【第九驚門開〜蒼き渓谷】蛭ヶ岳〜ユーシンルート【9つの隧道巡り】
神奈川県
uminofarm
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,904m
- 下り
- 2,934m
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標高グラフを拡大コースタイム
8:37 第1トンネル 境隧道
8:50 第2トンネル 新�慂�隧道
8:58 第3トンネル 石崩隧道
9:01 玄倉ダム
9:07 第4トンネル
9:15 第5トンネル
9:18 第6トンネル
9:26 第7トンネル 第七號隧道
9:30 第8トンネル
9:40 ユーシンロッジ入口
10:09 ラスト第9トンネル
10:10 熊木ダム
10:14 蛭ヶ岳、塔ノ岳分岐
10:15 熊木沢出合
11:16 熊木沢から蛭ヶ岳登山道（赤いミニカ）
12:48 蛭ヶ岳
13:45 ユーシン分岐
15:09 熊木沢出合
16:53 玄倉林道ゲート前駐車場着
所要時間
玄倉林道→熊木沢出合（行き） 1時間55分
熊木沢出合→蛭ヶ岳（行き） 2時間40分
蛭ヶ岳→熊木沢出合（帰り） 2時間20分
熊木沢出合→玄倉林道（帰り） 1時間40分
全行程休憩込み 8時間30分
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
20台ほど止まっており、ほぼ満車。上手く止めれば30台は置けそう。 ※料金無料 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
熊木沢沿い林道はかなり崩落。 熊木沢から稜線に入る登山道（赤い「ミニカ」が目印） ここから登山道らしいのだが… 道なんかない！ 踏み跡なし テープ（目印）なし 足跡は動物だけ 国土地理院地形図上は道があることになっているが… 地形図は尾根筋を指しているので5分ごとにGPSで位置確認しながら道なき道を進んだ。 山頂手前でようやくロープが現れるものの、それ以外は標識や補助具の類は一切なし。 最後の茨ブッシュを嫌って西側から回り込むと突然ひょっこり山頂が現れる。 |
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感想
【第九驚門開〜蒼き水】蛭ヶ岳〜ユーシンルート【9つの隧道巡り】
1月半ぶりの丹沢行。
下界気温18℃。すっかり秋の空気となり、上着なしでは心許ない。
8月は猛暑の中10時間以上かけて檜洞丸経由で蛭ヶ岳へ登った。今回はユーシン渓谷経由で蛭ヶ岳へ登る別ルート。
10年前までは麓のユーシンロッジまで車で行けたので4〜5時間あれば蛭ヶ岳へ登ることができた。しかし途中の隧道（トンネル）が崩落の危機。林道が通行止めになりこのルートは閉ざされてしまった。
2011年10月に隧道改修工事が完了。林道が使用できるようになった。
それでも手前の林道ゲートは閉じたままで車両通行止め。先へ進むには徒歩しかない。
しかし、元は車道。自転車なら行ける。（ホントは自転車もダメ？）2号のMTBを車に積んで時間短縮作戦＾＾v
ところが出発間際に車使用禁止令w自分のR32では自転車は積めないから徒歩に切り替えるしかない。（これが後々影響することに…）
8時過ぎに玄倉林道ゲート前の駐車場着。
20台ほど止まっており、ほぼ満車。上手く止めれば30台は置けそう。
ユーシンの水は蒼い。
川の石が白いから？水が透明で空の青さを映すのか？（曇ってても蒼いがw）
絵の具のコバルトブルーを思い出させる青さだ。
ところでユーシンってどんな意味？
深山幽谷な場所なので「幽神」かと思いきや、小田原藩解体の際、有志が入植したから「有信」とか諸説ありハッキリしない。現在はダムが2つあるだけで人は住んでいない。（と思う…）
出発30分で昨年開通した第2トンネル「新�慂�隧道」
中に灯りはない。内部は途中でカーブしていて100mも進むと完全な漆黒の世界w
入口が小さく見える〜限界までライトを付けなかったが、左右進行方向の感覚がなくなる。
下手なお化け屋敷よりよっぽど怖い＾＾；；
他のトンネルは距離が短い。んでも観音堀りwしかも手堀りじゃね？
別の意味、今にも崩れそうで怖いww
9つのトンネルを越えるとようやく熊木沢。
沢の奥にはデデンと蛭ヶ岳がそびえ立つ。やはり南側から見る蛭ヶ岳は凛々しい！
熊木沢沿いに昔は林道が走っていたようだ…
今では…
道は崩れw
橋は落ちww
骨が散らばるwww
西沢から稜線に入る場所に眠る「ミニカ ワイド55」昭和64？年までの車検証ステッカー。
ここから西沢登山道なのだが…
道なんかない！
踏み跡なしw
テープ（目印）なしww
足跡は動物だけwww＾＾；
国土地理院地形図上は道があることになっているが…
途中、上から鹿が駆け下りてきた。
義経が「鵯越逆落し」で鹿が谷を下りるの聞き、馬で下ったとあるが、ホンモノの鹿は蹄の音を響かせながらもの凄いスピードで崖を駆け下りてきた。間違っても馬はこの崖を降りることはできないだろう。
地形図は尾根筋を指している。踏み跡らしきモノ？に付いていくと鹿の足跡が現れ、すぐルートから外れる。5分ごとにGPSで位置確認しながら道なき道を進む。
以前、役立たずのGPSナビと酷評したが、この時ばかりはGPS大明神様である。
山頂手前でようやくロープが現れるものの、それ以外は標識や補助具の類は一切なし。
最後の茨ブッシュを嫌って西側から回り込むと突然ひょっこり山頂が現れる。
この時すでに4時間半経過。ルート探索に手間取り時間を消費してしまった。
日暮れまでに戻ることを考えると丹沢山は断念しなくてはならない。
帰路途中で不動ノ峰まで行ったがタイムアップ！棚沢ノ頭からユーシンへ下る。
棚沢ノ頭〜弁当沢ノ頭経由の下山道は西沢と比較しルート明瞭。約2時間で熊木沢出合まで戻ってきた。
自転車があればゲートまで30分であろう。ないものは仕方がない、徒歩で1時間40分かけて林道を戻る。
17時直前にゲート着。谷間の太陽はすでに山の向こうへ消えていた。
行動時間は8時間30分。
移動距離はひょえ〜の34kmUPww
自分で自分にお疲れさまでした（笑）
詳しいコース状況・写真はヤマレコまで＾＾
恒例の山ガール度！！
蛭ヶ岳ユーシンコース：★
星1つです＾＾v
ユーシン渓谷ではかなりの生息数を予想しておりましたが、紅葉の時期には早く1名確認したのみでした。
もちろん熊木沢〜蛭ヶ岳間では山ガールどころか出会ったのは鹿1頭！
時間的な問題か蛭ヶ岳山頂にも先行者♂1名。
ところが熊木沢〜棚沢ノ頭ルートで♂♀ペアですが、まさかのルートで1名発見！！感動しました＾＾v
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