草津白根山・なくし物モード再発動か?


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 819m
- 下り
- 961m
コースタイム
0953草津白根レストハウス・白根火山1100→1117逢ノ峰1125→鏡池1218→
白根山展望所1243→遊歩道最高地点1302→草津白根レストハウス1411
今回のルート図はいつもにも増して雑です。
地図上の表記と実際のルートが異なる部分があったためトレース出来ませんでした。
天候 | まずまずの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
成田からオール一般道で草津まで延々5時間のドライブ。 道の駅草津運動茶屋公園で仮眠。紅葉の時期だけにかなり混雑していました。 渋峠に駐車。無料です。公衆トイレはなかったようなので車中泊には不向きかと。 下山後は白根火山停留場から渋峠まで長野電鉄バスで車の回収へ。450円。 下山後の温泉は大滝乃湯。800円。 レストランはやる気がない感じでしたがお湯は温泉らしい温泉だと思いました。 露天は場所ごとに温度設定が異なっており、ぬる目のお湯が好きな私には有難かったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどは歩きやすいハイキングコースです。 渋峠からの下りは岩がゴロゴロしていますが、その他のところは スニーカーくらいあればまあまあ何とかなりそうではあります。 もちろん登山靴を推奨しますけど。 特に顕著な危険箇所はありませんでした。 |
写真
感想
●●上信国境シリーズ第1弾●●
今年私が取れる連休はほぼ使い尽くしてしまったためあとは日帰りの山行を中心とするしかありません。さてそうなると行ける山も限られてきます。
本来であればかねてより登りたいと思っていた赤岳に登ればいいだけの話で悩む必要などないはずなんですが、中央道方面は首都高を経由するため道路料金が高くつき、日帰りの山行ではどうももったいないと感じてしまうのです。
【条件その1・百名山などの有名な山】
百名山にこだわるつもりはないのです。一生皇海山には登るつもりがないので達成できないことは決まっていますから。ただ、情報量の豊富さ、登った時の達成感、登山道の整備状況、展望などを考慮して山を探すとどうしても深田百名山と一致することが多くなります。だったら最初から百名山中心にターゲットを探すのが手っ取り早いですよね。
【条件その2・首都高を経由しなくても行ける山】
首都高を経由するだけで高速料金が1800円アップします。日帰りの山行のために毎回ガソリン代も含め1万円というのはもったいない。従って東名・中央方面は泊りの山行が出来るまでしばらくお休みです…多分。出来れば一般道のみで行けるくらいが望ましいですね。私の場合高速を使っても80km/h程度の速度しか出さないので、一般道でも大して所要時間は変わらないのです。
【条件その3・人気のありすぎない山】
条件その1とやや矛盾しますが、あまりにも人気がありすぎる山はきついです。例えばこの時期の谷川岳。晴天の日曜日ともなるとエラいことになっているみたいですね。是非登ってみたい山ではありますが、行くとしたら紅葉が終わり雪が降る前でしょうか。
【条件その4・私がまだ登ったことのない山】
タイプ的に私は登ったことのない山を選びたいタイプのようです。もちろん特別に気に入っている場所なら何度でも通うことを厭いませんが。
さて、条件を検討して行くと東北道・常磐道・関越道方面の人気のありすぎない百名山…。あるじゃないですか。浅間山、四阿山、苗場山、草津白根山、武尊山…。それに二度敗退している至仏山、混雑が一段落してからであれば谷川岳。上信国境付近の山が多いですね。上越国境にもいくつかありますがアクセスが大変そうです。
しばらくの間は日帰りで上信国境の山に行こうと思い、「上信国境シリーズ」と名付けました。
さて、その第一弾。どこからスタートでもいいのですが紅葉がピークを迎えているらしい草津白根山にしました。
●●全行程一般道で草津へ●●
前述の通り私は高速でもスピードを出しません。高速を使っても4時間くらいはかかったであろう行程を全て一般道で走破しましたが、ほぼ5時間で道の駅草津運動茶屋公園に到着でした。
紅葉の時期ということもあって道の駅はほぼ満車。何とか駐車場所を見つけて「仮眠促進キット」の力で仮眠を取ろうとしますが今回は不発でした。日の出の時間が近づいてきたので仮眠はあきらめ渋峠を目指します。しかし道の駅から渋峠までは結構遠く、リサーチ不足を露呈しました。
●●まずは渋峠から横手山山頂往復●●
道の駅から渋峠までは思いの外遠く、横手山でご来光を眺めるプランは失敗でした。頂上に到達する前に日が登ってしまいましたが、大した問題ではありません。
こんな早い時間からわざわざ舗装路を登ってくる人は他にいませんでしたが前日から横手山頂ヒュッテに泊まっていた人たちが数人山頂にいました。
空気の透明度はそれほど高くはないものの北アルプスはまずまず綺麗に見ることが出来ました。
●●朝食後芳ヶ平へ●●
横手山には慌てて登ったので下りてくると腹ペコです。朝ごはんを食べて芳ヶ平に向かおうとしますが、渋峠ホテルの脇からも北アが見えるので結構眺めてしまいました。
芳ヶ平への下り始めは結構岩がゴロゴロしていて歩きにくいですが、急ぐ必要はないので慎重にゆっくりと下ります。この辺りはまだ朝早いということもあり、また登山者以外の観光客があまり来ない場所のようで静かな山歩きが楽しめます。
湿原周回コースに回るとナナカマドの紅葉がなかなか良いです。本音を言うと涸沢のような圧倒的な紅葉が見てみたいものですがここのような緑のキャンバスに赤を散りばめたタイプも悪くないですね。
ゆっくり歩いても大して時間はかからず芳ヶ平ヒュッテに到着。営業しているのならコーヒーと軽食くらい頂こうと思っていましたが残念なことに営業は11時から。という事で休憩もそこそこに白根火山へ向かいます
●●白根火山は大盛況●●
芳ヶ平ヒュッテを後にしてしばらくすると、すれ違う人が多くなってきました。登山者以外の観光客も行動する時刻になってきたようです。そして草津白根レストハウスに到着すると…。
駐車場もレストハウスも白根火山への道も大盛況ですね〜。ここでは明らかに登山者の方が場違いな存在になってしまいます。時季的なこともあるかも知れませんが、”いかにも”な登山者は全体の1割以下。サンダル履き、ハイヒール履きの観光客に混じってゴツイ登山靴で白根火山に登るのは何だか居心地悪いったらありゃしない。
居心地の悪さに耐えて登っただけのことはあり、湯釜は中々の見ものでした。ただ残念だったのは普通の観光客より登山者と思われる人の方が強引な追い越しをしたりマナーが良くなかった点ですね。
●●昼食休憩・熊笹ソフト・手袋紛失●●
時刻はまだ早いですが腹が減ったのでコンビニおにぎりで昼食にしました。しかしレストハウス周辺での昼食なら何もコンビニおにぎりじゃなくても良かったか。
せっかくなので熊笹ソフトも食べてみました。ほぼ抹茶ソフトですね。旨かったので文句はありません。
で、またしても恥ずかしい話なのですが、手袋の片方を無くしました。芳ヶ平ヒュッテ近くで暑くなってきたので手袋を両方とも外しズボンのポケットに入れたのは確実です。そこから熊笹ソフトまでの間にポケットから落ちたようです。
今年は山に行っては忘れ物したり、なくし物したりが多く、ここのところ多少マシになっていたのですが、なくし物モード再発動してしまったようですね。
ふーーーーー、またアマゾンUSAのお世話になることになりますな〜。
●●本白根山へ●●
充分すぎるほどの休憩の後、本白根山に向かいます。ところで草津白根山の登頂条件とはどこに登ればいいのか?白根火山、本白根山、草津白根山…。いずれにしても結構な立ち入り禁止区域がありそこに入るのは論外ですが、自分自身でも納得が出来、一般常識からも登頂したと言える場所はどこなんでしょう?
