行ってよかった大雪山、黒岳・北鎮岳・旭岳
うえちゃん
体力度について
- GPS
- 09:20
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 1,287m
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2日目 6:15黒岳石室-7:19北鎮岳分岐-7:32北鎮岳-7：56北鎮岳分岐-8:38間宮岳-8:41間宮分岐-9：48-10:13旭岳-11:10姿見ノ池
| 天候 | 22日晴れ 23日晴れ時々ガス、下山後雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機
札幌〜旭川JR 旭川〜層雲峡BT 道北バス 層雲峡〜黒岳ロープウェイ 復路 姿見〜旭岳温泉 旭岳ロープウェイ 旭岳温泉〜旭川 旭川電気軌道バス 旭川〜新千歳 JR |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回のコースは特に危険と思われる箇所はないが、旭岳はザレザレなのでスリップ注意。 しかし、クロックスもどきで登っている強者もいた。 旭岳ビジターセンターには日帰り入浴施設情報が有ります。 自分の好みにあった温泉にどうぞ。 私はロッジ・ヌタクカウシペのお風呂に入りました。500円也 飛行機で北海道に渡る場合、ガスバーナーのガス缶は飛行機持ち込み禁止なので、現地調達の必要が有るが、層雲峡ロープウェイ席売店で販売中。 |
写真
拍手駅売店でガスカートリッジ売ってます（高い）
5年前には家族で来た。
今回は一人。
胴体10cm、しっぽも同じくらい。
ではありません。
写真を180度回転させると、遊歩道を歩くハイカーが姿見ノ池に写っているのがわかります。
感想
今回は札幌出張が9/21(金)にあり、翌日、翌々日（土日）がフリーとなっているので
札幌から1泊2日でいける黒岳〜旭岳縦走を計画。
札幌〜旭川はJR、旭川〜層雲峡はバス、層雲峡〜五合目登山口はロープウェイ利用。
バスは1日2本しか運行されていない。
1本目のバス時刻と登山時間から逆算すると黒岳石室着が14時頃になるので、必然的に黒岳石室泊まり、翌日は北鎮岳経由赤岳縦走コースを採ることにした。
仕事場に登山ウェア＆ザックで行くわけに行かず、ビジネスルックに大きなザックを背負い朝イチの飛行機で札幌に入って、ホテルにザックを預ける。
ザックの中にはいつもの道具＋靴＋ウェアでパンパン。
会議と懇親会を無事終え、ホテル到着23時過ぎ。
明日の準備を整え、就寝。
ビジネスウェアとシューズを別のカバンにいれて、出発。
旭川駅でこのカバンをコインロッカーに預け、バス乗車。
約2時間後、層雲峡BT到着。
コンビニでペット2Lの水と発泡酒ロング缶2本＆鮭トバ購入。
一気にザックが重くなる。
ロープウェイの売店でガス缶購入。
航空機はガスカートリッジ持ち込み禁止なので現地調達するしかない。
装備を調えロープウェイ乗車。
ロープウェイに乗らず歩くという手も有るが、石室到着が2時間近く遅くなり、早着・早発の原則に反するため乗車。（しんどいから乗ったという説もあるが、却下）
五合目駅を下車すると、ペアリフト乗り継ぎもあったが、ここは歩いた。
というか、ペアリフト14分、歩けば30分なので節約。
登山開始、いきなり30cm級ゴーロの連続。丸くて若干濡れているゴーロは歩きづらくすれ違う登山者（というか観光ハイカー）がひと組のみ。
ペアリフトと並行している登山道なので、乗客の楽しそうな会話が漏れ聞こえる。
こちらは汗だくになりながら一人で登る。
ペアリフト7合目駅到着、ここからが登山本番。
登り出すと、上から降りてくるハイカーに数多くすれ違う。老若男女を問わず、かなりの人数。
何百回「こんにちは〜」と言ったか、判らない。
