富士山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
天候 | 28日は雨。昼過ぎも5合目は雨だったが、登り出すうちにだんだん晴れ。 その後は晴れて、下界は雲海が非常に綺麗。 29日は朝に降りたが、降りるまでは晴れ。その後ガスがかかってくる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどの小屋はもう閉まっており、頂上付近にはつららや雪の塊もあった。が、シュラフを車の中に置き忘れても寝れるくらいの寒さ。なんとかなる。 ハイシーズンは終わっているようで、人もあまり多くなく、程よい感じの富士山でした。 ちなみに、頂上まで全区間携帯はバッチリ通じました。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
高山病を経験してみよう!って言うことで富士山に行く事に。
苫小牧から八戸までフェリーに乗って、そこから高速で東京までかっ飛ばす。意外と安く、3人で4万行かないくらい。もうちょっと人数入れば、格安航空以上の安さになるかもねー。時間はかかるけど。
というわけで、富士吉田の道の駅のベンチで寝たあと、富士スバルラインを通って富士吉田の5合目登山口まで。周りはガスガスで何も見えず、霧雨、普通の雨。とりあえず雨。このまま帰る説も浮上するけれどもせっかく富士山まで高い金払ってきたのに帰るのは勿体無いということで、散々うだうだだらだらした挙句、デッパ。雨。
しばらくすると雨も上がってきて、下界の様子が見え始める。ナイスな時間読み。そのまま、ほとんど人もおらず、小屋もシャッター下がってて、神社らしきところもあるけど鳥居以外の建物は全てシャッターしまってて何もない道を延々と登っていく。途中血中の酸素濃度とかも測定したりしつつ登って行くと、8合目くらいから結構息が上がるし、酸欠だなぁっていう感じになってくる。なるほど、これが高度障害のではじめってやつか。超軽装の外国人観光客とおしゃべりしつつ外輪上まで。その頃には空はもう真っ暗だった。
夜明けの御来光まで待つために適当にテントはって飯を作って暖を取る。酒もせっかく持ってきたのだから飲んでみるかと飲んでみるが、これがまずかった。そこまで飲んでないはずなのに、夜は頭ががんがんして眠れないし、翌朝まで響く。高所で酒は飲んではいけないんだということを身をもって体感。この頭が壊れる感じすごく嫌い。
まぁなんだかんだで、もうすぐ夜明けって頃に起き出して、ご来光を見ることに。夜明け前の東京の夜景は素晴らしい。さすが大都会東京って感じ。夜景を写真とったりしながら、一番日の出が綺麗に見られそうなところまで行き、だんだん白んでいき、地平線が赤く染まり、光が漏れ、太陽が登り出すその瞬間までを写真に撮りまくる。景色がいいとカメラがそこまで良くなくてもすごく綺麗な写真が取れて大満足。同じような人は他にもたくさんいて、すぐ横で日の出を見んとしていた若い兄ちゃんは、全裸で記念撮影。若いってイイね。俺は若くてもそういうのやろうと思わんけども。。
というわけで、日の出を見終わったあとは、飯食って、噴煙も上がってなければ硫黄の匂いもしない富士山のお鉢をぐるっと1週して、まるで要塞のような日本の最高点を踏みつつ、冨士浅間神社の奥宮が思った以上にしょぼいことに落胆しつつ、延々とブル道を下って下山。その後は溶岩温泉に入って、延々と車走らせて札幌まで。
色々といい経験ができて面白い山でした。ただ、この山は世界遺産には成り得ない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する