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Yamareco

記録ID: 8611071
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

空木岳 (千畳敷〜菅の台 ライチョウの親子に元気をもらう)

2025年08月26日(火) 〜 2025年08月27日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:28
距離
23.2km
登り
1,758m
下り
3,537m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:33
休憩
0:38
合計
7:11
距離 8.9km 登り 933m 下り 1,069m
8:19
38
8:57
9:07
11
9:18
9:19
62
10:21
10:29
80
11:49
12:00
25
12:25
12:26
85
13:51
13:52
74
15:06
15:12
18
2日目
山行
7:15
休憩
1:01
合計
8:16
距離 14.2km 登り 826m 下り 2,467m
5:47
102
7:29
7:33
6
7:39
7:45
30
8:15
8:21
21
8:42
8:43
51
9:34
26
10:00
5
10:05
10:06
51
10:57
11:08
4
11:12
11:16
24
11:40
11:47
32
12:19
12:23
15
12:38
12:43
17
13:00
13:01
6
13:07
13:18
33
天候 初日の朝は快晴で下は雲海、2日目はほぼガスの中
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往:駒ヶ根駅前駐車場に車を停め、バスでしらび平。ロープウェイで千畳敷。
還:菅の台からバスで駒ヶ根駅。

〇朝一番のバスは混雑するとの情報を得て、始発の駒ヶ根駅前からバス乗車。
 駅前からは定員の半分以下で出発したが、菅の台手前でほぼ満車状態でした。
 菅の台ではバス待ちの長い列ができていて、先頭の二人のみ乗車ということで、駒ヶ根駅から乗って良かったと。

〇後に菅の台からバス乗車した方に話を伺ったところ、件のバスが菅の台を出たあと、菅の台始発のバスが直ぐに来て、乗ることができたとのことでした。

〇下山後、駒ヶ根駅前駐車場の料金が4千円を少し越していて、覚悟はしていたもののちょっと痛い出費でした。
コース状況/
危険箇所等
・2612mの千畳敷までロープウェイで一気に上がったことで、空木岳2864mとの単純な標高差は252mと少ないですが、極楽平からの主稜線上に、島田娘、濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、有川岳ほか無名のピークもあり、またいずれも岩峰、3点支持で歩く箇所多数であり歯ごたえのある稜線歩きでした。

・木曽殿山荘予約時に、16時30分までに到着できるように朝一のロープウェイに乗るよう指示され、宝剣岳はスルーしたコースとしました。小屋到着が15時半でしたので、宝剣に行っていれば間に合いませんでした。

