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Yamareco

記録ID: 2292419
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

中央分水嶺・権兵衛峠〜佛谷〜坊主2/3

2020年04月06日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:23
距離
6.7km
登り
313m
下り
1,429m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
0:57
合計
8:19
10:57
86
スタート地点
12:23
12:57
257
17:14
17:37
56
18:33
18:33
43
10:57 スタート(0.00km) 10:57 - その他(1.30km) 12:23 - その他(2.03km) 13:33 - その他(2.03km) 13:47 - その他(2.88km) 15:13 - その他(3.39km) 16:42 - その他(3.49km) 16:58 - その他(3.57km) 17:14 - その他(4.80km) 18:20 - その他(5.70km) 18:52 - ゴール(6.04km) 19:21
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
GPS機器の操作ミスによりログを途切れさせてしまいました。
よってヤマレコへのUPも、三分割させて頂きます。
本記事は、その2/3。
経ヶ岳肩の2180mピークから佛谷を経由し坊主山、イノコ沢登山口下山まで、です。

本コースは一般登山道ではなく、いわゆる藪山です。
そして、佛谷〜坊主の鞍部までは、激しい笹藪と灌木の嵐。
他の方のログにも有る通り、
踏み跡も殆ど見当たらず、かなり困難なルートでした。
戸沢に沿って降りてゆく尾根との分岐点、1998m付近から少し先に、
ほぼ垂直の崖。
高さは10m弱くらいか?
灌木帯なので、
灌木にしがみ付きながら降りる(逆コース取りだと、よじ登る)のですが、
此処だけは、しっかりとルート工作された形で残ってました。
丁度、崖に作られた灌木のトンネル、といった感じ。
今回は雪が全く残ってなかったので幸いでしたが、
中途半端に残雪が凍ってたりしたら、かなり危なかったと思います。
パノラマ写真・左。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
パノラマ写真・左。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
パノラマ写真・中。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
パノラマ写真・中。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
パノラマ写真・右。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
パノラマ写真・右。

2180mを過ぎ、佛谷が近づく。
鞍部まで下り、振り返る。
奥が経ヶ岳、手前が2180m。
鞍部まで下り、振り返る。
奥が経ヶ岳、手前が2180m。
佛谷の肩への登り。
雪が消えて、笹藪が現れる。
短距離ながら、踏み跡見当たらず、手強い笹藪。

此処まで積雪に助けられはしたが、
無雪だったら此処までだって、
笹藪にくろうしてたのかもしれませんね。
佛谷の肩への登り。
雪が消えて、笹藪が現れる。
短距離ながら、踏み跡見当たらず、手強い笹藪。

此処まで積雪に助けられはしたが、
無雪だったら此処までだって、
笹藪にくろうしてたのかもしれませんね。
黒沢山。
この反対側、平野部から見る黒沢山は、
経ヶ岳山脈の中の、ほんの一個の出っ張り、
程度にしか見えないんですが、
こちらから見る黒沢山は、かなり堂々としているんですね。
黒沢山。
この反対側、平野部から見る黒沢山は、
経ヶ岳山脈の中の、ほんの一個の出っ張り、
程度にしか見えないんですが、
こちらから見る黒沢山は、かなり堂々としているんですね。
佛谷の肩まで乗り上げたら、再び積雪。
助かった。
佛谷の肩まで乗り上げたら、再び積雪。
助かった。
佛谷頂上が近づいてきた。
佛谷頂上が近づいてきた。
佛谷頂上目前。
佛谷頂上。
手前の、笹が少し顔を出してる所に、三角点標石。
佛谷頂上。
手前の、笹が少し顔を出してる所に、三角点標石。
パノラマ写真・左。
経ヶ岳。今まで歩いてきたルート。
パノラマ写真・左。
経ヶ岳。今まで歩いてきたルート。
パノラマ写真・中。
経ヶ岳。
パノラマ写真・中。
経ヶ岳。
パノラマ写真・左。
御嶽。
パノラマ写真・左。
御嶽。
雪の具合もあって佛谷頂上までは楽をできた。
が、佛谷からの下りは、噂通りの激藪。
急坂を下り、一息ついて佛谷を振り返る。
雪の具合もあって佛谷頂上までは楽をできた。
が、佛谷からの下りは、噂通りの激藪。
急坂を下り、一息ついて佛谷を振り返る。
急坂を下りきって緩傾斜の尾根となるが、
相変わらず、踏み跡さえ定かではない激藪。
急坂を下りきって緩傾斜の尾根となるが、
相変わらず、踏み跡さえ定かではない激藪。
パノラマ写真・左。
目指す坊主岳。
パノラマ写真・左。
目指す坊主岳。
パノラマ写真・右。
目指す坊主岳方面。
に繋がる、中央分水嶺の山々。
右手の方の山々は、先々月までに消化済み。

かつて自分が歩いた山々を遠望する。
これは、山屋の楽しみの一つではないでしょうか。
パノラマ写真・右。
目指す坊主岳方面。
に繋がる、中央分水嶺の山々。
右手の方の山々は、先々月までに消化済み。

