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記録ID: 2332618
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沢登り
丹沢

大山三峰山周辺の沢5/8・不動沢左俣〜物見沢右俣〜一ノ宮沢〜辺室沢(物見峠 沢ルート周遊山行)

1995年08月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:45
距離
10.6km
登り
1,096m
下り
1,064m

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
0:40
合計
7:45
8:27
8
8:35
8:35
5
不動沢出合
8:40
8:50
10
大堰堤下
9:00
9:00
40
不動滝8m
9:40
9:40
10
スラブ状大滝12m
9:50
9:50
130
不動沢二俣
12:00
12:10
80
一ノ宮沢出合
13:30
13:40
30
14:10
14:20
112
16:12
16:12
0
16:12
ゴール地点
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:本厚木駅(8:05)タクシー3690円→煤ヶ谷(8:27)
帰り:坂尻(16:52)バス→本厚木駅(17:25)
大山三峰山周辺は、首都圏から最も近い山域の一つで、1日に何本もの沢を溯下降でき、オリジナルな山行を実現させるのに打ってつけの舞台です。今回は、物見峠を4本の沢を周遊しながら越えました。一昨年、三峰山のまわりを「大小屋ノ沢〜杉ノ沢〜上唐沢〜水ノ尻沢」のルートで辿りました。今回は、それと少しリンクしたかたちになります。
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大山三峰山周辺は、首都圏から最も近い山域の一つで、1日に何本もの沢を溯下降でき、オリジナルな山行を実現させるのに打ってつけの舞台です。今回は、物見峠を4本の沢を周遊しながら越えました。一昨年、三峰山のまわりを「大小屋ノ沢〜杉ノ沢〜上唐沢〜水ノ尻沢」のルートで辿りました。今回は、それと少しリンクしたかたちになります。
(不動沢の谷・大堰堤より)煤ヶ谷から谷太郎林道を辿り、10分程で不動沢に出合います。右俣は溯行済なので今日は左俣を目指します。右岸の林道に入り、仕事道をしばらく行って入渓します。はじめは、沢床を覆う樹木がうるさいです。一昨年来たときよりも、小さな滝がさらに埋もれているようで、荒れた感じもします。
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(不動沢の谷・大堰堤より)煤ヶ谷から谷太郎林道を辿り、10分程で不動沢に出合います。右俣は溯行済なので今日は左俣を目指します。右岸の林道に入り、仕事道をしばらく行って入渓します。はじめは、沢床を覆う樹木がうるさいです。一昨年来たときよりも、小さな滝がさらに埋もれているようで、荒れた感じもします。
(不動滝8m)やがて、不動滝が現れ、左壁を快適に越えます。ここまで、左岸に遊歩道がつけられています。その後しばらく、滝場らしい所はありません。小滝を越え、沢が左に折れるところからゴルジュになります。そこにイノシシがいます。こちらを見ると、すぐに上流方向に走り去っていきました。
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(不動滝8m)やがて、不動滝が現れ、左壁を快適に越えます。ここまで、左岸に遊歩道がつけられています。その後しばらく、滝場らしい所はありません。小滝を越え、沢が左に折れるところからゴルジュになります。そこにイノシシがいます。こちらを見ると、すぐに上流方向に走り去っていきました。
(スラブ状大滝12m)右に折れるところにかかるきれいなU字形の滝は、水流がほとんどなく、夏場の水量の少なさを物語っています。その上に全面濡れて黒光りしているスラブ状の大滝がかかっています。それを右岸から巻くと、水流が2つに分かれ、それぞれに10mのナメ滝がかかっています。
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(スラブ状大滝12m)右に折れるところにかかるきれいなU字形の滝は、水流がほとんどなく、夏場の水量の少なさを物語っています。その上に全面濡れて黒光りしているスラブ状の大滝がかかっています。それを右岸から巻くと、水流が2つに分かれ、それぞれに10mのナメ滝がかかっています。
(左俣)二俣では左俣を選びます。左に2本、ルンゼを分けた後、右手の尾根に上がり、登山道のある尾根に登り着きます。