・木曽殿山荘から空木岳までは、それまで以上の岩稜続き。

・空木岳からの下山路は、一転して花崗岩崩れのザレですが、あまり急勾配はなかった印象です。

・駒石を過ぎると樹林帯の根っこ道です。

・小地獄、大地獄は樹林帯の中の岩場。

・池山避難小屋への分岐に水場、水量は豊富でした。
その他周辺情報 菅の台は観光地です。
帰りのバスを待つ間、ソフトクリームをいただきました。
無事予定時刻通りのロープウェイ乗車でほっとするも、
勇壮な滝の流れがガスに包まれ、天気が不安になる。
2025年08月26日 08:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:02
無事予定時刻通りのロープウェイ乗車でほっとするも、
勇壮な滝の流れがガスに包まれ、天気が不安になる。
ガスの上に出ました♫
快晴です!
2025年08月26日 08:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:05
ガスの上に出ました♫
快晴です!
快晴の千畳敷カール
2025年08月26日 08:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/26 8:18
快晴の千畳敷カール
お詣りをすませてから出発!
2025年08月26日 08:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:19
お詣りをすませてから出発!
雲海の上に南アの峰々が並んでいる♫
2025年08月26日 08:26撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/26 8:26
雲海の上に南アの峰々が並んでいる♫
ナナカマドの赤い実と、稜線奥に宝剣岳と、真っ青な空。
2025年08月26日 08:34撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:34
ナナカマドの赤い実と、稜線奥に宝剣岳と、真っ青な空。
チングルマは綿毛
2025年08月26日 08:40撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:40
チングルマは綿毛
ウメバチソウは群落
2025年08月26日 08:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 8:55
ウメバチソウは群落
40分ほど登ると極楽平に到着。ここからは稜線歩きになります
2025年08月26日 08:58撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/26 8:58
40分ほど登ると極楽平に到着。ここからは稜線歩きになります
トウヤクリンドウ
ちょうど時期です
いっぱい見られました♫
2025年08月26日 09:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:11
トウヤクリンドウ
ちょうど時期です
いっぱい見られました♫
ウスユキソウ
2025年08月26日 09:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:11
ウスユキソウ
第一のピーク「島田娘」
2025年08月26日 09:17撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/26 9:17
第一のピーク「島田娘」
島田娘から。
宝剣をバックに稜線を歩く人々が見えます。
2025年08月26日 09:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:18
島田娘から。
宝剣をバックに稜線を歩く人々が見えます。
明日の登頂を目指す空木岳
雲のせいか、近いようにも遠いようにも見えてしまった。
2025年08月26日 09:21撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:21
明日の登頂を目指す空木岳
雲のせいか、近いようにも遠いようにも見えてしまった。
空木岳山頂部手前の稜線が凄いゴツゴツしているぞ。
手強そうだ!
2025年08月26日 09:21撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:21
空木岳山頂部手前の稜線が凄いゴツゴツしているぞ。
手強そうだ!
いくつものピークを越えて木曽殿へ向かう。
写真は濁沢大峰で2番目。
この辺はまだ元気。
2025年08月26日 09:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 9:36
いくつものピークを越えて木曽殿へ向かう。
写真は濁沢大峰で2番目。
この辺はまだ元気。
第二のピーク「濁沢大峰」ガスってきました
2025年08月26日 10:20撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/26 10:20
第二のピーク「濁沢大峰」ガスってきました
イワウメが残ってましたけど、
気づいたのはここ一か所だけでした。
もう8月も終わりだもんね。
2025年08月26日 10:44撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 10:44
イワウメが残ってましたけど、
気づいたのはここ一か所だけでした。
もう8月も終わりだもんね。
ヤマハハコ
2025年08月26日 10:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 10:55
ヤマハハコ
ハクサンフウロ
花数は少なかったです。
2025年08月26日 10:58撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 10:58
ハクサンフウロ
花数は少なかったです。
まだまだ、お花はたくさん
2025年08月26日 11:00撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 11:00
まだまだ、お花はたくさん
西側から吹きあがるガスが稜線を覆うようになってきた。
2025年08月26日 11:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 11:02
西側から吹きあがるガスが稜線を覆うようになってきた。
キベリタテハチョウ
縁が黄色でキベリだそう。
2025年08月26日 11:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 11:05
キベリタテハチョウ
縁が黄色でキベリだそう。
檜尾岳に向かう。
綺麗なピラミッド型です。
2025年08月26日 11:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 11:18
檜尾岳に向かう。
綺麗なピラミッド型です。
檜尾岳
カワイイ避難小屋を眺めながら休憩。
木曽殿山荘まで、まだ半分だかもう半分だか。
だいぶ疲れてマス。
2025年08月26日 11:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 11:49
檜尾岳
カワイイ避難小屋を眺めながら休憩。
木曽殿山荘まで、まだ半分だかもう半分だか。
だいぶ疲れてマス。
空木岳はまだ先だなあ。
すっかり雲に包まれてしまいました。
2025年08月26日 12:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 12:09
空木岳はまだ先だなあ。
すっかり雲に包まれてしまいました。
ちょうど青空に突き出たかっこうの岩峰
2025年08月26日 12:12撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/26 12:12
ちょうど青空に突き出たかっこうの岩峰
次は「大滝山」ピークが沢山あるので、アップダウンも多い
