白ハゲ・赤ハゲ・白萩山・赤谷山
- GPS
- 14:59
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,082m
- 下り
- 2,082m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大窓までのルートは白萩川を遡行、大窓から白ハゲ、赤ハゲ、白萩山の間はたまに踏み跡らしきものはあるが、信頼してもいいのか迷うようなものばかり、基本的に無いといえる。 白萩山では踏み跡をたどったが山頂直下で激藪に撃退を余儀なくされ、ルート探しに1時間以上をロス。 赤谷山からは明瞭な道がある。 GPSの電池がブナグラの下りで切れたので、以後のトラックがありません。 |
写真
感想
前回はルートミスで大窓までだったので、今回は踏破するべく気合を入れ5時に出発予定が寝過して5時半出発。
大窓までは前回で分かっているので問題なく到着。
しかし、白萩川は崩落した岩が前回より多く、浮石があり苦労しました。
大窓のお地蔵さんに前回なかったウイスキー(残りわずか)が奉納されてた。
白ハゲへの上りは踏み跡がほとんどなく、かすかな踏み跡をたどり右に巻くと行き止まり、きつい斜面を左にトラバースし岩を越し最初のピーク。
山頂は広くライチョウが数羽遊んでいるそばに三角点標識を確認。
赤ハゲへは稜線沿いに向かう、ルートはかなり悪そうに見える。稜線沿いに中間までハイ松を漕ぐ、よく見ると稜線の左下の草付き利用すれば簡単に行けるルートがあったように思うが、今更仕方ないのでハイ松の藪を突き抜け、下からの草付きルートと合流し難なく山頂。
赤ハゲからの下りはルートが分かりにくい、いくつかの藪を抜けると白萩山との鞍部にある池に出る。池の畔は開けていて気持ちの良い場所、ここで小休止し池の中を見るとオタマジャクシが沢山泳いでいる。池の南側には黄緑色の綺麗な苔がついている。ここから山頂はわずかな距離、かすかな踏み跡をたどり二重稜線の間の谷を山頂目指して進むと目印の赤テープがある。ところがそこから先は激藪で5メートルほど進んでみたがあえなく敗退し、少し戻り二重稜線の右側に上がってみたが藪の連続でルートらしきものはない。
とにかく「迷ったら戻る」、池のそばまで戻ってみると二重稜線のさらに右側草付きにかすかな踏み跡があり、ホット安心、ここからは基本的には稜線右側が正解でした。
赤谷山は花崗岩がきれいな山、山頂には小さな池とお地蔵さん、最高地点はそこから少し南に寄った大きな石のあるところでした。
山頂は紅葉が始まり、花崗岩の白ときれいなコントラストで疲れを癒してくれる。
ゆっくり景色を楽しみたいところだが、時間が迫っているので先を急ぐことにして、ブナグラ乗越へ向かう。ところがこれが意外と遠い、日が暮れかけ薄暗くなる道だが、これまでと違い登山道と言える道で気分的には楽になったが、秋の日はつるべ落とし、とうとう暗闇になりヘッデンを出す。
ランプの明かりでようやくブナグラ乗越に到着、暗闇の中でお地蔵様におまいりして谷を下る。最初の岩のルートが目印が無くわからない、明るければ全然問題ない道なのだが、ヘッデンで前後左右目印を探しながらなので時間がかかる。
ようやく岩から林へのルートを見つけ一安心。
そのとき ふと 暗闇の中左前方の赤谷尾根を見ると なんと ライトが見えるではないか、その場所はルートのない尾根、それもこんな時間に人がいるはずが無いのだが、ブナグラ谷を降りている間に何度と無くライトが見えたのでどうしても気にかかってしまった。
下りでは道があるので暗くてもどうと言うことは無かったが、沢を越えるときなど次の道がわからないときが何度かあり、昼間の下りよりかなりの時間を要したのは仕方の無いことでした。
林道へ出てホッと一安心、いまさらビバークする必要も無く馬場島へ惰性で歩く。
ゲートを越えテントへ着くと、疲れすぎて食欲も無く、ビール飲んだらそのままダウン、充実した一日でした。
コメント
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Chikauと申します。タフなコースをお疲れ様でした。私はtreeappleさんの記録を参考にさせていただき、北穂池に行ってまいりました。取り急ぎお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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