熊鈴必携! 熊との遭遇に怯えながら登る木曽駒ケ岳
- GPS
- 24:46
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 447m
コースタイム
21:30 北生駒
21:55 京滋バイパス 巨椋I.C
23:00 養老S.A.通過
23:30 小牧J.C.T.通過
24:00 中津川I.C通過
24:30 駒ケ岳S.A着 (車内にて仮眠)
10月5日
05:30 駒ケ岳S.Aにて朝食
06:00 菅の台 バスセンター 駐車場
07:15 菅の台 バス乗車
07:30 北御所バス停
08:35 蛇腹沢登山口
09:40 清水平
10:25 うどんや峠
11:25 一丁池(六合目)
11:45 小屋場
12:40 舟窪(七合目) 昼食
14:00 八合目
14:25 伊那前岳
15:00 宝剣山荘
17:30 夕食
10月6日
05:35 朝食
05:45 ご来光
06:10 宝剣山荘発
06:25 中岳
06:55 木曽駒ケ岳
07:45 乗越浄土
08:20 千畳敷ロープウェイ乗り場
08:30 千畳敷発
08:40 しらび平着
08:50 バス乗車
09:30 菅の台 バスターミナル着
10:00 こまくさの湯
天候 | 10月5日 晴天 10月6日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台 バス停駐車場 500円(硬貨または千円札まで) 菅の台バスターミナル http://www.chuo-alps.com/bus/index.html (平日は 07:12始発となります。) チケット売り場が大行列の場合、 途中下車の場合に限り、下車時に現金での支払いができます。 バス乗車時には、その旨を伝え、最前列の補助椅子 または、乗車口横の補助椅子に座り、乗車口から下車した後に 運転席にまわって支払いすることをお勧めします。 北御所バス停 (運賃 菅の台より 560円) 10月までは、黒川平の駐車場も利用可能 ロープウェイ 千畳敷→菅の台バスターミナル 1,980円(片道) |
コース状況/ 危険箇所等 |
*北御所登山口(バス停)〜蛇腹沢登山口 とても良く整備された林道 *蛇腹沢登山口〜清水平〜うどんや峠 よく整備された登山道です。 *うどんや峠〜一丁池〜小屋場の間では、ほとんど眺望はのぞめませんが、 とても歩きやすい登山道です。(一部、木製ハシゴが腐食してる箇所あり) 注意: うどん坂から伊勢滝へのルートは、橋の流出のため通行不可となっています。 *小屋場〜舟窪〜八合目 徐々に視界が開け、素晴らしい眺望の連続となりますが 岩場となり、舟窪付近は比較的大きな岩が多く歩きにくい印象でした。 また、這松によって登山道の幅が狭いため スパッツの着用により転倒を予防されるようお勧めします。 *八合目〜伊奈前岳〜乗越浄土 素晴らしい眺望に感動しながらの稜線歩きができます。 植物保護のため、ロープで制限された登山道以外への進入はおやめ下さい。 *乗越浄土〜中岳〜木曽駒ケ岳 ほぼ岩伝いでのアップダウンの山歩きとなりますが、非常に良く整備された登山道です。 *乗越浄土〜八丁坂 ロープウェイでの観光客も気軽に登れるようにとても良く整備されていますが、 混雑時には、時間帯によって大渋滞が発生します。 時間には余裕を持って行動されるようお勧めします。 *千畳敷〜しらび平(ロープウェイ) 紅葉の最盛期+三連休とあって、大混雑していました。 しらび平でのロープウェイ乗車に2.5〜3時間の待ち時間が発生していました。 また、下山時にも、午後から整理券での乗車制限がありますので要注意ください。 ※その他周辺状況 下山後にもっとも便利な”こまくさの湯”は、10時からの営業。 大人600円 館内で飲食&休憩もできて快適でした。 駒ヶ根高原スキー場近くにあった”こぶしの湯”にも入りましたが ”こまくさの湯”と比べるととてもこじんまりとしたサイズのため 連休の午後でもあったことから芋洗い状態でした。 (同時間帯には、”こまくさの湯”でも同様と思われますが) また周辺には、細打ち蕎麦が名物の店や、 ソースカツ丼の有名店が軒を並べていますが、週末や祝日は大混雑していました。 JR飯田線の駒ヶ根駅前駐車場は、 2時間まで無料、その後1時間130円と破格の安値でした。 また宿泊される場合は、駅前の居酒屋、いろり火水車がとても良かったです。 (事前予約が必要ですが、オードブル2000円〜 +飲み放題1500円で利用) 雰囲気も良く、食事は系列の割烹からの調理されたもののようで 味もボリュームも大満足でした。 |
写真
感想
初めての3,000m級の山への登山。
それも秋の季節の単独行でもあり、不安を解消するために
45Lのザックに目一杯荷物を積み込んでしまったため、
まるでボッカ訓練のようになってしまいました。
実際に歩いてみると、全体的にとても良く整備されたルートで
稜線近くでも植物保護のロープで道迷いの心配はないと思われました。
途中でのんびりと休憩(コンロでの昼食など)したこともあって
登山口から宝剣山荘まで約8時間を要してしまいましたが、
荷物が軽ければもっと時間短縮が可能と思われます。
また、舟窪の手前で這い松に足をとられて転倒し、
一瞬でしたが谷側に全身が空を飛び、『とうとうやってしまった!』
と肝を冷やす出来事がありましたが、
幸運にも岩のない這い松だけの場所だっため、ジュータンのような柔らかい
着地で助かりました。
また、中岳から木曽駒への下り坂でも、渋滞の原因にならないようにと
岩伝いに軽快に歩いていたつもりがバランスを崩しそうになったり、
八丁坂の下りでは登りの大渋滞に巻き込まれ、急いですり抜けようとしたところ、
幾度かヒザがロックされたような状態にも遭遇し、危険な思いをしてしまいました。
精神的にも余裕をもった安全登山の鉄則を守らなかったことに起因するのだと
反省しきりでした。
その他、清水平は、夏の降雨量が少なかったのかほぼ枯渇状態でした。
給水はできないものと予測して準備されることをお勧めします。
八合目までにすれ違った登山者は2名だけ!
夏場には、中学生の集団登山があるようですが、
普段はほぼ使われないマイナールートのため、単独行にはやはり
覚悟と準備が必要だと思いました。
今年に入って、多くの人が行き来する駒ヶ根高原周辺(サンドコート)でも
熊の足跡が発見されたとの注意書きや、いたるところに熊出没注意の看板をみかけました。
熊鈴を持っていても細心の注意を払って山歩きを楽しまれるようお勧めします。
また、初めての山荘での泊まりでしたが、とても快適でした。
但し、安眠を確実なものとするために、耳栓を使用するのが良いと思いました。
今回は、二日目に下界での用事があっため
制限時間オーバーでロープウェイを使っての下山となってしまいましたが
次回は、木曽側から登り、木曽頂上小屋にも泊まってみたいし
もう少し経験を積んでから、空木岳から檜尾岳経由での縦走にも挑戦してみようと夢を膨らませています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する