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Yamareco

記録ID: 2304402
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

「裏」に迷い、泣いた六甲山

2019年04月21日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.4km
登り
1,520m
下り
1,149m

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
1:04
合計
10:19
5:38
19
5:57
21
6:18
6:57
0
6:54
6:56
19
7:30
45
8:15
43
9:13
5
9:36
7
9:43
16
9:59
26
10:25
5
10:30
16
10:46
6
10:52
10:57
7
11:04
11:10
25
11:35
15
11:50
9
12:30
55
13:25
0
13:25
34
13:59
0
13:59
81
15:29
銀の湯
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは、JRにて三宮駅へ
帰りは、有馬温泉から、さくらやまなみバスで西宮まで
コース状況/
危険箇所等
よく整備されています。間違えて裏道に入ってしまいましたが、地図やGPSがあれば防ぐことができたと思います。
その他周辺情報 有馬温泉銀の湯
JR始発で三宮駅に降り立つ。この約7時間後、すぐ近くで市営バス事故が起き、8人が死傷しました。帰宅しニュースを見るまで気付きませんでした。合掌。
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JR始発で三宮駅に降り立つ。この約7時間後、すぐ近くで市営バス事故が起き、8人が死傷しました。帰宅しニュースを見るまで気付きませんでした。合掌。
新神戸駅まで徒歩。背後には山が迫っています。
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新神戸駅まで徒歩。背後には山が迫っています。
布引の雌滝。布引には4つの滝がありますが、那智の滝や華厳の滝と並び日本三大神滝と呼ばれるそうです。
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布引の雌滝。布引には4つの滝がありますが、那智の滝や華厳の滝と並び日本三大神滝と呼ばれるそうです。
布引の雄滝。
猿のかずら橋
布引五本松ダム、1900年に完成した日本最初で最古の重力式コンクリートダムだそうです。重厚感あります。
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布引五本松ダム、1900年に完成した日本最初で最古の重力式コンクリートダムだそうです。重厚感あります。
布引貯水池、神戸水道創設時の水道施設として使われていたそうです。
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布引貯水池、神戸水道創設時の水道施設として使われていたそうです。
いざ摩耶山へ!
六甲全山縦走において摩耶山は最大の難所と言われるだけあります。
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六甲全山縦走において摩耶山は最大の難所と言われるだけあります。
摩耶山天狗道、厳しい登りが、繰り返し現れます。
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摩耶山天狗道、厳しい登りが、繰り返し現れます。
摩耶山掬星台、遂にこの場に立ちました。感無量です。
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摩耶山掬星台、遂にこの場に立ちました。感無量です。
摩耶山掬星台近くの山道。花咲く木々、春気分を満喫。
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摩耶山掬星台近くの山道。花咲く木々、春気分を満喫。
オテル・ド・摩耶で自撮りするのは、きっと私だけではないはず。でも中の人からはどう見えているか想像すると、少し恥ずかしいですね。
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オテル・ド・摩耶で自撮りするのは、きっと私だけではないはず。でも中の人からはどう見えているか想像すると、少し恥ずかしいですね。
アゴニー坂を下る。ここで左膝に痛みが!この後、何度も苦しめられた腸脛靭帯炎の始まりです。
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アゴニー坂を下る。ここで左膝に痛みが!この後、何度も苦しめられた腸脛靭帯炎の始まりです。
舗装路を足を引きづるように進む。駆け抜けて行くトレランの人々が、異世界の人のように見えました。最近では私もこの辺は走り抜けます。
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舗装路を足を引きづるように進む。駆け抜けて行くトレランの人々が、異世界の人のように見えました。最近では私もこの辺は走り抜けます。
藤原商店で一息つきました。
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藤原商店で一息つきました。
記念碑台に立ち寄り、グルーム像にご挨拶。六甲山開発の祖で、私費を投じて植林や登山道整備を行い、当時の兵庫県知事などに砂防や植林の必要を説いた方だそうです。
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記念碑台に立ち寄り、グルーム像にご挨拶。六甲山開発の祖で、私費を投じて植林や登山道整備を行い、当時の兵庫県知事などに砂防や植林の必要を説いた方だそうです。
記念碑台、イノシシの剥製が展示されていました。
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記念碑台、イノシシの剥製が展示されていました。
六甲オルゴールミュージアムを通過。〜あれっ?〜
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六甲オルゴールミュージアムを通過。〜あれっ?〜
六甲高山植物園を通過。ここまで来て、道を間違えた事に気付きました。この当時は、GPSスマホも詳細な地図も持っていませんでした。
