高尾山〜陣馬山



- GPS
- 07:24
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:13
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
食器
地図(地形図)
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
前々から山にいく予定の水曜日でしたが、標高の高い山はてんくらがほぼC。。風が強い予報のようです。
しかも、わたしの車が入院中で使えないので電車移動になってしまう。。
そんなわけでどこのお山にしようかと考えた結果、まだ高尾山に登ったことがないという友達を案内することになりました。
もちろん陣馬山まで縦走します!
ロングコースに備え、始発で高尾駅に向かい七時に高尾山口に到着する気合いっぷりでのぞみます。
はじめての山友を案内するっていうのも、なんだか山慣れた人になったようでうれしく、軽快な足取りでまずはケーブルカー入り口まで先導します。
「ここがケーブルカー乗場です!」と案内して中をのぞくと、金色に輝く像が目に飛び込んできました。
よく見ると、八王子が生んだ大スターサブちゃんでした。
何度か高尾にきているわたしですが、はじめて気づくことがまだまだあるんですね。
ケーブルカー乗場の左側から、案内するのは6号路にしました。
今日はわたしの好きな定番コースにしようと決めていました。
沢沿いの路を歩きながら、早くも暑くなってきます。朝見てきた天気予報では、今日は東京でも20℃を越える予想でした。
琵琶滝で「滝行できるんですよ」と、プチ情報を披露したら2号路へ入り、本格的な登りが始まります。
つづらおれながら高度をあげ、みどりの隙間から青空がだんだん近づいてきました。
登りきると1号路に合流、はじめての友にはぜひ薬王院参拝をということで、参道を進みます。
さる園、たこ杉、山門を進んでいくと友達が「雰囲気がいいね」と言ってくれたので、うれしくなりました。
それにしてもいつもより人が少ない印象でした。
普段は朝から散歩らしい人も多い印象でしたが、今日はあまりいないような気がしました。
境内にはいり、天狗の像にあいさつしたら、まずは飯綱大権現さまにつながる綱をつかんで祈願します。
写真を撮っていると、後から来た人が「太子堂の脇に赤いミツマタがあるんだよー」と仲間同士で話しているのが聞こえました。
こっそりついていくと、赤いミツマタがありました!
ちょっとおどろおどろしくて、ふつうのミツマタの方がかわいくて好きですが、珍しいので拝んでおきます。
本社へいき、さらに登ると高尾山のキレイなトイレがあるので、利用させていただきました。
その先がもう山頂。四角い標識に近づき写真撮影です。
そして見晴台へ向かうと、今日もキレイな富士山(*´ω`*)♪
居並ぶ丹沢の山々も青空に映えます。
休憩もそこそこに、縦走路の階段を一気に下り、快適な尾根路のはじまり。
時々現れる富士山を見つめられる、贅沢なコースです。
一丁平からの富士山が好きなので、立ち寄りながら進み、あっというまに小仏城山へ到着。
キレイな梅と富士山が迎えてくれました。
関東方面も、東京湾の水面が輝く絶景でいうことなしです。
景信山までの縦走路は少しぬかるみが出てきました。
樹林帯が多いのも、理由のひとつでしょうか。
じめじめした小仏峠へ下ると、ちょっときつい登りに変わっていきます。
ちょうどお腹もすいてきて、気合いの入れどころ。一歩ずつ丁寧に登っていきます。
最後の登りだけ少し開けて、ここまでの縦走路を見渡すことができました。
アップダウンを経て、ここまで歩いてきたことが誇らしく思えます。
景信山の茶屋のベンチには先客が居て、「今日は富士山きれいだよ」と声をかけてくださいました。
並んで座ると、確かに富士山が真っ正面できれいに見えていました!
昼食におにぎりとお味噌汁を食べながら、眺める富士山。。贅沢な時間でした。
茶屋の裏の山頂碑で写真を撮ったら、再び縦走路へ戻り陣馬山へ向かいます。
景信山からは急坂のない、尾根歩き。
友達と話しながら歩いていると、代わり映えのない景色もつまらなくありませんでした。
明王峠のベンチで小休止。
富士山は雲を纏い、わずかに白い頭を見せているだけでした。
そこからは明るい尾根をゆるやかに30分ほど行き、いよいよ最後のピーク陣馬山の白馬が見えてきます。
白馬を楽しみにしていた友達の一声は「おもったより小さい」でしたが、はじめての対面を楽しんでくれていました。
陣馬山の気持ちいい芝生へ下りると、兄弟らしき二人がスライディングごっこをして遊んでいました。
のびのびほのぼのした様子を微笑ましく思いました。
下山は一ノ尾根コースを選び、枯れ葉積もる明るい道を下っていきます。
いくつか分岐が出てくるので、時々確認しながら進みました。
そんな分岐をやり過ごし、一ノ尾テラスを過ぎたときです。
決して急ではない坂道で足をとられ、気付いたら転倒していました。
右肘と左膝を打ち付け、頭を下にして伸びきった姿勢で。。。
倒れた音で振り返った友達が慌ててかけより、声をかけてくれました。
打ち付けた肘と膝以外はなんともなかったのでとりあえず起き上がり、友達に促され道端へ。
両膝についていた泥を一緒に落としてもらい、一呼吸おきました。
ロングコースで足が疲れていて、なにもないところで転ぶのは前回の瑞牆山と同じような場面です。
そこからはまた、慎重に下っていきました。
そんなこともありながら、山道は終わり舗装道路へ。
そして満開の桜が迎えてくれました。
麓にも春がやって来たと、気持ちもほころぶ風景でした。
バス停で時刻表を見ると、なんとバスは10分後。ナイスタイミングで、迷わずバスをチョイス。
藤野駅でも10分ほどで来た中央本線に乗り込み、高尾まで戻りました。
高尾で友達とはお別れ、わたしはそのまま中央線で帰宅の徒につきます。
たまの電車も、帰りながら寝ることができていいみたいでした(笑)。
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