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Yamareco

記録ID: 2326258
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ハイキング
丹沢

【過去レコ】初宿泊🍲鍋割山荘へ書策新道から行く

2010年04月25日(日) 〜 2010年04月26日(月)
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GPS
32:00
距離
11.5km
登り
1,287m
下り
1,278m

コースタイム

◆4/25(日)
08:33 登山開始
09:22 本谷着
09:28 本谷発
10:23 書策小屋跡着
10:33 書策小屋跡発
10:55 木ノ又小屋着
11:11 木ノ又小屋発
11:31 塔ノ岳着
11:39 塔ノ岳発
11:52 金冷シ通過
12:25 鍋割山稜ベンチ着
12:33 鍋割山稜ベンチ発
12:51 鍋割山荘着

◆4/26(月)
04:54 鍋割山荘発
05:45 金冷シ通過
05:57 花立山荘着
06:02 花立山荘発
06:20 天神尾根分岐通過
07:05 戸沢P着
天候 ◆2010年4月25日(日)・26日(月) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸川林道 戸沢Pに駐車
コース状況/
危険箇所等
◆書策新道(かいさくしんどう)
『東丹沢登山詳細地図』では廃道になっています。私(n)の場合ですが、書策新道が一般登山道のころからたまたま歩いていたので道勘があり変化に対する抵抗も少なく迷ったり間違えたりすることはないですが、もしこれが廃道になってから初めて足を踏み入れるのであれば極めて危険な事態に陥ると自覚しています。

特に間違えやすいと思われるのが下から順番に、
1、本谷沢を横切ったあと登り返す地点を間違える
2、セドノ沢左俣を左折するポイントでそのまま直進し沢を横断してしまう
3、そのセドノ沢左俣を離れて表尾根に向かい登る道を発見しきれない
 といった点などのようです。

それから弛み橋の手前〜本谷沢、セドノ沢左俣の手前などは踏み跡が崩壊しており通過にかなりの危険を伴います。本谷沢の手前までに斜面を横切るように付けられている踏み跡は2ヶ所、完全に斜面と同一化している箇所がありうち1ヶ所は滑落すると谷底まで一気に落ちてしまう角度です。その2ヶ所はロープが張られていない箇所です。本谷沢の直前の横断ロープで有名な箇所は今まであった丸太橋がなくなっておりお助けロープで一度下ってまた登り返します。ロープがあるところはなんとかなります。また、上に行けば行くほどトゲトゲが多いので服装は要注意です。
 書策新道を開かれた渋谷書策さんについて
http://nabewari.net/archives/245
 2009年7月、93歳で大往生されました。

◎台風などで大きな変化があると思います。何が起きても対応できるよう
 準備したうえで入るようにしてください。

◆鍋割山荘 → 2019年12月時点での情報
 https://nabewari.net/
 ☆営業日=火曜日・水曜日・木曜日・土曜日・日曜日・祝日
 ☆定休日=月曜日・金曜日
      月曜日が祝日の場合は火曜日、金曜日が祝日の場合は木曜日が定休日
 ☆時間帯=平日(火水木)=11:00〜13:00  土日祝=10:00〜13:00
※鍋焼うどん=1,500円   13:00前に売り切れる可能性があります。
 小屋に入る際、鍋焼うどんを注文する際など混乱や手違いがないようそれぞれ
 決まりごとがあります。
 小屋入口、注文カウンターに掲出されている注意事項をよくご確認ください。
※悪天候の場合は、休業または営業時間を短縮する場合があります。

◎こういったご時世でもあり最終的にはご自身にて詳細を確認ください。
戸沢に車を停め出発します。書策新道へ今はもう少し先から沢に降り対岸に渡りますが当時はこの看板の右手から入っていました。
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戸沢に車を停め出発します。書策新道へ今はもう少し先から沢に降り対岸に渡りますが当時はこの看板の右手から入っていました。
この案内板は今はありません。歴史的役割を終えたというところでしょうか。
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この案内板は今はありません。歴史的役割を終えたというところでしょうか。
弛み橋もこのころは普通に通過することができました。
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弛み橋もこのころは普通に通過することができました。
補助の吊りロープもこのころは特になくても大丈夫でした。足元も今と違ってしっかりしています。
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補助の吊りロープもこのころは特になくても大丈夫でした。足元も今と違ってしっかりしています。
セドノ沢左俣に入り少し行くと進行方向左手に白竜ノ滝が現れました。
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セドノ沢左俣に入り少し行くと進行方向左手に白竜ノ滝が現れました。
書策新道の歴史をこういった味わいのある表示板に感じることができます。
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書策新道の歴史をこういった味わいのある表示板に感じることができます。
表尾根、書策小屋跡に出ました。ここから塔ノ岳、鍋割山稜を経由し宿泊地鍋割山荘へ向かいます。
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表尾根、書策小屋跡に出ました。ここから塔ノ岳、鍋割山稜を経由し宿泊地鍋割山荘へ向かいます。
鍋割山はこのときまだ36回目でした。宿泊は出入り口の上、小さな窓がある屋根裏部屋、通称「富士見の間」でした。
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鍋割山はこのときまだ36回目でした。宿泊は出入り口の上、小さな窓がある屋根裏部屋、通称「富士見の間」でした。
とりあえず「富士見の間」に上がり荷物の整理をします。
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とりあえず「富士見の間」に上がり荷物の整理をします。
日曜日は草野さんご夫妻、スタッフは全員下山します。今夜から明朝にかけて我々二人が小屋番です!
ちなみにemufの対面が天皇陛下が着かれた席です。
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日曜日は草野さんご夫妻、スタッフは全員下山します。今夜から明朝にかけて我々二人が小屋番です!
ちなみにemufの対面が天皇陛下が着かれた席です。
夕食は鍋焼うどん、おでん、フルーツ盛り合わせなど。朝食は弁当、具沢山の味噌汁が鍋にヤマのように入っていました。
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夕食は鍋焼うどん、おでん、フルーツ盛り合わせなど。朝食は弁当、具沢山の味噌汁が鍋にヤマのように入っていました。
食後、暇だったので小屋にあったオセロを。「参った」の写真です。
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食後、暇だったので小屋にあったオセロを。「参った」の写真です。

感想

神奈川県在住者が丹沢の山小屋に泊まるということは
あまりないと言われています。
私も2004年6月、これから泊りがけの山歩きをする練習
として塔ノ岳・尊仏山荘に泊まったことがありますが
それっきりになっていました。

鍋割山荘の宿泊はこのときが初めてです。
これ以降、2016年5月まで計8回泊まりました。
この初回のときだけ日曜日であとは土曜日です。

2010年当時、土曜日以外は草野さんご夫妻、スタッフとも
下山されていました。宿泊客が自分で戸締りなどして小屋を
守っていました。ある意味、良い経験をさせてもらいました。
(※祝日がからんだときのことは分かりません)

振り返ると6人のヤマレコユーザーさんと鍋割山荘宿泊登山
をしていました。いずれも良い思い出になっています。

                    2020年5月3日


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