笊ヶ岳 椹島から

2019年09月26日(木) 〜 2019年09月27日(金)

• GPS: 08:32
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,940m
• 下り: 445m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:29

6:36 椹島ロッジ
6:49 6:49 滝見橋
7:20 7:20 鉄塔
7:48 7:50 コル
9:03 9:17 1857ｍ地点
9:50 10:00 標柱（トラバース道起終点）
10:54 11:06 1９９５メートル地点
12:11 12:58 上倉沢源流台地
14:21 14:29 椹島下降点
15:01 15:01 笊ヶ岳
15:05 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

本記事は、南アルプス南部調査人のブログ「「椹島から笊ヶ岳へ」写真案内　【旧版25頁、新版26〜27頁】」からの移行です。
詳細は山と高原地図「塩見・赤石・聖岳」をご覧ください。
2019年9月踏査時の情報を付記します。
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本ルートに大きな変化はありません。
なお未明の暗い時間帯の登山者が多い為か、登山口から肩迄の間に複数の迷い道があります。標高1210mで直進（右に）、同様に標高1325mでも直進する迷い道があります。登山道はどちらかと言うと尾根の北側の稜線に沿っています。尾根の登りなので問題は少ないですが、下山者の道迷いを誘発する危険がありますので、必ず正しい踏み跡を辿ってください。この2か所にはピンクリボンや枯れ枝で正しいルートを示しています。また標高1700m付近の大岩帯は北側を巻くのが正しいルートです。
トラバース道に数本あった倒木は同行のKさんが処理して暮れました。但し6本目の沢から奥に太いやや乗り越えに苦労する倒木が未処理で残っています。
なお日帰りでの笊ヶ岳登山者が大半ですが、非常に長い行程なので体力的に厳しく、また下山時疲労による滑落の危険があります。加えて南アルプスは夏は10時位には雲が湧いてきて期待する展望が得られない可能性があります。更に日帰り登山でも送迎バスの関係で椹島に2泊が必要になります。笊ヶ岳の良さを味わうには山中1泊をお勧めします。幕営適地は上倉沢左岸の草原です。上倉沢は5分も下れば伏流水が滾々と湧き出す、素晴らしい水場があります。（トレースで上倉沢を下っている最下端です）

写真

笊ヶ岳登山口。椹島から二軒小屋への林道を行き、滝見橋の先右側（ 2006年6月）

急登が終わり稜線上を歩いて肩に登ると赤石岳を垣間見る箇所がある（2010年11月、2019年現在樹木が繁茂して展望は得られません）

トラバース開始地点の標識に近づくとシダが繁茂している（2006年6月）

2本目の沢辺りからルートが厳しくなる（2010年11月）。下山方向から撮影

3本目の沢は幅が広い（2010年11月）。下山方向から撮影

5本目の沢は上部がゴルジュになっている（2010年11月）

11/2 14:43

上倉沢右岸から左岸取り付き点を見る。左岸の大きな石が目標（2013年11月）

11/2 14:52

右岸は沢の川床に生えているカラマツが目標（2013年11月）

上倉沢左岸の草原を林の中から見る（2010年11月）。下山の場合上倉沢に降り、林を目指す

右岸の林から涸沢に下りる（2006年6月）。下山方向から撮影

涸沢を歩きマークで右岸に戻る（2006年6月）

椹島下降点下の縞枯れ地から赤石岳と荒川三山（2010年11月）

定番の小笊と富士山（2010年11月）

撮影機器：

PowerShot G12 CANON