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(左俣)二俣では左俣を選びます。左に2本、ルンゼを分けた後、右手の尾根に上がり、登山道のある尾根に登り着きます。
(物見沢の滝4m)北に少し下って、コルになった所から物見沢の支沢を下降します。大山三峰山の東面の沢のつめはルンゼかザレでどれも急ですが、西面の沢は、この沢を含め全体的に傾斜は緩い感じです。4mの滝では、古いハーケンが見つかります。
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(物見沢の滝4m)北に少し下って、コルになった所から物見沢の支沢を下降します。大山三峰山の東面の沢のつめはルンゼかザレでどれも急ですが、西面の沢は、この沢を含め全体的に傾斜は緩い感じです。4mの滝では、古いハーケンが見つかります。
(合流する右俣)さらに下降し、林道の橋をくぐり、右俣が合流すると登山道に出て、丸淵を通過します。
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(合流する右俣)さらに下降し、林道の橋をくぐり、右俣が合流すると登山道に出て、丸淵を通過します。
(一ノ宮沢2条2m滝)そこから、右岸に流入する一ノ宮沢の溯行を始めます。魚影が走る沢に小滝とナメが時々出てきます。支沢を分け、最奥の二俣を左に入り、傾斜の強い斜面から左手の尾根に取り付く。ヤブをかき分け 817mのピーク・鍋嵐まで来ると踏跡がありました。
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(一ノ宮沢2条2m滝)そこから、右岸に流入する一ノ宮沢の溯行を始めます。魚影が走る沢に小滝とナメが時々出てきます。支沢を分け、最奥の二俣を左に入り、傾斜の強い斜面から左手の尾根に取り付く。ヤブをかき分け 817mのピーク・鍋嵐まで来ると踏跡がありました。
(辺室沢中流部の滝)尾根通しに物見峠に向かい、そこから急なザレを下って辺室沢の沢床に降り立ちます。狭いゴルジュがいくつか現れ、滝も現れます。
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(辺室沢中流部の滝)尾根通しに物見峠に向かい、そこから急なザレを下って辺室沢の沢床に降り立ちます。狭いゴルジュがいくつか現れ、滝も現れます。
クライムダウンできないところでは、小さく巻くことができます。
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クライムダウンできないところでは、小さく巻くことができます。
沢の傾斜が緩くなってくると、植林とともに仕事道が出てきます。堰堤の高巻きなどを繰り返すうちに沢が開けます。出合に到着。靴を履きかえると、ヒルが4匹出てきました。大山三峰山の沢に夏に入ると、だいたいこうです。今日は、ヘビにカニにカエルにイノシシ、ヒル、ハチと盛りだくさんでした。
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沢の傾斜が緩くなってくると、植林とともに仕事道が出てきます。堰堤の高巻きなどを繰り返すうちに沢が開けます。出合に到着。靴を履きかえると、ヒルが4匹出てきました。大山三峰山の沢に夏に入ると、だいたいこうです。今日は、ヘビにカニにカエルにイノシシ、ヒル、ハチと盛りだくさんでした。
坂尻に出て、本厚木行のバスを待ちます。
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坂尻に出て、本厚木行のバスを待ちます。
(前回の右俣と合わせた不動沢の遡行図)今回、不動沢は、全体に水量が少なく潤いに欠けました。物見沢の支沢と一ノ宮沢は滝はほとんどありませんが、山の裏側らしい静けさがなによりいいです。辺室沢は、渓相には魅かれますが、左岸の上のほうに林道があるせいかゴミが目についたので、あまり薦められません。上から投げ捨てられたものでしょうか?タイヤまであったのには驚きました。
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(前回の右俣と合わせた不動沢の遡行図)今回、不動沢は、全体に水量が少なく潤いに欠けました。物見沢の支沢と一ノ宮沢は滝はほとんどありませんが、山の裏側らしい静けさがなによりいいです。辺室沢は、渓相には魅かれますが、左岸の上のほうに林道があるせいかゴミが目についたので、あまり薦められません。上から投げ捨てられたものでしょうか?タイヤまであったのには驚きました。
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