多分本白根山の遊歩道最高地点かな、とは考えていましたが逢ノ峰の頂上であったいかにもベテラン風の人に聞いてみるとそれでよさそうな話だったので予定通りそちらの方を目指します。
鏡池の畔まで下りるにはコースから一度外れてピストンになるのですが山と高原地図の表記ではそう言う感じではなかったため少々戸惑いました。
本白根山付近はさほどの標高ではないのですが、火山性の土壌の為か高い木はなく展望が開けていて実に快適です。ここまでは登山者以外の観光客はほとんど来ないのでそれほど込み合っていない点もいいですね。
●●ダラダラと下山●●
一通り回っておくべきところを回ったので下山します。バスの時間までは余裕があるのでいつも以上にダラダラとしたペースです。帰りは逢ノ峰はもちろん巻きました。レストハウス付近まで戻ってから弓池を一周する遊歩道を回る時間がありました。
白根火山14:35のバスで渋峠まで戻り車を回収します。結構同じ考えの人はいたみたいで渋峠では何人か下車しました。
下山後の温泉は大滝乃湯を利用しました。激混みなのかと思いきや意外に空いていて
入場制限もなし、洗い場待ちもなしでゆったりと過ごせました。お湯の温度にバリエーションがあり、ぬるめのお湯が好きな私には有難かったです。
帰りも頑張ってオール一般道で帰宅しました。所要時間はやはり5時間くらいでした。
●●感想&膝痛レポート●●
渋峠から歩いてきて白根火山が近づいてくると一大観光地で人が多く驚きますがこれはこれでアリなんじゃないですかね。昼ご飯をレストハウスで食べるのもいいでしょう。
芳ヶ平付近の紅葉もよかったですし、本白根山付近は展望も開けていて気持ちよく歩けます。紅葉は多分タイミングどんぴしゃだったように思います。晴れていると紅葉によく日が当たり曇っている時とは見栄えが違いますね。最近の山行ではあまり綺麗に晴れてくれなかったので久々に天気に満足した山行でした。
膝痛対策としては最近のお気に入りザムスト&ロキソニンコンビを封印してザムストのみでスタートしましたが、やはり途中で怪しくなってきたので早めにロキソニンを投入しました。その後は問題ありませんでした。やはりまだしばらくはコンビで運用した方がよさそうですね。
コメント
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muscatさん こんにちは!
日曜日はお互い天候に恵まれ良かったですね。
しかし、また落としてしまいましたか(*_*)
槍の時は平気だったのに…。
かく言うワタシも、日曜日は同じく手袋を落としてしまい
ましたが、幸い同行していた妻が拾ってくれましたσ(^_^;
お互い気をつけないと…ですね(^-^;)
スマートフォンから送ったら誤字脱字だらけでした
コメントありがとうございます
落としちゃいました
我ながらヒドいものですね〜。
どうやらまたアマゾンUSAで同じものを購入することになりそうです。
同じもの3足目ですよ。多分手袋の他にも何か購入することになるでしょう。
スノーシューでも買おうかな〜。これから冬になるし…。
トホホです
いいですね、この響き
気軽に登れて、でも胸のすくような、
かつ荒涼とした景色を楽しめます。
破風岳なんかもお勧めです。
上信国境シリーズ、いいですね
私も一般道でストレスなくアプローチできる
ので大好きなエリアです
横手山と草津白根山をバスでつなぐとはグッド
アイデア
仮眠キットもいろいろなパターンをお試しのようで
いいですね〜(*^_^*)
うちの場合自宅が神奈川なので、上信越の山はどうしても敷居が高いんです。
首都高は高いし混むし、かといって下道も交通量が多いから、うちみたく運転下手だと車線変更出来なくてどこかぜんぜん違うところ着いちゃいそうだし・・・(^_^;)
ちなみにmuscatさんが挙げられた山はまだどこも行ったことありません
報告、楽しみにしてますね
そして横手山、確か「雲上のパン屋さん」の山ですよね?