登山道はしっかり整備されて、スニーカーでも十分で、特に危険箇所はない。
どちらかと言えば、先に登ったリフト横の登山路の方が転倒しやすく危ないかも。
時々、「かわいい〜」という声が聞こえる。
ふと見るとエゾシマリスが登山道を横切るが写真は間に合わない、残念。
登山道からは美しい山並みが展望できる。
所々木々が色付き始めている。
頂上に到着。360度の素晴らしい超展望、この山が地元の人たちに愛されている理由が判る。
頂上部は登山道より紅葉が色付いているが、全面紅葉とまではいかない。
聞くところによると今年の夏は暑く、いつもより色付きが遅く、若干茶色がかっている。チョット残念だが、この展望を堪能できただけでも良しとする。
今夜泊まる黒岳石室までは800m、向こう側からも続々と登山者がやってくる。
お鉢巡りなどして、戻ってきたと思われる。
横を見ると、数人が一斉にカメラを向けている。
エゾシマリスが居る！それもあまり人を恐れず近づいても逃げない。
絶好のシャッターチャンス！
可愛すぎる〜。
エゾシマリスに堪能した後、本日のお宿黒岳石室に移動する。
高原の様な道を歩くこと数分で到着。
利用料は2,000円、ゴザ＆毛布付き、カムイの水（要煮沸）はご自由に、バイオトイレ利用料200円も含まれている。
受付を済ませ、石室内に案内される。
結構利用者は多かったが、混み混みではなく、蚕棚下段にゆったりとスペース確保。
石室前のテーブルにちょこっと座り、コンビニで購入した発泡酒と鮭トバで一人乾杯。
ゆっくり時間が過ぎ、日が落ちると冷え込んでくる、気温は一桁。
登山時は長T一枚だったのが、ジャケット、ダウン、レインジャケットと重ねて行く。
星がちらつき出す。
大きな北斗七星が天上に輝いている。
こんな星を写真に撮りたいため、カメラを買い換え、三脚を購入した。
実は先週の東北遠征で超安物（480円）のアルミ三脚を持って行ったが、チョット力を加えたらバキッと壊れたので、3日前に専門メーカーのコンパクトアルミ三脚購入(TT)
感度、絞り、SSを変えて納得の行くまで撮影。
後を振り返ると半月が光っている。
ズームで寄るとクレーターまで確認出来る。
最近のカメラはたいした物である。
夜空の写真を数十枚とり、気がつくと20時前、寝床に戻りソッコー爆睡。
ダウンを着て寝る。
夜半にトイレに行きたくなり目が覚める。時刻は0時過ぎ。
石室から外に出ると満天の星。
用を済ませ、カメラを持ち出し何十枚もシャッターを切る。
寒さを忘れさせるぐらい美しい星を堪能し、再び眠る。
石室内が少しざわつきだし、目が覚める。時刻は4時11分。
窓の外はまだ暗い。
これなら御来光に間に合うので、石室から10分程度で登れる御来光の名所、桂月岳にヘッデンをつけて登る。
まだ、真っ暗な中登る。あっという間に頂上到着、誰も居らず一番乗りなので、御来光には最高のポジション確保。
数分経つとボツボツ人がやってきて、空が幻想的に白み始める。
待つこと30分超、AM5:11 山の端から太陽が顔を出し始める。感動的な瞬間。
バシャバシャとシャッター切りまくり。
あっという間に日が昇る。
後を振り返ると、モルゲンロートに輝く北鎮岳。
素晴らしい1日が始まる予感。
石室に戻り身支度を調え出発。
本日の予定は北鎮岳〜間宮岳〜旭岳〜旭岳温泉。
登山路は雲の平と呼ばれる、ハイキングコース並みに整備されたルート。
景色が良く、とても気分良く歩け、あっという間に北鎮岳分岐。
ザックをデポし、10分もかからず頂上。
北海道標高��2をゲット。
ここも超展望。
向こうに旭岳が見える、あそこまで行くぞ〜〜〜。
北鎮岳を後にし、お鉢巡りしながら間宮岳に向かう。
ゆる〜いアップダウンはあるものの、非常に歩きやすい。
お鉢の外側もカール状の地形でダイナミックな風景。
「大雪に来て良かった〜〜〜」と叫びたくなる。
