ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2326396
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

GWの宝剣岳【過去レコ】

2009年05月02日(土) 〜 2009年05月03日(日)
 - 拍手
gorozo その他3人
GPS
32:00
距離
2.0km
登り
296m
下り
294m

コースタイム

2009年5月2日
RW千畳敷駅(12:45)---宝剣山荘(14:45 泊)
2009年5月3日
宝剣山荘(7:30)---北稜取付き(7:35)---宝剣岳(9:05/9:15)---三ノ沢岳分岐(12:25)---極楽平(12:35)---RW千畳敷駅(12:57)
天候 晴れのち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
2009年5月の過去レコです。
この時は、雪山に不慣れなメンバーがいたのでロープで確保しながら通過しました。
そのため時間がかかり、第2目標の三ノ沢岳往復は割愛しました。
雪の状態にもよりますが、宝剣岳の北面は滑落事故の多い所なので安全に通過するならロープ確保は必要だと感じました。
快晴の千畳敷カールを登ります。
2
快晴の千畳敷カールを登ります。
気持ちいい登りの途中で一服。
1
気持ちいい登りの途中で一服。
なんだか、タバコのコマーシャルを連想するような・・
1
なんだか、タバコのコマーシャルを連想するような・・
コルまであとわずか
2
コルまであとわずか
宝剣山荘に到着。
2
宝剣山荘に到着。
明日たどる宝剣岳北面を偵察します。
2
明日たどる宝剣岳北面を偵察します。
小屋の窓から目をやるとグリーンのテントがかっこいい。
2
小屋の窓から目をやるとグリーンのテントがかっこいい。
さて、翌朝。北稜に取り付きました。北稜の右側(木曽側)斜面をトラバース気味に上がります。
2
さて、翌朝。北稜に取り付きました。北稜の右側(木曽側)斜面をトラバース気味に上がります。
念のためロープで確保しながら登ります。
2
念のためロープで確保しながら登ります。
気持ちの良い登りです。
1
気持ちの良い登りです。
朝のうちは斜面が硬く凍っているので慎重にトラバース。
朝のうちは斜面が硬く凍っているので慎重にトラバース。
青空に吸い込まれていくような・・
2
青空に吸い込まれていくような・・
頂上直下。
そして無事に宝剣岳山頂に到着。ほかには誰もいませんでした。
2
そして無事に宝剣岳山頂に到着。ほかには誰もいませんでした。
山頂から空木岳、南駒ヶ岳方面の中央アルプス主脈の山並み。
2
山頂から空木岳、南駒ヶ岳方面の中央アルプス主脈の山並み。
次の目的地である三ノ沢岳。(宝剣岳の通過に時間がかかってしまい、三ノ沢岳往復は断念しました。)
2
次の目的地である三ノ沢岳。(宝剣岳の通過に時間がかかってしまい、三ノ沢岳往復は断念しました。)
宝剣岳南稜に向かいます。
宝剣岳南稜に向かいます。
南稜は雪が消えており、比較的容易に通過できました。
南稜は雪が消えており、比較的容易に通過できました。
ギャップで確保中。バックは御嶽山。
2
ギャップで確保中。バックは御嶽山。
で、その御嶽山のアップ画像。
3
で、その御嶽山のアップ画像。
容易とはいえ、念のためにロープで確保します。
容易とはいえ、念のためにロープで確保します。
半分位来たかな。
半分位来たかな。
ちょっと微妙なトラバース。
1
ちょっと微妙なトラバース。
三ノ沢岳かっこいいな。
1
三ノ沢岳かっこいいな。
正面が最後の難所。
1
正面が最後の難所。
花崗岩の快適なルートでした。
花崗岩の快適なルートでした。
最後の難所はハイマツ混じりの5〜6mの垂壁でした。
ここもロープで確保。
1
最後の難所はハイマツ混じりの5〜6mの垂壁でした。
ここもロープで確保。
振り返れば宝剣岳が高くて立派。
2
振り返れば宝剣岳が高くて立派。
余裕の表情。
悪場を通過しました。
2
悪場を通過しました。
やれやれ。
三ノ沢岳分岐にて。
2
三ノ沢岳分岐にて。
あとは千畳敷カールを下るだけ。
1
あとは千畳敷カールを下るだけ。

感想

2009年5月の過去レコです。
当時の模様を私のブログから転載します。
--------------------------
中央アルプスの宝剣岳周辺は、しらび平からのロープウェイのおかげで労せずに標高2,600m超の高山まで運んでくれるために非常に人気の高い山域です。
私も過去に4,5回訪れたことがありますが、すべてロープウェイのご厄介になりました。

手軽に高峰の雰囲気が味わえるがゆえに安易な装備と未熟な経験で3,000m級の高峰に取り付くハイカーが後を絶たないとか。
ロープウェイ終点の畳平にある「登山補導所」のチェックがきびしいことは雑誌か何かで知っていましたが、いやーここまで厳しいとは。
今回体験してみて、それがよーくわかりました。

「モシモシ!登山計画書を出して下さい。」
(計画書を提出すると)
「えー! 宝剣岳? ちゃんと装備はあるんですかー?」
(持参装備表を示して、ロープやガチャ類の説明をすると)
「うーむ。本当に行くのー? なるほど、ヘルメットもあるのか・・(独り言調で)」
(そして、決め手は・・)
「ふむふむ。 全員山岳保険に加入済みなんですね。」
「保険に入っているようだし、まあ良いでしょう。計画書もよく出来ているし。」
「上(宝剣岳)に行ったら手前に二人(補導員)いるから、よく話聞いてくださいね!」

