記録ID: 2244863
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ハイキング
近畿
入炭山817m〜大嶽山453m(兵庫県神河町)
2020年03月03日(火) [日帰り]
ymgoro
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:34
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,113m
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日帰り
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:34
6:09
41分
スタート地点(杉大歳神社前のバス停留所付近)
6:50
6:54
68分
巡視路の始点
8:02
8:03
12分
鉄塔No31
8:15
8:16
8分
入炭山
8:24
8:25
17分
鉄塔No31
8:42
8:43
45分
P802
9:28
9:29
43分
P625近くの転換点
10:12
10:13
15分
P595
10:28
10:49
37分
△597.8(ここで食事)
11:26
11:27
23分
坂の地蔵さん
11:50
11:51
19分
林道から稜線ルートへ
12:10
12:11
30分
P414
12:41
12:56
43分
P425
13:39
13:55
17分
大嶽山
14:12
14:12
31分
林道から遊歩道への分岐
14:43
ゴール地点(薬王子神社の駐車場)
| 天候 | くもり後晴れ(稜線付近3〜10℃) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ほとんどのルートに道標やマーキングテープがないので、コンパス、地図、GPSが必携。 �．好拭璽�(杉大歳神社前のバス停留所付近)〜巡視路始点 鹿避けの金網のゲートから巡視路始点まですべて林道になっている。 ��GPSの軌跡の図の巡視路始点〜鉄塔No31(ほとんど巡視路) ・巡視路始点から林道出合までの巡視路は沢の左岸を登るルートとなっている。巡視路を歩き終わった後、林道終点まで少し林道歩きがある。 ・林道終点から鉄塔No31までの巡視路は前半が急坂の支尾根になっている。 �Ｅ甘�No31〜入炭山…植林帯の稜線の往復 �づ甘�No31〜△597.8…植林帯の稜線(一部自然林あり) P802からの下山尾根の640m付近で真南に伸びる支尾根に下りないように注意する。ここでは南東方向の尾根を下る。 �ア�597.8〜坂の地蔵さん…(自然林の尾根＋ヒノキの若木帯の尾根)の下山 ��坂の地蔵さん〜大嶽山…林道歩き＋主に植林帯の稜線歩き ��大嶽山〜薬王子神社…植林帯の稜線＋林道＋遊歩道(下山道) 林道から薬王子神社へ下りる遊歩道へ入る分岐に道標が無いので注意すること。 |
写真
GPSの軌跡の図です。図をクリックして、[元サイズ]をクリックすると拡大します。
杉大歳神社前のバス停留所近くまで妻に自動車で送ってもらいました。ここからスタートです。このあたりの日の出が6:24なのでまだ少し暗いですが、道はよく見えます。
3/3 6:09
杉大歳神社前のバス停留所近くまで妻に自動車で送ってもらいました。ここからスタートです。このあたりの日の出が6:24なのでまだ少し暗いですが、道はよく見えます。
R312から右折して西方向に向かいます。これから前に見えている播但道の高架トンネルをくぐります。また、山の稜線にこれから登る予定の鉄塔No31が見えました。出発時、雨具が不必要なくらいの霧雨のような雨が少し降っていましたので、写真に少し白い点が写っています。
3/3 6:14
R312から右折して西方向に向かいます。これから前に見えている播但道の高架トンネルをくぐります。また、山の稜線にこれから登る予定の鉄塔No31が見えました。出発時、雨具が不必要なくらいの霧雨のような雨が少し降っていましたので、写真に少し白い点が写っています。
