白馬岳(栂池〜白馬大池〜白馬岳/往復)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
9/10 白馬大池6:10ー6:55舟越頭7:05ー8:00小蓮華山頂ー9:00三国境9:30ー10:40白馬山頂ー11:15白馬山荘(山荘近辺をウロウロ…)
9/11 白馬山荘ー白馬山頂5:45ー三国境6:30ー7:10小蓮華山頂7:25ー9:10白馬大池9:30ー11:50栂池自然園
天候 | 9/9 曇り 9/10 晴れ 午後から曇り 9/11 朝はなんとかもってましたがすぐに雨 稜線上はひたすらガスでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池高原から栂池パノラマウェイで栂池自然園へ/往復¥3300(自然園入園券込み)3日間有効 【復路】栂池自然園から栂池パノラマウェイで栂池高原 栂池高原から白馬駅まで、タクシーに同乗させていただきました/白馬駅まで約¥3000 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】特に無かったと思います。 強いていえば天狗原〜乗鞍岳までは大きな岩々の連続で、登りはともかく下りは(私にとっては)きつかったです。途中小さな雪田を横断しますが、踏み後を追って歩けば大丈夫。 以下、自分のための覚え書き 【持って行けば良かったもの】 ストック…雪渓のあるコースは歩かない予定だったので持って行かなかったけれど、状況によっては歩くかもしれなかったので、1本だけでも持って来れば良かったと後悔。 【食料】昼食は立って食べられるものをもっと持っていれば良かった。荷物も多いし、稜線上で調理は私には無理です…。 【持って行って良かったもの】 ダウンベスト…最後まで迷ったものの、持ってて良かった。 |
写真
いつか向こう側に歩いていってみたいなあ。
「ああ〜!(もうちょっと〜!)」
ってその場にいた皆が叫んでた。
霧の中、ぼんやりと太陽が登りだす。白い光の中に桃色の光がかたちを変えながらふわーっと広がっていって…。「神々しい」ってこういう光景なのかも、と思って眺めていました。
感想
久々の山中泊、不安でやたら荷物が大きくなってしまいました。(後から思うと無駄な食料が多かった…)
白馬の稜線は晴れていて欲しかったので出発前日まで1泊にするか2泊にするか、どのルートで行くか、お天気と睨めっこでした。
結果的には、一番晴れていてほしかった白馬山頂はガスガスで残念。日にちがズレていればな〜と思ったりもしましたが、もし予定を変えていたら出会えなかった人やモノもたくさんあっただろうし、この日のこのタイミングじゃないと感じたり考えたりできなかったかもしれないかもしれない。そう思うと自分の歩いた行程が一番良かったんだろうなあと思えました。
山の中の朝や夜はやっぱり格別で、光や雲が変化していくのをずーっと眺めている時間がとても嬉しかったです。
不安や期待でいつも先へ先へとセカセカ歩いてしまう良くないクセが自分にはあって、今回も時間を気にしながら早足になりそうになると絶妙なタイミングで「何か」が足を止めてくれるんですよね。足元の植物だったり、雷鳥の姿だったり…。稜線上ですれ違った女性に「この先、凄い景色だから時間をかけて歩くと良いですよ!」っと声をかけてもらったり。その度に「ゆっくり歩こう」と深呼吸できました。
色んな人(特に単独女性の方)と出会えたことも嬉しかったこと。
行きのバスからして半分以上が女性だったのではないでしょうか。単独らしい方も多くて、稜線上で声かけていただいた方も同じバスだったそうです(覚えてなくてスミマセン…)。ゴンドラに一緒に乗って下さった方、小屋で同室だった方、山小屋のお姉さん…。ちょっとお話しただけでも皆「山が大好き」なのが伝わってきて、楽しかったです!
声をかけてくださった皆さん、私すごく嬉しかったですよ〜。
いつも山から帰るときには、何かをもらって帰ってくる気がします。
今回は景色や植物よりも、「人」に元気をもらって帰ってくることができました。
ありがとうございました。
また来まーす!
白馬岳までの稜線、最高ですよね〜
7月の連休に初めて歩いたのですが、
周りの山並みも含めて、すっかり魅せられてしまいました。
家族と歩かないソロ山行は、毎年数えるほどしか行けていないのですが、
人との出会いがあるのが良いですね。
元気もらいますよね〜。私も同感です〜
同じ単独女性の方との出会いには、いつも勇気づけられてます。
(ちなみに単独歩きが楽しみになっているということは、
家族には内緒ということで)
本当に白馬の稜線は素敵で…恋をしました
この山に出会えただけでも良かった〜。
来年はもっともっと歩いてみたいなあと思います!
slowlifeさんの歩かれた白馬鑓温泉からのコース、多分来年歩いてるかも…
同じ女性単独同士って、お互い初めて会うのにどうしてすぐに打ち解けられてしまうんでしょうね。街ではあんまり人と話すのは得意じゃないのに、山の中ではそれができるのは不思議です。きっと皆それぞれまたどこかの山を嬉しそうに歩いているんだな、と思うだけでも勇気が出てきます。
>ちなみに単独歩きが楽しみになっているということは、
家族には内緒ということで
うん、こんな楽しみは、内緒にしておいたほうが良いかも…ですね
こんにちは、お久しぶりです。poniです。
ikuzouさんどうしているかな、と見てみたら、白馬に行かれたんですね。
ガスは残念だったけど、それでもいろんなものからたくさんのことを吸収されているのがさすがikuzouさんだなあと思いながら読みました。(エラソーにすみません
本当、三国境からの鉢ヶ岳〜雪倉の稜線はそそられますよね!
私もずっと憧れて、白馬3回目にして、ついに今年行って来ました。
鑓温泉から3泊4日かけて。
すごくすごくよかったです。現実に戻れなくなりそうなほど。
ikuzouさんもきっと気に入られると思います。
ぜひ今度はそちらに行ってみてください。
poniさんの白馬三山の記録、ようやく(!)拝見しました。
鉢ヶ岳〜雪倉岳は、見ているだけでも幸せでしたけど…、来年は私も歩きに行こうと思います!
後立山って本当に素敵ですね。
お天気はいまひとつでしたけれど、「二度でも三度でも来ればいいじゃないか」と言われているように思えました。何故か、お天気や花のシーズンを外してしまうのは得意技(!)みたいなものですから…
「現実に戻れなくなる」感じ、分かる分かる。一週間たってもまだまだ私立ち直れていません。poniさんの行動力、見習わなくては…ですね!
私のレコにお立ち寄りいただいてありがとうございます
素晴らしいところで素晴らしい体験してられますね
しかも「いいもの」をたくさん拾って歩けてる
「いいところですよ」なんて紹介レコではなくて、ikuzouさんだから見つけられたものがちりばめられていますね
時間をかけて歩く、足と心を少し止めて風景を眺める・・・
大切にしたい時間ですね。
スミマセン、こちらにまでコメントいただいてしまい…。
山での「時間」は本当に自分にとって大事なことだなあと、気づかされた山旅でした。
雲の切れ間や日の出を待っている時間もその一つです。
時間をかけて歩く、足を止め待つ、っていうのもまた楽しさのひとつなんだなあ〜と。
「早く歩けない」言い訳では…ない、とは言い切れないのが苦しい…
もやもやした「いいもの」を言葉にするのもまた大変だけどおもしろい。
言葉にしなくても良いような、と思いながらも書いちゃってますが
「いいもの」を拾っても、表現するのは難しいですね〜。
こっちもまだまだ時間がかかりそうです。
コメントいただいて、ありがとうございました!
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