・・・ということで、第一の関所はなんとか通過しました。
さて、問題は第二の関所です。

宝剣山荘に着いて、時間があったので翌日の宝剣岳越えのためにルート観察に出かけました。
すると、宝剣岳登山ルートの入口に強面(こわもて)の補導員氏が二人いらっしゃいました。
「モシモシ! あんたたちこれからどこ行くの!」
(ビクッとして・・)
『いや、あの、その、明日のために宝剣越えのルート偵察です。これ以上は登りません。』
「あのねー!ここから上はできれば登ってほしくないんですよ。危険だからね。」
『いや、ちゃんと装備は持ってきましたよ。ロープだって、ヘルメットだって、デッドマンだって、スノーバーだって・・・』
「いくら装備持ってきてもねー。 要は使いこなせるかどうかでしょ? あんた達に使えるの?」
(さすがのgorozoもムッとしましたが、・・・ここはガマンです。)
(でも、痛いところを突くよなあ・・・たしかに最近、ギアの操作、練習してないし・・・)
『はあ、でも補導員さんにはご迷惑をおかけしませんから・・・そこを何とか・・・』
「あのねー。別に登ってもいいんですよ。あなた方のイノチなんだからね。」
「困るのは私らじゃないし。」
(ドキッ。そこまで言うか・・・)
『はあ、まあ、ともかく絶対に事故のないようにスタカットで安全第一で行きますから。』
『もう慎重運転で行きますんで。よろしくお願いします。(最敬礼!)』

・・・とまあ、第二の関所の厳しいことといったらありませんでした。
私たちが中高年パーティーだということで、彼らも余計に心配なのでしょう。
それだけ、ここ宝剣岳の登山では事故が多発しているし、事故の種類が安易な装備と未熟な登山経験に起因するものであることを改めて得心しました。

多発する事故を未然に抑止するために、あえて嫌われることを厭わずに手厳しい言葉を投げつけるのでしょう。
言い方はかなり辛口ですが、冷静に考えれば言わざるを得ない立場はよく理解できます。
山小屋には県警の山岳警備隊の方も常駐しているようでした。

安全管理はかなりのものでしたが、それでも前日にお隣の木曽駒ヶ岳で68歳の男性の死亡事故が1件あったようです。

ロープウェイという文明の利器の代償が悲しい山岳事故なのですね。
中高年にとって、労せずして2,600mの高地に運んでくれる魅力はたまりませんが、やはり登山の最高の歓びは、どっぷり汗を流して散々苦労して到達したときに得られる達成感です。
苦労を通じて山登りのスキルも自然に身につくというものです。
初心に帰って、基礎から出直す良い機会を与えてくれた連休山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:585人

コメント

雪山について考えてみました
gorozoさん、こんにちは。
こちらにもお邪魔します。
僕も6年前の夏に木曽駒に登りました。
天気はガスガスでしたが、高山植物が豊富でとても楽しかったです。
でも宝剣山は怖くて回避しました。
10番目の写真で「気持ち良い登り」と書かれていますが
雪かつ急斜面で僕にはとても無理です(苦笑)。

gorozoさんのレコを拝見していつも思うのですが、快晴の雪山は
本当に美しいですね〜。
でも、夏山とは比較にならないくらいの緊張感を強いられるで
しょうし、さらに、悪天候時の大変さは僕の想像を絶するものが
ありそうですが、それを覚悟しつつも雪山に向かわれるのは
山の美しさと、苦労して登り切った達成感のためでしょうか。
gorozoさんにとっては当たり前のことかもしれませんが、
僕にとってはすごい!としか言いようがありません。

なお、感想文中の「登山補導所」は、ひどいですよね。
補導だなんて、不良中学生の見回りみたいです(苦笑)。

また様々な山を教えてくださいね。よろしくお願いします。
2020/5/4 10:28
Re: 雪山について考えてみました
miyapon03さん
こんにちは
いつもコメありがとうございます。
とても励みになっています。
おっしゃるとおり快晴の雪山は本当に美しいです。
でも滑落事故も多いので慎重の上にも慎重に行動しないといけませんね。
今回の山行のように安全第一でロープ確保のために時間がかかり、目標にしている山をあきらめるなんてこともあります。
当時は山岳会に入っていたので山行日程もあらかじめ決まっていて、悪天候でも出かけることは多かったです。
でも、そういう時はけっして無理しないで撤退することも結構ありました。
お互いに社会人なので無理無謀な行いはしませんでしたよ。
それでも、残念ながら事故は何度も経験しました。
にもかかわらず50年以上山登りを続けてこられたのは、miyapon03さんも書いておられるように山と自然の美しさと、苦労して登り切った達成感が何ものにも代えがたいためなんでしょうね。
最近は、お花鑑賞のハイキングがメインでそれが本当に楽しいので、安全度は高まりましたが、今度は加齢によるリスクが増えているので要警戒です。
お互いに末永く山を楽しみたいですね。
2020/5/4 10:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳〜乗越浄土〜千畳敷駅 積雪時ピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
アルパインクライミング 中央アルプス [日帰り]
サギダル尾根(東稜)
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
ハイキング 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 中央アルプス [日帰り]
千畳敷駅から極楽平経由し木曽駒ケ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら