記録ID: 2267674
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
西丹沢〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉
2020年03月20日(金) 〜
2020年03月21日(土)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:16
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,217m
- 下り
- 2,454m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:37
距離 4.9km
登り 1,089m
下り 66m
13:36
2日目
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:38
距離 16.4km
登り 1,128m
下り 2,406m
13:50
ゴール地点
天候 | 二日とも雲ひとつないレベルの快晴。ただし風が強い。二日目はやや遠景は霞んだ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落しかけた箇所・した箇所、すべて通れるように手が加えられているので気をつけて通れば問題ありません。雪はほぼなくなっています(むしろ雪解け後の泥濘が丹沢山〜蛭ヶ岳の間は著しい…ゲイターがあった方が安心) |
その他周辺情報 | 丹沢近辺の温泉は感染症対策の一環で営業停止しているところが多いです。事前に情報収集して、現地でがっかりすることがないようにしましょう。 |
写真
この日は低気圧が抜けた後に風が強く残る予報だったこともあり、きもちゆっくりめにスタート。泊まる予定の青ヶ岳山荘まではコースタイムで3時間。ゆっくり行っても15時までには十分到着できるだろう…ということで10時から登山開始。
西丹沢ビジターセンターは初めて来たがオートキャンプ場がすぐ近くにある。この日も既に何台かの車で乗り付けたキャンパーたちが設営を始めていた。
西丹沢ビジターセンターは初めて来たがオートキャンプ場がすぐ近くにある。この日も既に何台かの車で乗り付けたキャンパーたちが設営を始めていた。
ゴーラ沢出合まではこんなミツマタの群生が各所に見受けられる。中にはミツマタのゲートをくぐって先に進むようなルートもあって堪能した。日差しを受けた地面が暖かく、このあたりは起伏も険しくないのでのんびりとウキウキ気分になっていた。
誰に対するおつかれさまなのか改めて見てもイマイチ分からない。帰るときには振り返らないとこの看板は見えないはずなのに。そして行きに関しては、ここを渡ってからの方がはるかに「おつかれさまでした」と言って欲しくなる…渡渉後はいきなり階段と急勾配が始まる。
途中休憩を何回か入れ、昼食も摂ったりしたのでコースタイムくらいで檜洞丸に到着。かつてはブナが多かったそうだがそれも朽ちてだいぶ視界がよくなっている。宿泊予定の青ヶ岳山荘までは徒歩一分半…。宿泊予定にしては早く着きすぎたかな、と余計な気を回してしまった。なのでここでもゆっくりしてみることにした。
そして山頂から降りてすぐのところに見えてきました青ヶ岳山荘。青空よりもさらに青い。明日登頂予定の蛭ヶ岳もくっきり。ちなみに小屋の外観が青いのは「たまたま」で、別に「青ヶ岳」だからではないとのこと。
檜洞丸からの夕方の富士山や明け方の富士山も撮ったのだがそれは後ほど掲載予定。これは青ヶ岳山荘からさらに下って一路蛭ヶ岳を目指している時の写真。こうした気の階段が各所に設置されてるのも丹沢らしい素晴らしさ。
臼ヶ岳から臨む蛭ヶ岳。ここからさらに一時間以上かかるらしい。嘘だあ、と思いながら歩いていくと、最後の登りがけっこうキツかった。無人だった&本日最初の大ピークだったのででマイペースで登れたが、疲労困憊で人が多かったら確かにもっと時間がかかっても不思議ではない。こっち側から登るのはキツい。ただ、こっち側を降りてくるのはもっとキツい(怖い)気がした。鎖場がところどころ連続するのだ。
蛭ヶ岳山頂到着。6時に山荘を出たので二時間半弱でここまで来られた。去年の心残りを達成できて満足…だが寒い。風がけっこう強かった。先がまだあるので急ぎたい気持ちも相まって、あまり景色を堪能していない。あとトイレ休憩が長かったかも…(地図にはトイレマークがななくて諦めかけたが、蛭ヶ岳山荘で借りられる。使いやすかった)
一気に丹沢山。蛭ヶ岳までに比べれば起伏は小さいが、既に登り用の筋力がだいぶ尽きてる自覚があった(登りと降りる時とで時間のかかりかたが全然違っていた)どの山も決まって最後の登りはしんどい。
で…塔ノ岳。日帰り客が多いと思うがわんさと山頂を埋め尽くしていた。そして寒かった! ひとつ手前の丹沢山はさほど風を感じなかったのだがこちらは強風が始終吹き荒れていた。時間的にはここで昼食だったので、ダウン系の上着で防寒しつつ湯を沸かして食事を掻き込む。正直なところ味わう余裕がない。今回は小屋泊縦走だったので小屋ご飯でつないでも良かったかな、と今になって思う。この時はせっかく持ってきたんだし少しでも軽くしていこうという気持ちになっていた。
感想
昨年丹沢山までは来ることができて、ただ蛭ヶ岳はどこから行っても奥にあるので日帰りでは難しい。テントも張れないし避難小屋は東側に乏しいので行くとすれば焼山から強行して一気に大倉に降りるか、小屋泊で二日がかりで行くしかなさそうだな、という話を山友達としていた経緯がありました。
しかし台風19号のせいで焼山口も通れないとなって、いよいよ選択肢が限られました。どうせなら行ったことがないルートで小屋泊で行こうと思い、少しスタート地点までたどり着くのに時間はかかるが西丹沢から塔ノ岳まで抜けて、勝手を知っている大倉を通って戻る計画となりました。一気に蛭ヶ岳までは自信が持てなかったので、その手前の青ヶ岳山荘にやっかいになろうと決めたのが先週頭。週末の低気圧の通過具合が気になっていて、厳しい山行になるようなら見合わせようとの頭があったからです。ギリギリまで予報を見て「少なくとも土曜日は大丈夫」と信じて予約を入れました。結果としては大成功でした。
小屋泊は富士山に行ったときくらいしか使ったことがなく、どんなものかと思っていましたが居合わせたメンバーは皆山好き(で多くは写真好き)ということもあり、楽しく一夜を過ごすことができました。
そのメンバーの目に触れればいいなと思い、久しぶりに下山した直後に日記を起こします。
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