伊勢沢ノ頭〜檜岳〜雨山峠〜鍋割山(2回目)


- GPS
- 09:49
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:47
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○伊勢ノ沢南東尾根 登り口には文字が消えかけた小さな道標があるだけ。 低い土手を上がった直後の踏み跡が判りにくいが、上の方を見ると赤テープがあるので、それを目指せば踏み跡が見つかる。 あとは登山道と言って差し支えない明瞭な踏み跡がある。 前半は緩やかな尾根道が続くが750m過ぎから急坂となる。整備された作業道がつづら折りになっているので楽に登れる。 1000m過ぎで急坂終わると傾斜が緩くなり作業道が消えて踏み跡になる。 シカ除け?のフェンスが見えてくると踏み跡が薄くなる。 短い木の階段を昇ったあと、恐らく尾根通しに行くのが正解だが、右手にトラバースしてしまい、踏み跡を見失しなった。適当に左手に登ると道標のある主稜線に出た。ここがちょうど伊勢ノ沢南東尾根の下り口のようだったが、伊勢ノ沢南東尾根を示す道標はない。 ○檜岳山稜 ゆったりとした稜線が続く。伊勢沢ノ頭から檜岳まで大きなアップダウンはない。 檜岳から雨山までは少し大きく下ってから登り帰す。 雨山から雨山峠までは途中から長い急坂の下りとなる。尾根が痩せている部分もある。 ○雨山峠〜鍋割峠 大小のコブを4つほど越える。尾根が痩せている部分がある。長いクサリ場が3つほどあるが注意すれば危険はない。2つ目の長いクサリ場の手前の小さな鞍部に下る短いクサリ場の方が足場に少し難儀する。鍋割峠への下りはほんのわずか。 〇鍋割峠〜鍋割山 急坂が続く。山頂近くには木道がある。 〇鍋割山南尾根 整備された登山道が続く。急坂もある。 ○1000m地点からの作業道 降り口には道標のたぐいはない。私は他の人のレコの写真で確認した。ルートに入るとすぐによく整備された作業道であることがわかる。途中までモノレールに着かず離れず続いている。作業道はつづら折りなっているし、石ころも少ないので、かなりの急斜面も楽に下れる。途中の平坦部を過ぎるといつの間にかモノレールが離れて見えなくなる。 すると突然ベンチが現れ、次に登山道であることを示す道標も出てくる。尾根最下部は遊歩道の一部となっているようである。 |
写真
感想
2020年4月26日(日)【伊勢沢ノ頭〜檜岳〜雨山〜鍋割山】丹沢山地
東京に居られる期間もあと2年を切り、丹沢の主なピークで未踏のものを歩いておきたいという思いから、檜岳に出かけてきました。
檜岳山稜だけでは物足りないので鍋割山をつなげることにしましたが、寄大橋を起点とする効率的な周回ルートができません。そこで他の方のレコから情報を得ようと探していると、登りは伊勢沢ノ頭東南尾根の作業道、下山は後沢乗越手前の1000m地点からの作業道をそれぞれ利用する方法があることを知り、このルートで周回することにしました。
前日の天気予報では晴れのち曇り、てんくらでは暴風の時間帯もあるとの予報でした。暴風はなかったものの稜線や山頂では時折強めの風が吹いて、肌寒く感じられました。
朝から昼過ぎまでは予報どおり青空が広がり、檜岳山稜からきれいに富士山も見えていましたが、鍋割山に着く頃には富士山はかすかに見えるだけ、南の方からも雲が広がり始めていました。
伊勢沢ノ頭東南尾根の登りは、作業道とはいえ僕にとっては初めてVRでしたが、よく整備されていてとても歩きやすかったです。野鳥のさえずりをたくさん耳にすることができて少し単調な植林帯の登りを慰めてくれました。なにより自分以外に誰も歩く人はないという感覚が楽しかったです。
檜岳山稜はあまり期待していなかったのですが、実際に歩いてみると植林ばかりではなく、広葉樹の森がたくさんあったし、その広葉樹がまだ若葉をつけていないので、木々の間から富士山、道志の山々、丹沢主稜や他の丹沢の山々がよく見えました。
雨山峠〜鍋割峠も木々の間から山々がよく見えましたが、所々で尾根が痩せていて、怖がりの私は緊張を強いられました。長いクサリ場もありましたが特に問題はありませんでした。
コースタイムは1時間のところですが、緊張を強いられたのか1時間はあっという前に過ぎていました。
鍋割山の山頂は27年振りの2度目の登頂となりました。テーブルは全てハイカーで埋まっていました。前回来たときは小屋の前が広いなだらかな斜面であったように記憶しているですが、全然記憶と違っています。山頂標識の近くのテーブルに陣取って、今日歩いてきた檜岳山稜、3月に歩いたダルマ沢の頭〜シダンゴ山の山稜、雲でほとんど見えなくなった富士山をなどを眺めながら、1時間ほどのんびりと過ごしました。
鍋割山荘は13時まで営業していて、名物のなべ焼きうどんを食べている人を見かけました。が、私は糖質制限中なので、明星のローカーボのカップ麵で我慢しました。
小屋の中にはマスクをつけないと入れない旨の張り紙がしてありました。
天気は下り坂で展望の回復の見込みはないので、すっかり人の少なくなった山頂を後にして鍋割山南尾根?を下りました。
鍋割山南尾根?の1000m地点からの下りも植林帯の作業道が続く単調なルートでしたが、よく整備されていて、急斜面もつづら折りになっていて楽に下ることができました。
あまり期待していなかった檜岳山稜でしたが、私好みの地味な山稜を静かに歩くことができて今日も充実した山旅になりました。
追記
今日は鍋割山稜でペア2組とソロ1人、雨山峠〜鍋割山でソロ1人とすれ違いました。鍋割山の山頂には8組ほど居られました。
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