記録ID: 2269091
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雪山ハイキング
北陸
経ヶ岳、てんくらに勝つ
2020年03月21日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:25
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
最近は天気予報が当たりにくい。福井県が寒気団と暖気団の狭間にあるからだろう。今日も平地は晴れで、山間は朝から悪天という「てんくら」の予報であった。にも拘わらず、山友は取立に行くという。私は好天が確実な加賀の山に入る予定であった。ところが、朝起きてみると、超晴天。そこで午前勝負で奥越に入る事にした。目標は?何度か遊び惚けて登頂していない経ヶ岳。もう雪が豊富な状態では、そろそろ今期最後かも知れない。
「自然の家」の駐車場に着くと、4台。この時期の経ヶ岳としては微妙な台数。やはり天気予報が影響してるのか?登山口から最初の急登は夏道状態。ガツガツと尾根まで上がる。ただ融雪でドロドロ。尾根もほぼ夏道状態。展望台登山口周辺は薄く積雪で、林道は車高があれば来れるかも知れない。ここから雪が出てくるが、トレースははっきりしており、ブナ林までは素足で上がれる。ブナ林に入ると、圧雪しているのでアイゼンでも良い。保月山から痩せ尾根もトレースがしっかりしており、不安はないが、横からの枝が煩わしく、ヘタに避けると足を踏み外してしまう。また、所々で深い踏み抜きがある。たっぷりとした雪尾根だが、やはり時期終盤か。これ以上融雪が進むと、雪が崩れて危険だろう。牛岩を越えた所でアイゼン装着。
ようやく広い雪原の台地に上がり、とても心地良い。雲が出てきたが、思ったより上空も明るい。少々風があるくらいか。頂上直下の急登は、軽い雪が飛ばされ、反アイス状態。トレースは笹のある尾根を通っているが、足が取られるので、反アイスの斜面を直登。ザクザクと心地良くアイゼンが効く。やっとこ頂上台地に着くと、経ヶ岳あるある。標識が頂上ではなく、もう少し進んだ所が頂上。風が少々あり、長袖ヒートテックと夏シャツで痩せ我慢出来る程度。いわゆる北岳への尾根は大きなクレバスが連続しており、無理かも知れない。頂上には一人の御仁。はじめは気が付かなかったが、Yさん。最後にお世話になったのは、やはり経ヶ岳だった。何という奇遇だろうか。ご縁があるとは、こういう事だろう。久し振りに歓談。なんと氏は去年、マッターホルンに上がったと言い、今年はエベレストに挑戦するらしい。ただ、故に、どうやら燃え尽き症候群に掛かったらしいのだ。やや雲が厚くなってきたので、下る。
最終的に今日の登山者は、そこそこ。午後から心配した天気も回復し、雪経ヶ岳を満足させてくれた一日だった。
「自然の家」の駐車場に着くと、4台。この時期の経ヶ岳としては微妙な台数。やはり天気予報が影響してるのか?登山口から最初の急登は夏道状態。ガツガツと尾根まで上がる。ただ融雪でドロドロ。尾根もほぼ夏道状態。展望台登山口周辺は薄く積雪で、林道は車高があれば来れるかも知れない。ここから雪が出てくるが、トレースははっきりしており、ブナ林までは素足で上がれる。ブナ林に入ると、圧雪しているのでアイゼンでも良い。保月山から痩せ尾根もトレースがしっかりしており、不安はないが、横からの枝が煩わしく、ヘタに避けると足を踏み外してしまう。また、所々で深い踏み抜きがある。たっぷりとした雪尾根だが、やはり時期終盤か。これ以上融雪が進むと、雪が崩れて危険だろう。牛岩を越えた所でアイゼン装着。
ようやく広い雪原の台地に上がり、とても心地良い。雲が出てきたが、思ったより上空も明るい。少々風があるくらいか。頂上直下の急登は、軽い雪が飛ばされ、反アイス状態。トレースは笹のある尾根を通っているが、足が取られるので、反アイスの斜面を直登。ザクザクと心地良くアイゼンが効く。やっとこ頂上台地に着くと、経ヶ岳あるある。標識が頂上ではなく、もう少し進んだ所が頂上。風が少々あり、長袖ヒートテックと夏シャツで痩せ我慢出来る程度。いわゆる北岳への尾根は大きなクレバスが連続しており、無理かも知れない。頂上には一人の御仁。はじめは気が付かなかったが、Yさん。最後にお世話になったのは、やはり経ヶ岳だった。何という奇遇だろうか。ご縁があるとは、こういう事だろう。久し振りに歓談。なんと氏は去年、マッターホルンに上がったと言い、今年はエベレストに挑戦するらしい。ただ、故に、どうやら燃え尽き症候群に掛かったらしいのだ。やや雲が厚くなってきたので、下る。
最終的に今日の登山者は、そこそこ。午後から心配した天気も回復し、雪経ヶ岳を満足させてくれた一日だった。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナ林までは雪が薄く、ほぼ夏ペース、ブナ林から雪道になり、牛岩辺りからアイゼンが欲しくなる(牛岩を越えたところでアイゼン装着)。所々で深い踏み抜きあり。頂上直下の急登は緩いアイス面で上がりやすい。ピッケルは特に必要なし。 |
写真
撮影機器:
感想
雪の経ヶ岳にギリギリ間に合った感じ。福井の雪山は、三ノ峰以外では、そろそろ終わりか。
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