飛騨沢で槍ヶ岳ピストン クマにビックリ
- GPS
- 33:22
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,303m
コースタイム
4日 8:17山荘テンバ-11:06槍平小屋11:21-15:08新穂高駐車場
天候 | 微妙 稜線は基本的にガスと雨 飛騨沢より下は晴 という感じ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2日深夜はけっこう空いていたが3日朝はそこそこいっぱい。4日の午後はかなりの混みよう |
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートは顕著な危険箇所はない。 が、足を挫く可能性はどこでもあり。 下山後の奥飛騨ガーデンホテル焼岳の日帰り入浴は最高。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
平日に休みがとれたので、飛騨沢から槍ヶ岳を目指した。翌日は西鎌尾根を下りる予定だった。2日の夜12:30頃新穂高の駐車場到着。ガラガラとは言えないがスペースはかなりあった。翌朝4:30起床5:00出発予定だったが、起きれずに1時間遅れのスタート。昨晩よりかなりクルマが増えていた。林道途中で穂高平への近道に入る。けっこう時間短縮できる。帰りも使うつもりだったのだが…。槍平小屋までは天気もよく順調。それが飛騨沢に入るころには上の稜線にもガスがかかりだす。槍ケ岳山荘に着いた頃にはもうガスのなか。それでも槍沢の眺めが開けた時間もあったのだが。とりあえずピークに行っておこう。人もおらずスイスイ上がるが、ガスで眺めはなし。他の登山者と少し待つがダメ。待っている間、京都から来た中年のご夫婦と話して時間をつぶす。諦めて小屋に戻り、ビールを飲む。5:00に小屋で夕食。今回、食事は小屋を利用した。テーブルに着いたら、偶然、向いの席がさきほどのご夫婦だった。夕食後はテントに戻って寝るだけ。デジタルオーディオにたっぷり仕込んだ桂米朝と立川談志の落語を楽しむ。いつしか眠っていたが、テントを打つ雨音で目が覚める。22時だった。天気予報では晴予報だったが、台風の影響だとヤだなと思う。結局一晩中、断続的に雨だった。朝4:30にタイマーをセットしていたが、けっこうな雨。テント内も少し濡らしてしまい、モチベーションガタ落ち。予定通り、西鎌を下りて、三俣蓮華に行くか。それとも南岳まで歩いて南岳新道で槍平に下りるか、このまま来た道を戻るか。6時になっても小雨でガスも濃いので、一番安易な最終案を採用してしまう。52歳という歳のせいか、潔いのだ。結局雨が上がった7時にテント撤収をスタート。ガスが晴れたら穂先に登ろうと様子を伺うが、晴れそうにないので8時過ぎに下山開始。笠方面はけっこう早く回復していい眺め。振り返った槍穂の稜線も少しガスが薄れてきたようだ。もう少し待ってもよかったかなと少し後悔。槍平小屋に近づいた頃には、上の方にまた濃いガスがかかりだした。淡々と歩を進め白出沢のベンチで休憩。昨日頂上で一緒で、今日、南岳新道で下りてきた(2時間で下ったと聞き驚く)という男性二人に話を聞くと、縦走路からは笠方面はよく見え、南岳からは北穂も見えたが、それ以外の眺望はあまりなかったとのことだった。林道歩きをこなし、穂高平からショートカットの道に入ってすぐに、20メートルくらい前の山道を飛び越えるようにして、けっこう大きくてスリムな真っ黒なクマが跳躍するのを見た。仰天して尻もちをつく。一応小さいクマ鈴をつけていたので、クマが気がついてくれて、逃げたのだろうか。いずれにせよ、もう近道は使えないので、慎重に林道に戻る。GPSログでもわかるようにけっこうな遠回りだが仕方ない。今年の5月の白馬鑓行以来のクマ遭遇となった。クルマに戻ってホッと一息。駐車場は85%くらいの入り。平日で空いているだろうと、新穂高の湯に寄る。先客は単独男性2名と中年夫婦。混浴なので女性は豊満な肉体にタオルを巻いて入浴していた。男性はスッポンポン。気にならないのかな。着替えて戻る途中、今度は若い男女カップルがやって来た。気になるが戻るわけにもいかないし。橋の上からもよく見えるんだけど。頭も洗いたいので、前から気になっていた奥飛騨ガーデンホテル焼岳の日帰り湯に行ってみる。ここはお湯も設備も最高だった。帰りの中央道も平日のせいか、空いていて、順調なドライブで帰宅した。
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