この鹿除けネットのゲートを開けて林道に入りました。ここから山の稜線にある鉄塔No31までのルートは2020.02.08に歩いた八幡山〜入炭山の下山ルートと同じです。2020.02.08に林道をショートカットして下山に手間取ったので今日は林道をショートカットせず、忠実に林道を辿って、巡視路の始点まで歩きました。
3/3 6:20
この鹿除けネットのゲートを開けて林道に入りました。ここから山の稜線にある鉄塔No31までのルートは2020.02.08に歩いた八幡山〜入炭山の下山ルートと同じです。2020.02.08に林道をショートカットして下山に手間取ったので今日は林道をショートカットせず、忠実に林道を辿って、巡視路の始点まで歩きました。
林道の途中にある巡視路の始点に到着しました。巡視路の始点は次の写真の「災害に強い森づくり」の看板が目印になっています。
「災害に強い森づくり」の看板には国土地理院の地図に載っていない林道が記載されています。看板の図に書き込んだ赤の手書きの線が今回歩く巡視路で、この巡視路は看板に記載されている林道の終点近くに続いています。(この写真は2020.02.08の山行時に撮影したものです)
2/8 14:56
「災害に強い森づくり」の看板には国土地理院の地図に載っていない林道が記載されています。看板の図に書き込んだ赤の手書きの線が今回歩く巡視路で、この巡視路は看板に記載されている林道の終点近くに続いています。(この写真は2020.02.08の山行時に撮影したものです)
巡視路は沢の左岸の道になっています。この巡視路の終点で林道に出るのですが、巡視路の終点ちかくの道の一部が大水のため流されてガレ場になって道が分かりにくくなっています。注意して歩いて下さい。
3/3 6:56
巡視路は沢の左岸の道になっています。この巡視路の終点で林道に出るのですが、巡視路の終点ちかくの道の一部が大水のため流されてガレ場になって道が分かりにくくなっています。注意して歩いて下さい。
林道に到着しました。写真の右上の赤い「火の用心」の巡視路の標識のところからの巡視路を登れば鉄塔No32に到達しますが、鉄塔No32を目指さず、この林道を少し歩いて鉄塔No31を目指します。
3/3 7:27
林道に到着しました。写真の右上の赤い「火の用心」の巡視路の標識のところからの巡視路を登れば鉄塔No32に到達しますが、鉄塔No32を目指さず、この林道を少し歩いて鉄塔No31を目指します。
林道を少し歩いて矢印のように取り付いて鉄塔No31を目指します。
林道脇の急斜面を矢印のように登って鉄塔No31に続く枝尾根に取り付きます。
鉄塔No31に続く枝尾根の様子。鉄塔No31の手前の稜線までずっと植林帯の尾根道になっています。
鉄塔No31の手前の稜線に出て少し北上して播磨中央線 鉄塔No31に到着です。
鉄塔No31から北に続く稜線をもう少し北上して反射板のある入炭山に到着。
反射板の近くの枯れたシダの中に816.9mの二等三角点(点名・栗村)があった。
入炭山から北西方向の展望。少しガスが出てきた。入炭山から稜線を南下して鉄塔No31に戻り、さらに南西方向に稜線を進んでP802を目指す。
3/3 8:17
入炭山から北西方向の展望。少しガスが出てきた。入炭山から稜線を南下して鉄塔No31に戻り、さらに南西方向に稜線を進んでP802を目指す。
P802が見えました。P802の手前から右側(西側)が自然林となっています。
P802に到着。ここには鉄塔No30に続く巡視路の火の用心の標識があった。
P802から南東方向に少し下りたところの展望地から南西方向の展望。前回の2020.02.28に歩いた鉄塔No24〜P572〜寺前城山の稜線が見えた。
3/3 8:57
P802から南東方向に少し下りたところの展望地から南西方向の展望。前回の2020.02.28に歩いた鉄塔No24〜P572〜寺前城山の稜線が見えた。
同じ展望地から南方向にこれから歩く597.8mの三角点や大嶽山などのピークが見えた。
前の写真を少しズームすると597.8mの三角点へ続く稜線がはっきり見えた。
P625の近くの転換点に到達。ここから右折して南西方向にしばらく下る。
このあたりだけ自然林となっていて途中で古いネットが現れ、このネットに沿って進んだ。
植林の一部が伐採されているピークに597.8mの四等三角点(点名・大河)があった。この山は地元では「飛ヶ丸(または飛山)」と呼ばれているそうです。
3/3 10:27
