安全環付カラビナ1個つけた180スリングと240スリングを用意。さらに安全環付カラビナ4個用意した。そしたらそんなに環付カラビナ持って行ってどうするの?と聞かれ、登り返しとか自己脱出とかに使うと言うと、雪山でそんなのしないよと言われ2個に減らし、アルパインクイックドローもカラビナ1個派のメンバーに、雪山では木でとることが多いから1個で行けると言われ、カラビナを1個に減らし、さらに確保器もなぜか2個持ってきていたので、1個置いてきて軽量化を図った。ていうか元谷で装備を付けた時の話なので、元谷でテント泊する心やさしいSさんが預かってくれた。日帰り組は帰りは元谷へ寄らないのでスミマセヌ。あと使わないのにチェストハーネス用の環付カラビナをぶら下げていのも無駄だった。

◎マウンテンダックス/チェストハーネス CG-114-17をギアラックとして装着するも、冬用グローブでやっぱり取りづらく、アルパインハーネスも取りづらい、、ワンショルダー型がやっぱりいいのかな?それともザックショルダーにお手製ギアループを取り付けるという方法もあるみたい。。

◎スノーバーは行く前から必要かどうかわからなかったが、結局弥山までザックにくっくりつけらたままだった。今回は特に雪が少なくランニングをとる木がたくさんでていたので必要なかった。

◎ダウンはベストとジャケットを持っていくも、どちらも着なかった。風速20mくらいとの予報に反し風があまりなく気温は−5〜6℃ほぼ日が差すことはなかった。ビレイ中なんとか耐えれる寒さだったが、ベストだけでも着ておけばよかった。でもチェストハーネスをしてしまうと、脱ぎ着が億劫となる。

◎こむら返りを起こしやすいのでスポーツ飲料500ml2本持って行くも、今回は結局350mlくらいしか飲まなかった。これが晴れて暑かったら2本必要だったかどうか。阿弥陀北稜の時は1本だけで途中足りなくなってしまった。今回のようなルート、気象条件だとテルモスにホットアクエリなどを入れて、+スポーツ飲料1本持って行くのがベストかな?
いろいろ軽量化を工夫すべし。

◎今年の元旦に買ったモンベルのアルパイングローブを今回も使用。最終のビレイ中は指先が冷たくなりジンジンしだしたが、グローブの中でグーをしたらすぐに改善した。もっと気温が低く風があってビレイが必要な場合は、このグローブだけではしんどいな〜。これ以上分厚い手袋は登攀できないやろうし、カイロ入れたらいいのかな?

アルパイン初心者の疑問のかずかず、だれか教えて〜。

あと個人装備としてコンロ、コッヘル、ガスカートリッジをもっておくべし!と1度目のアルパインで言われ、確かに遭難して低体温で亡くなっている事例も多いので、今回はできるだけ軽量化を図り、コンロ(P115フェムストーブ57g)とコッヘル(エバニュー Tiマグポット500/75g)を新調し、IP110を入れて用意してみた。

感想

今シーズンから本格的に雪山アルパインクライミングを始めることができた。会のみなさんの指導&フォローのおかげで、今シーズン3度目のアルパインは憧れの大山北壁にチャレンジすることに。
当初は前日の土曜日に登る予定であったが、その日は1日中雨予報のため日曜日にずらす。その前の週末に雪が積もり、それから平日は気温も上がり天気が良く、土曜日に雨だったので、雪がかなり解けてしまっているのではと心配だった。土曜日は予報通りかなりの強風と雨も降ったようで、下の方は雪が解けていたとの記録がでていた。
とにかく行ってみないとわからないという感じで出発する。
結果的には雪は少ないものの、十分楽しめるくらいには積もっていて、予報では風速20mくらいとあったが、風もほとんどなかったので良かった。ただ登攀中はずっと曇っていて、気温は−6℃くらい、上部はガスの中だったのでビレイ中は寒かった。
遅い出発だったのでしっかりトレースがあり、階段状になっているところが多く登りやすかった。しかもOさん&Sさんチームが先行してくれて、途中までは終了点で待ってくれて、終了点をとる場所も教えてもらえ、とても心強かった。これがノートレースで他に誰もいなければ、難易度は全く変わるだろうし、どこを登ったらいいのかきっと迷いまくったと思う。それにしても支点の取り方やロープワークの練習になったが、9ピッチという長さはなかなかしんどかった。帰宅後2日程ふくらはぎがけっこうな筋肉痛になっていた。

1p:リード私。尾根の左側から登り尾根にでて、尾根沿いに左にまがってちょっと右にトラバースしたところで支点をとる。
2p:リードNさん。わりとまっすぐに雪稜を登る。
3p:リード私。右に巻いて少しいやらしいところを登ると左側から尾根に上がる。
4p:リードNさん。わりとまっすぐに雪稜を登る。
5p:リード私。わりとまっすぐに雪稜を登り尾根が左に曲がる手前で支点をとる。雪の中に埋もれている木に支点(Sさんが待っててくれて教えてもらった)
ここを登攀中にNさんから雪を落とさないでと言われる(-_-;)、さらにNさんトランシーバーのバッテリーを落とし、回収できるもまた落ちたら困るとのことで、これ以降はトランシーバー使用できず。
6p:リードNさん。最も傾斜が急でありピックを交互にガンガン刺して登り、アルパインやってる〜って感じで楽しかった。このピッチで初めてシャフトの下の方を持ち振り下ろすと刺さりやすいことに気づいた。それにしても雪が少なすぎて枝の中を登る感じで、枝をよけながらがしんどかった。
7p:リード私。左が切れ落ちたところを登る。
8p:リードNさん。登りはじめは支点を取った木の狭い間を抜ける必要があり(支点の右側から登れるも、足場が狭くたまたまそうなってしまった)、そのすぐ上も雪がないガレガレの岩場を通過。
9p:リード私。わりとまっすぐに雪稜を登る。ノーロープでもOKなくらい。

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