2025年08月26日 12:22撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/26 12:22
次は「大滝山」ピークが沢山あるので、アップダウンも多い
岩の稜線を行く。
歩く楽しみが減ってきた。
2025年08月26日 12:52撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 12:52
岩の稜線を行く。
歩く楽しみが減ってきた。
熊沢岳
すっかりガスの中
2025年08月26日 13:27撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:27
熊沢岳
すっかりガスの中
鳴き声が聞こえたので、声の方向に目を凝らすと、、
5羽いました♫
2025年08月26日 13:39撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:39
鳴き声が聞こえたので、声の方向に目を凝らすと、、
5羽いました♫
足環をつけてるのは親鳥でしょう♫
2025年08月26日 13:41撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:41
足環をつけてるのは親鳥でしょう♫
毛を逆立てて威嚇のポーズでしょうか♫
2025年08月26日 13:41撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:41
毛を逆立てて威嚇のポーズでしょうか♫
かなり接近しますが、逃げません。
2025年08月26日 13:44撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:44
かなり接近しますが、逃げません。
ひな鳥が3羽揃いました♫
5分ほど観察でき、元気を貰いました♫
2025年08月26日 13:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 13:45
ひな鳥が3羽揃いました♫
5分ほど観察でき、元気を貰いました♫
木曽殿山荘まで30分くらいのところ。
岩壁の上り下りが続きます。
2025年08月26日 14:56撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 14:56
木曽殿山荘まで30分くらいのところ。
岩壁の上り下りが続きます。
東川岳を過ぎ木曽殿が見えました!
2025年08月26日 15:25撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 15:25
東川岳を過ぎ木曽殿が見えました!
木曽殿山荘とうちゃく♫
2025年08月26日 15:31撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/26 15:31
木曽殿山荘とうちゃく♫
本日は「木曽殿山荘」名物のオデンが無いとの事。残念!
でも、山菜ごはんは美味しく、お代わりしました
2025年08月26日 16:51撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/26 16:51
本日は「木曽殿山荘」名物のオデンが無いとの事。残念!
でも、山菜ごはんは美味しく、お代わりしました
5時少し前に朝食スタート。外は強風です
2025年08月27日 04:55撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/27 4:55
5時少し前に朝食スタート。外は強風です
朝一の空木岳方面
ほんの一瞬でしたが、ガスが晴れて山頂部が見えました♫
2025年08月27日 06:42撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/27 6:42
朝一の空木岳方面
ほんの一瞬でしたが、ガスが晴れて山頂部が見えました♫
晴れたのは一瞬で、前も後もガスガス
目の前には突き出た岩峰
どう行くのか?近くまで行かないと分からない。
2025年08月27日 06:51撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 6:51
晴れたのは一瞬で、前も後もガスガス
目の前には突き出た岩峰
どう行くのか?近くまで行かないと分からない。
ここは赤ペイントの矢印に沿って登ります。
2025年08月27日 06:58撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/27 6:58
ここは赤ペイントの矢印に沿って登ります。
山頂未だかーい!
2025年08月27日 07:10撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/27 7:10
山頂未だかーい!
やっと空木岳山頂に到着しました
2025年08月27日 07:23撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/27 7:23
やっと空木岳山頂に到着しました
山頂せっかく来たのでゆっくりしたいけど、
真っ白なので下ります。
2025年08月27日 07:31撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 7:31
山頂せっかく来たのでゆっくりしたいけど、
真っ白なので下ります。
ザレの登山道を修復されるのか相談しているグループの間を抜けた先に駒峰ヒュッテがありました。
2025年08月27日 07:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 7:38
ザレの登山道を修復されるのか相談しているグループの間を抜けた先に駒峰ヒュッテがありました。
振り返りで、空木岳山頂方向
2025年08月27日 07:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 7:55
振り返りで、空木岳山頂方向
山頂部が見えるのもそろそろ終わり。
名残り惜しい!
2025年08月27日 08:15撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:15
山頂部が見えるのもそろそろ終わり。
名残り惜しい!
駒石
2025年08月27日 08:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:18
駒石
飛んできたライチョウが4羽、目の前に下りてたまげた!
左が親鳥。
2025年08月27日 08:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:19
飛んできたライチョウが4羽、目の前に下りてたまげた!
左が親鳥。
他の2羽
2025年08月27日 08:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:19
他の2羽
そおっと近づいて
2025年08月27日 08:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
8/27 8:19
そおっと近づいて
仲良く寄り添う2羽
目の上が少し赤い
2025年08月27日 08:20撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:20
仲良く寄り添う2羽
目の上が少し赤い
ポーズ取ってくれた感じです。
2025年08月27日 08:20撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
8/27 8:20
ポーズ取ってくれた感じです。
長ーい下山道。「ヨナ沢の頭」まで来ました。
まだまだ、半分!?
2025年08月27日 09:23撮影 by  Redmi Note 13 Pro+ 5G, Xiaomi
8/27 9:23
長ーい下山道。「ヨナ沢の頭」まで来ました。
まだまだ、半分!?