植林の一部が伐採されているピークに597.8mの四等三角点(点名・大河)があった。この山は地元では「飛ヶ丸(または飛山)」と呼ばれているそうです。
三角点のアップ。四等の文字がはっきり見える。ここで食事を取った。まわりの展望は無かった。
食事後、南西方向に伸びる尾根を少し下りたところに境界見出標と石標があった。ここから真南の方向に下る。傾斜はやや急になっていた。
1
3/3 10:55
食事後、南西方向に伸びる尾根を少し下りたところに境界見出標と石標があった。ここから真南の方向に下る。傾斜はやや急になっていた。
自然林とヒノキの若木の境に鹿避けネットがあり、2011.02.12に嶽山〜飛ヶ丸(点名大河)を歩いたときはこの鹿避けネットは健在で通過できなかったが、今回は倒木のおかげで矢印のようにこの鹿避けネットを跨いで自然林から歩きやすいヒノキの若木帯に入ることが出来た。
3/3 11:03
自然林とヒノキの若木の境に鹿避けネットがあり、2011.02.12に嶽山〜飛ヶ丸(点名大河)を歩いたときはこの鹿避けネットは健在で通過できなかったが、今回は倒木のおかげで矢印のようにこの鹿避けネットを跨いで自然林から歩きやすいヒノキの若木帯に入ることが出来た。
途中で尾根の西側に鹿避けネットが現れ、このネットに沿って尾根を南下した。
坂のお地蔵さんの祠内にあった坂のお地蔵さんの説明板です。以下は説明板の「文字起こし」です。大河区の字八木山にて長らく医者を務めた木下家によって、山越しの往診の際の、道中の安全を願って造立された。峠の頂上に石積みの祠(ほこら)を築き、その奧に地蔵様を安置している。大河区からの信仰が厚く、お参りの人が年中ある。平成21年に、大河区の人々の手で、新しい祠が建てられ、懇(ねんご)ろに祀(まつ)られている。
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3/3 11:26
坂のお地蔵さんの祠内にあった坂のお地蔵さんの説明板です。以下は説明板の「文字起こし」です。
大河区の字八木山にて長らく医者を務めた木下家によって、山越しの往診の際の、道中の安全を願って造立された。峠の頂上に石積みの祠(ほこら)を築き、その奧に地蔵様を安置している。大河区からの信仰が厚く、お参りの人が年中ある。平成21年に、大河区の人々の手で、新しい祠が建てられ、懇(ねんご)ろに祀(まつ)られている。
大河区の字八木山にて長らく医者を務めた木下家によって、山越しの往診の際の、道中の安全を願って造立された。峠の頂上に石積みの祠(ほこら)を築き、その奧に地蔵様を安置している。大河区からの信仰が厚く、お参りの人が年中ある。平成21年に、大河区の人々の手で、新しい祠が建てられ、懇(ねんご)ろに祀(まつ)られている。
坂のお地蔵さんから「医者どん道」が西側の集落の大河区に続いています。この「医者どん道」に沿って下りていきます。「医者どん道」については次の写真の説明を参照して下さい。
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3/3 11:31
坂のお地蔵さんから「医者どん道」が西側の集落の大河区に続いています。この「医者どん道」に沿って下りていきます。「医者どん道」については次の写真の説明を参照して下さい。
坂のお地蔵さんから「医者どん道」を少し下りた所が林道の分岐になっていて、この林道の分岐には医者どん道を示す標柱があります。吉富区側の医者どん道には標柱だけでなく、医者どん道の説明板も設置してあります。以下は吉富区側に設置してある医者どん道の説明板の「文字起こし」です。大河・吉富地区をつなぐ峠道。長さ約3km。戦国時代、但馬竹田城主・大田垣氏のご典医であった木下順庵が、竹田城の落城後、大河区八木山に落ちのび住みついた。子孫も医者となり、吉富や東柏尾への往診に使われたため、医者どん道と呼ばれた。大河・吉富地区は、共に吉富陣屋池田家の領地であり、婚姻のつながりも多く、お嫁さんロードと呼ぶ人もいる。飛ヶ丸(飛山)の中腹に観音堂があり、その参道であったという説もある。
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3/3 11:35