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六甲高山植物園を通過。ここまで来て、道を間違えた事に気付きました。この当時は、GPSスマホも詳細な地図も持っていませんでした。
戻るのも勿体無いので、迂回して縦走路に戻りました。心が折れそうです。みよし観音様、お助け下さい。
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戻るのも勿体無いので、迂回して縦走路に戻りました。心が折れそうです。みよし観音様、お助け下さい。
ガーデンテラスに到着。アルプスの少女ハイジの展示物で溢れていました。
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ガーデンテラスに到着。アルプスの少女ハイジの展示物で溢れていました。
ガーデンテラスから。疲れが少し癒されました。宝塚までは、まだまだ遠い。
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ガーデンテラスから。疲れが少し癒されました。宝塚までは、まだまだ遠い。
六甲枝垂れ、ガーデンテラス内の展望台ですが、ヒノキで造られているそうです。
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六甲枝垂れ、ガーデンテラス内の展望台ですが、ヒノキで造られているそうです。
岩塔状バットレス付近からの眺望、ガスがかって来ました。
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岩塔状バットレス付近からの眺望、ガスがかって来ました。
ガーデンテラスから六甲山最高峰を目指していたのですが、誤って番匠屋畑尾根道に来てしまいました。極楽茶屋跡で見た裏六甲山縦走路という看板を見て勘違いしたようです。戻れば1時間ほどのロスで済みそうでしたが、ついに心が折れました。
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ガーデンテラスから六甲山最高峰を目指していたのですが、誤って番匠屋畑尾根道に来てしまいました。極楽茶屋跡で見た裏六甲山縦走路という看板を見て勘違いしたようです。戻れば1時間ほどのロスで済みそうでしたが、ついに心が折れました。
諦めて有馬温泉に向かうことにしました。しかしこれも間違いでした。裏六甲縦走路は「難路」、足場の悪い急な登り下りに左膝が泣き始めいつ暴発するか不安でした。
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諦めて有馬温泉に向かうことにしました。しかしこれも間違いでした。裏六甲縦走路は「難路」、足場の悪い急な登り下りに左膝が泣き始めいつ暴発するか不安でした。
湯槽谷山山頂、眺望なし。周囲には誰もおらず、自力で下山するしかありません。さすが裏ルートです。
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湯槽谷山山頂、眺望なし。周囲には誰もおらず、自力で下山するしかありません。さすが裏ルートです。
有馬の街が見えて来ましたが、脚を引きづりながらでは一向に近付きません。
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有馬の街が見えて来ましたが、脚を引きづりながらでは一向に近付きません。
落葉山から有馬までは石がゴロゴロ崩れるような下りが続き、左膝が悲鳴を上げていました。「有馬に着いたら温泉入る」を念仏のように繰り返しながら乗り切りました。
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落葉山から有馬までは石がゴロゴロ崩れるような下りが続き、左膝が悲鳴を上げていました。「有馬に着いたら温泉入る」を念仏のように繰り返しながら乗り切りました。
ようやく人工物が現れ、人里が近い事が解りました。
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ようやく人工物が現れ、人里が近い事が解りました。
あっー、遂に生還です。
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あっー、遂に生還です。
有馬温泉の鼓ヶ滝に到着。目指すは温泉。
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有馬温泉の鼓ヶ滝に到着。目指すは温泉。
温泉寺で感謝の言葉を述べ、
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温泉寺で感謝の言葉を述べ、
あとは銀の湯にまっしぐら
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あとは銀の湯にまっしぐら
温泉で冷水シャワーやマッサージをして、少し歩けるようになりました。ここからはバスで帰りました。
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温泉で冷水シャワーやマッサージをして、少し歩けるようになりました。ここからはバスで帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

昨年の山行レコです。
六甲全山縦走を目指したトレーニングとして、新神戸から摩耶山〜六甲山と縦走し、宝塚を目指しました。しかし痛恨のルートミスで六甲山縦走路から外れ、裏六甲縦走路(有馬三山)に入り有馬温泉に行ってしまいました。

この当時は、六甲山縦走路に「裏」があるなんて知りませんでした。極楽茶屋跡で曲がる事なく、舗装路を横断して直進してしまいました。六甲縦走路には表、裏、東、西があります。奥深いですね。近場の低山とは言え侮れない六甲山系、その深淵に益々のめり込んで行きそうです。
http://k3net.sub.jp/rmap3/doc/course05.shtml?fbclid=IwAR1LE047LI9YCE6gklOQXBd8qYOrPRb9ZCE5rLHRqaHjv_wrNfvpSzaKL-A

また今回は、記念碑台と極楽茶屋跡でルートミスをおかしてしまいました。いずれも詳細な地図やGPSスマホを所有していなかったため、すぐにミスに気づく事ができませんでした。また腸脛靱帯炎による膝の痛みと疲労で冷静な判断力を失っていたのだと思います。この反省を機にガラケーからスマホに変え、また山と高原地図を購入しました。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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