一度行ってみたかったんです。
開いてなかったのが残念
本白根山、遊歩道の最高地点まで行かないといけないんですね
うっかり山標で帰っちゃいそうです
行く時は気をつけたいと思います
こんばんは!muscatさん!
芳ヶ原いいですね〜。しかもテン泊OK
これはいかねば!!
草津白根山は昨シーズン、スノーシューで行こうかなぁなんて思ってましたが、muscatさんとは逆に上信越方面はすごーく行きにくいのでいつも断念してしまいます。
苗場山とかも行きたいんですが。
横手山、懐かしいです。昔スキーでよく行ってました。ヒュッテも立ち寄りましたよ〜。パンを買ったはいいものの、大量に買いすぎて「今、滑ってる途中だった。。。どーすんだよこの大量のパン。。。
それにしても、また、落としちゃいましたか。しかも片方。片方だけあってもすげー困る〜。
amazonUSでスノーシューと一緒にゴー
コメントありがとうございます
上信国境シリーズ、お褒め頂き恐縮です。
破風岳ちょっと調べてみました。
ちょっとアプローチが大変そうですね
でも景観はかなりよさそうなのでリストに入れておきます。
コメント数もうすぐ10000ですね。すごいなあ〜
今週中には達成してしまうのかな?
引き続き私のレコにもコメントお待ちしております
コメントありがとうございます
本文でも書きましたが私の場合高速でもスピードは出さないので
夜中の郊外であれば一般道でも大して所要時間は変わらないです。
なので上信方面は高速代の負担が少なくて助かります。
目下の検討課題は16号→17号とつなぐのがいいのか
春日部あたりから北上して122号を使った方がいいのかですね。
あと466号の千葉ニュータウン付近がバイパス化されたのが助かってます。
なんか超ローカルネタですけど
仮眠促進キットは今回何故か効力が今一つでした。
これからも色々なパターンを発掘していきたいと思います
こんばんはSOULdCATさん。コメントありがとうございます
千葉県民ほど山屋として恵まれていない県民はいないと思っていましたが
神奈川県民も北関東や上信越に行くには意外と大変ですね
中央道に乗るにしても首都高経由でないと不便ですし。
でも神奈川には丹沢があるじゃないですか
もうそろそろヒルも出なくなりますし、コースのバリエーションも
結構豊富ですよね。無理のない冬山登山が出来そうですよ
>そして横手山、確か「雲上のパン屋さん」の山ですよね?
そうなんですよ。調べてみたらそんなのがあるってわかったので
ガラでもないのに、せっかくだから買ってみようと思ったんですが
流石に車の回収で渋峠に戻ってから登り直すのはパスでした。
上信国境シリーズ頑張ってみますので、またレコ見に来てくださいね
コメントありがとうございます
テン場ダラダラ&ビール
苦肉の策としての上信国境シリーズですが意外に評判がいいみたいです
芳ヶ平でのテン泊もいいかも知れませんね。
歩く距離も短いのでビールを大量に持ち込めそうですし
近くの小川で冷やせるかも知れません。
>amazonUSでスノーシューと一緒にゴー
スノーシューはzawadaさんのレコで触発されて大いに興味があります。
キャンペーン突入のために購入することになりそうですが問題が一つ。
アプローチで頼れるのがオートソックのみでは少々心許ないですよね
でもスタッドレスは少々お値段が…。うーん悩ましい…
おはようございます、muscatさん!
今回はガッツリ歩かれたようですネ
膝もおとなしくしていたようで何よりです
上信国境シリーズですか、、、
よさげな
そろそろ
静かな山をたの死んで下さい(ミス変換)
楽しんで下さい
コメントありがとうございます
20キロ越えと言っても累積標高差でも1000M未満ですから
さすがにうちの弱小スタッフでも文句は言いませんでした
上信国境シリーズについて心配な点はご指摘の通り雪ですね
昨日大分雨が降ったので標高の高いところは雪だったのではないかと…
フレッシュな情報が入るヤマレコのメリットを活かして
無理のない山行を目指したいと思います。
上信で2000Mを超えるとそろそろアイゼンかな〜
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