天狗山


- GPS
- 02:53
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 613m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
黒部立山アルペンルートの全線開通が今年は4月15日だが、10日から富山側弥陀ヶ原までの部分開通になる。
この期間に僕は毎年恒例で弥陀ヶ原起点の山スキーに出かける。弥陀ヶ原〜天狗山を往復し、美女平まで下りる日帰りツアーが多いが、今年は当初浄土山まで進む泊りがけを久しぶりにやろうと計画していた。しかし同行者が次々と都合が悪くなり、一部は新コロナウイルス絡み。単独の方が感染リスクがなくて良いとの考えもあるかも知れないが、何でも自粛ムードのなかでやはり気が乗らず、計画縮小でいつもの天狗山日帰りにした。美女平ツアーもこちらは低地の残雪が少ないことから止めておくことにした。
駐車場もターミナルもがらがらの朝の立山駅。8:00発の一番ケーブルでも乗れたが、高原バスは同じなので2番の8:40にした。1番ケーブルの乗客は5人もいなかったようだ。2番車では、グループ以外は1ボックスに1人だけ着席と言われ。立つ人も少しいたので20人くらいだったと思う。高原バスも並んだ2座席に1人だけ。
弥陀ヶ原でバスを降りて、スキー装備の人は僕の他に男女の2人パーティー。3人相前後して天狗山への稜線へと登り出した時にもう1人、登山装備の人が加わった。この人バスの乗客ではなく下から(立山駅から?)歩いて来た。今日は室堂へ向かうと言う。
雪面は新雪が乗ってとても綺麗だ。サラッとしているので所によってはシールの食いつきが悪い。また新雪層が飛ばされてカチコチ雪のところもあり、早々とクトーを着けた。僕が先行してトレースを付けて行く。標高2230mの所の小鞍部が中間点、その上の斜面では後方の見通しが良くなるが、後続が見えない。小鞍部以前でもう滑りに入ったのだろう。バス停で話を聞いててだいたい分かるが、ピークハントにはこだわらないBCスキーヤーなのだ。一方室堂に向かう人は山裾を行っているのだろう。
天狗山から右手の方、カルデラ壁の山々と薬師岳が見えているが、所々雲が沸いている。だんだん増えてきそうだ。標高2400mで剱岳が見えて来て即座に写真を撮る。案の定5分後に自分の周りがガスって一度見えなくなった。前天狗辺りの緩やかな起伏から、最後はナイフリッジ気味になって天狗山山頂。着いた瞬間はガスの中、その後室堂、立山、剱岳が見えている時間もあった。
滑降開始してしばらくはかなり濃いガスの中、起伏を登り返さないように行くと自分の登りトレースとは一旦離れる。木立もなく地形も見えず雪酔いが始まりそう。慌てずゆっくり斜滑降で左へ左へと進み、トレースに復帰して一安堵。以後も左へとギルランデを続け、中間鞍部を過ぎれば周りのガスはなく、弥陀ヶ原の建物が見えればもう安心。樹間の広い斜面を見つけては気持ちよくスラロームで弥陀ヶ原に戻った。
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