かつて自分が歩いた山々を遠望する。
これは、山屋の楽しみの一つではないでしょうか。
鞍まで激藪続き。
計画時刻を、かなり押してしまった。
鞍まで激藪続き。
計画時刻を、かなり押してしまった。
鞍からも、多少楽になったとはいえ、激藪。
しかし、坊主直下の急坂になる辺りから、笹丈もかなり低くなったし、最上部にはザレ場も有る。
そして、坊主岳頂上の標識が見えた時には、ほっとした。
鞍からも、多少楽になったとはいえ、激藪。
しかし、坊主直下の急坂になる辺りから、笹丈もかなり低くなったし、最上部にはザレ場も有る。
そして、坊主岳頂上の標識が見えた時には、ほっとした。
やっと、坊主岳まで辿り着いた。
もうすでに17時を回り、ゆっくりもしてられないのだが、
やはり坊主岳のこの展望ですもんね。
すぐに下山するのは惜しい。

苦労した佛谷の道を振り返る。

坊主岳から見る佛谷は、とても形が良い。
坊主に登った人の多くは、
「此処を歩いてみたい」と感じる事でしょう。
やっと、坊主岳まで辿り着いた。
もうすでに17時を回り、ゆっくりもしてられないのだが、
やはり坊主岳のこの展望ですもんね。
すぐに下山するのは惜しい。

苦労した佛谷の道を振り返る。

坊主岳から見る佛谷は、とても形が良い。
坊主に登った人の多くは、
「此処を歩いてみたい」と感じる事でしょう。
坊主岳登山道は、綺麗に笹刈りされた登山道。
この後、薄暗くなり、更に、1200mからジグザグに降りる周辺ではヘッ電装着。
イノコ沢登山口まで降り切ったのは、19時を回ってしまった。
坊主岳登山道は、綺麗に笹刈りされた登山道。
この後、薄暗くなり、更に、1200mからジグザグに降りる周辺ではヘッ電装着。
イノコ沢登山口まで降り切ったのは、19時を回ってしまった。
坊主岳ですが、
2017年の年末にも、横川の尾根から登りました。
その時もピーカン。
なんだか私は、坊主岳とは相性が良いのかもしれません。
1
坊主岳ですが、
2017年の年末にも、横川の尾根から登りました。
その時もピーカン。
なんだか私は、坊主岳とは相性が良いのかもしれません。

感想

南信州、伊那市在住者です。
周辺の中央分水嶺踏破を思い立ちましたが、
いかんせん藪山名人には程遠い軟弱者。
この佛谷〜坊主が、特に悩む箇所でした。
(もっと悩むのは茶臼〜大棚入ですが、
 こっちは「木曽の範疇だからね」と言い訳して逃げても良い)

経験者の記録を色々と調べましたが、何しろ藪が激しい、との事。
激藪の登りはシンドいので、できるだけ下りになるコース採りを考えました。
それが、今回辿った、権兵衛峠から坊主へ至るコース採りです。

また、その季節なのですが、
私は別に、藪のある山に行きたいわけではありません。
一般登山道として認知されない、人気のないひっそりとした山が好きなのです。
だから、できるだけ藪を避ける為、積雪の時期を狙いました。

それでゆくなら、むしろ3月中旬頃が良かったのでしょうが、
生憎3月は所用で忙しかった為、叶いませんでした。

ただ、雪の時期だと、あの10m弱の崖はどういう状態なのか?
もしかしたら、かなり危険だったかもしれない。

結果的には、今回の山行は時期的にも正解だったのかもしれない。



中央分水嶺踏破の目標からは避けて通れないコースなので決行しましたが、
「シンドくて二度と行きたくないコース」というのが、
正直な感想です。

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コメント

こんばんは
仏谷 行かれましたね。
ササのなか坊主岳まで、お疲れさまでした。
ワタシも行きたいなぁと思いながら、今シーズンは機を逃してしまいました。
1日目は早くに着いて、ずいぶんノンビリされたのですか
2020/4/8 20:26
コメありがとうございます
計画立案段階から、
yama-takeさんをはじめ、多くの方の山行記録を参考にさせて頂きました。
おかげで佛谷方面も、無事消化できました。
ありがとうございました。
噂に違わぬ笹藪でしたね。
ほんと「二度と行きたくない」が正直な感想です。

GPS機器の操作ミスで、一旦ログを切ってしまったんですよ。
なので、3/3の車道歩き7kmも含め、1日の記録です。
経の肩までは笹刈りに、積雪部分は歩きやすく雪が締まってた事に、
ずいぶん助けられました。
閉鎖の萱ヶ平ゲートから権兵衛峠まで1時間弱の車道歩きも必要だったので、
出発は04時半です。
で車に戻ったのが22時なので、
じゃ、この日は17時間半、歩き詰めだったのか?

宿泊装備は持ちたくなかったので、ビバークの用意だけしておきました。
2020/4/8 22:36
追記・山名について
あ、すいません。山名についてお尋ねします。

横川林道ゲート横の注意書きに「佛谷」と書かれていたと思ったので、
私は佛谷と書いていますが、
仏と佛、どちらが正しい、或いは、広く流通してるものなのでしょうかね?
2020/4/8 22:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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