あっと今に間宮岳、なだらかで広い山頂。
ガスると方向を見失いそうな形状。
右手に旭岳へ分岐する道が続いているが、お鉢の先を見ると小さなピークが見える。
地図で確認すると荒井岳となっている。
指呼の距離なので、ザックをデポし駆け足でピストン。
そして旭岳に向かい直す。
行く手を見れば一旦下って、登り直しになっているが、登り直しがかなり急登で、ほぼ直線で登っている。
本日最初の難所か（w
登り返しの緒に付き、見上げると首が痛くなりそう。
この登りが結構きつく、なおかつ火山礫でザレているため、砂山を登っているような疲れがある。
鞍部から200mの標高差を一気に上り詰め、頂上到着。
北海道標高��1ゲット。
ワンツーフィニッシュである。（w
間宮岳から見たときには晴れていたのに、頂上に着く直前からガスが掛かり始め、山頂到着時にはガスガスであったが、ガスの流れが早かったので、しばらく様子を伺っていると、ガスがサ〜っと流れ展望が広がる。
遠くにはトムラウシも見える。
それからはガスと展望が交代交代でやってくる。
ここからは旭岳温泉に下るだけ。
結構速いペースでここまで来たので、旭岳温泉発旭川行き14:10発のバスに、ロープウェイで降りずとも、歩いて降りてひとっ風呂浴びても余裕がありそう。
頂上を後にし、姿見まで尾根道を下るが、ザレザレ尾根道を直線的に下るのは結構ハードである。
しかし、下からどんどん登山者が登ってくる。
小さな子供と一緒の家族連れ、カップルetc、「こんにちわ〜」の連発。
下りはキツイが、登りはもっとキツイと思うのに凄い賑わいぶり。
旭岳も黒岳同様に地元の人たちに愛されている山だと判る。
姿見に近づくと硫黄ガスの噴気が凄く、ゴォーと音が聞こえる。
姿見の池は、その名の通り姿を映し出す鏡のような眺めを見せてくれる。
姿見からロープウェイの駅まですぐ近くであるが、ここまで来たら観光客と同じようにゆっくり景色を楽しみながら歩を進める。
微妙な時間になったので、ロープウェイで下る事に。
片道1600円！高杉！わかさリゾート！
旭岳に到着し、日帰り入浴の温泉を探すが駅には情報が無く、ビジターセンターで情報収集。
ビジターセンターには日帰り入浴可能な施設の一覧（施設名、料金、時間帯）のリーフレットが、ちゃんと置かれており助かる。
こっそり拍手
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カメラと三脚まで購入したとは〜力が入ってますね（笑）
でもバッチリいい画像撮れてますね！
エゾシマリスは絶好のシャッターチャンスでしたね〜！
めっさー可愛すぎる〜
てんちゃん、こんばんは。
前の
エゾシマリスの可愛さは殺人級です。
お疲れさまでした。
夜空にご来光、シマリス君は年賀状に採用したいくらい！
カメラ絶好調ですね
それにしてもスケール大きい眺め…好天で良かったですね。
ヒグマは現れませんでしたか〜
昔、層雲峡には泊まったことお有りますが、
当時登山はしていませんでしたので、
滝見て終わり。残念ギリーーー！。
takeさん、我社はこの時期クールビズなのでスーツは来てませんが、とりあえずビジネスルックに７５Lザックは気が引けました（汗
シマリスくんは実物を見るとめちゃ可愛いですが、私の年賀状には似合わなすぎ
天候に恵まれ超ラッキーでした。
山男さん、こんばんは〜。
唯一の動物はシマリスくんですが、あの可愛さは危険すぎ、萌え死にしそうです。
ワタさん、こんばんは。
今まで層雲峡というか、北海道は何度も訪れ６０泊以上し、層雲峡YHや旭岳YHだけでなく、家族旅行でも層雲峡に着ていますが、私も同様に当時は登山に見向きもしなかったので、その頃が惜しまれる今日この頃です。
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