感想

新潟方面の山を計画していたのですが、雨が降りそうなので、
中央アルプスの空木岳に変更しました。

ロープウェイのしらび平では、上の方はガスがかかっていって心配でしたが
ロープウェイでガスの上に出たようで、千畳敷に着くと、
素晴らしい景色がひろがっていて感激です。

極楽平からの稜線歩きは、楽勝かと思ったら、ピークが沢山あり
アップダウンを繰り返し中々ハードでした。
木曽殿山荘の方から、1番のロープウェイに乗って下さい。と、言われたのですが、
確かに、1番のロープウェイにならなければ、夕食までに到着できなかったかもしれません。

途中から、ガスがかかってしまった稜線歩きでしたが、
ライチョウの親子に会うことができ、かえってラッキーでした。

翌日は、朝から強風。朝食後、しばらく天気の回復を待っていましたが
風が弱まることは無く、出発しました。
山荘から空木岳までは岩場で、両手両足でよじ登る感じです。
先週行った五竜岳の岩場より、手ごわい感じがしました。

山頂に着いても、強風とガスで展望が無かったのが残念でした。
山頂からスキー場方面への下山道は、ザレ場と樹林帯で、
それまでの岩場とは全く違う登山道でした。
空木岳の二つの側面を見ることができ、縦走して良かったと思います。

下山道は、とにかく長く大変で、駐車場に着いた時には、足がガクガクでした。

景色の良い稜線歩きや、厳しい岩場、長い樹林帯など、色々な山の魅力に出会う事ができ、楽しい登山となりました。

 空木岳へは、スキー場から日帰りピストンの予定をずっと温めていたのですが、妻が一緒に行くというので、急遽木曽殿山荘一泊で千畳敷からの縦走コースに変更、行ってきました。

 しらび平から満員のロープウェイがガスの中を上って行くと、千畳敷駅がようやく見える辺りでガスの上に出て、宝剣岳と千畳敷カールがドーン! これにはゴンドラ内で歓声が上がるほど感動もので、幸先よい山行になりました。

 極楽平に上がると、西側は雲が湧き上がり御嶽が何とか分かる程度、東側は雲海が広がり、南アの山々がピークを見せているという絵のような景色が拡がり、これを見ただけでも来た甲斐があったという素晴らしい眺望でした。

 極楽平から南に向かう稜線は、ひたすら岩稜で細かいアップダウンながら、なかなか面白くも手強い。
 スキー場からのピストンでは妻が辛かろうと変更したのですが、結果、なかなか充実感の得られる稜線コースで大満足でした。

 初日、檜尾岳で昼食を摂り、徐々にガスが濃くなり楽しみが少なくなってきて、今年はライチョウにお目に掛かれないなと言いながら歩いていたところへ、5羽の親子が現れてくれたので、ここぞとばかりに付いて歩きました。
 何とも可愛い。親鳥の鳴き声、ひなの鳴き声、目の上の赤み、羽根を震わせ逆立てる行為、みな可愛かったですよ。
 ついでですが、2日目に駒石に到着した瞬間、右方から目の前に飛んできた鳥が4羽。これもライチョウでした。2回も見られるなんてとてもラッキーでした。

 木曽殿山荘は、アットホームな雰囲気のこじんまりとした山小屋でした。
1階が食堂、2階が大広間の寝床というレイアウト。
 17時からの夕食を全員ですませて2階へ上がると、山小屋の御主人が布団を人数分敷いてくれて、どの布団に誰という指示を出してくれる。
 その日は15人くらいでしたが、たまたまその日に一緒になった知らない同士が修学旅行状態に置かれれば、自然と話をするようになりますね。
 なんか好い経験したと思いましたが、私の鼾で眠れなかった方も居たかもしれず、寝る前は申し訳ないと思いながら、翌朝はすっかり忘れてました。スミマセン。

 山頂からスキー場へ下りる道は、初日の稜線とは打って変わって、ザレと樹林帯の比較的単調な登山道の印象。
 山頂から駒石までの眺望や地獄と名付けられた岩場など、もちろん変化はあるのですが、極楽平から木曽殿山荘、木曽殿山荘から北西稜を上って山頂へ至る空木岳の顔と、東側尾根から見る空木岳の顔がずいぶん違うので、そのように思いました。

 そんな2つのルートを繋いだ山行ができて、とても良い経験になったと思います。

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