坂のお地蔵さんから「医者どん道」を少し下りた所が林道の分岐になっていて、この林道の分岐には医者どん道を示す標柱があります。吉富区側の医者どん道には標柱だけでなく、医者どん道の説明板も設置してあります。以下は吉富区側に設置してある医者どん道の説明板の「文字起こし」です。
大河・吉富地区をつなぐ峠道。長さ約3km。戦国時代、但馬竹田城主・大田垣氏のご典医であった木下順庵が、竹田城の落城後、大河区八木山に落ちのび住みついた。子孫も医者となり、吉富や東柏尾への往診に使われたため、医者どん道と呼ばれた。大河・吉富地区は、共に吉富陣屋池田家の領地であり、婚姻のつながりも多く、お嫁さんロードと呼ぶ人もいる。飛ヶ丸(飛山)の中腹に観音堂があり、その参道であったという説もある。
大河・吉富地区をつなぐ峠道。長さ約3km。戦国時代、但馬竹田城主・大田垣氏のご典医であった木下順庵が、竹田城の落城後、大河区八木山に落ちのび住みついた。子孫も医者となり、吉富や東柏尾への往診に使われたため、医者どん道と呼ばれた。大河・吉富地区は、共に吉富陣屋池田家の領地であり、婚姻のつながりも多く、お嫁さんロードと呼ぶ人もいる。飛ヶ丸(飛山)の中腹に観音堂があり、その参道であったという説もある。
林道の分岐から道なりに林道を進むとこの三叉路に到達します。この三叉路を右折してP414を目指します。
P425から少し南下したところから南西方向に大嶽山の
山頂にあるアンテナ(矢印のある所)が見えた。
山頂にあるアンテナ(矢印のある所)が見えた。
(写真57)大嶽山の手前の林道終点に到着。直進して大嶽山を目指します。
テレビ中継局の西側に452.9mの三等三角点(点名・大嶽)がある。
三角点近くの岩座から南方向の展望。眼下を市川の流水が悠然と流れている。
写真57の林道終点に戻り、林道を下りる。このまま林道を下りると桜華園に下りてしまうので、この分岐から矢印のように林道を離れて薬王子神社に下りる遊歩道に入る。(この分岐は道標が無いので見逃しやすいです。注意！！)
3/3 14:12
写真57の林道終点に戻り、林道を下りる。このまま林道を下りると桜華園に下りてしまうので、この分岐から矢印のように林道を離れて薬王子神社に下りる遊歩道に入る。(この分岐は道標が無いので見逃しやすいです。注意！！)
鹿除けネットのゲート付近にあった「かんざき薬神の森の案内図」。赤の線が下りてきた遊歩道です。
薬王子神社です。薬王子神社は厄除けの神として知られ、毎年2月19日には「薬神さん」（薬王子神社春季大祭）が行なわれます。当日は厄除ご祈祷、福引などがあり、たいへん賑わいます。(神河町公式観光サイトより一部加筆して引用)
3/3 14:39
薬王子神社です。薬王子神社は厄除けの神として知られ、毎年2月19日には「薬神さん」（薬王子神社春季大祭）が行なわれます。当日は厄除ご祈祷、福引などがあり、たいへん賑わいます。(神河町公式観光サイトより一部加筆して引用)
参道をおりたところにある薬王子神社の駐車場に到着後、妻に車で迎えにきてもらった。
装備
| 個人装備 |
ソフトシェル
フリース
長袖シャツ
薄手のアンダーウェア
ダウンジャケット
秋冬用ズボン
靴下
帽子
靴
ザック
昼食
非常食
飲料(熱いお茶500mL+水550mL)
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
1．2011.02.12に大嶽山から△597.8m(点名大河)まで歩き、2011.02.27に入炭山から△597.8m(点名大河)まで歩きました。今回、入炭山から大嶽山まで1日で歩いて見ました。
2．所要時間は2011.02.12と2011.02.27の山行記録から算出して、食事休憩も含めて約9時間と予想していましたが、実際は食事休憩も含めて所要時間は8時間34分だったのでまずまずの結果でした。
3．△597.8m(点名大河)の南山麓にある「坂の地蔵さん」と「医者どん道」の写真の説明文を書くにあたっては、「かみかわ登山日和」さんの「医者どん道」を歩かれた記録(2012.06.17)が大いに参考になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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