夏焼城ケ山 愛知県緊急事態宣言解除につき

2020年05月17日(日) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 9.0km
• 登り: 502m
• 下り: 509m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:52
• 休憩: 0:41
• 合計: 3:33

距離 9.0km 登り 507m 下り 517m

9:05 道の駅ドングリの里いなぶ
9:23 大井平公園
10:05 林道登山口
10:36 11:14 夏焼城ヶ山
11:36 11:38 山乃神・行者様
11:55 11:56 夏焼町旧飯田街道入り口
12:38 道の駅ドングリの里いなぶ

天候

晴時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大井平公園に駐車せず、道の駅ドングリの里いなぶの駐車場を利用した。道の駅は、明後日から再開とのこと。

コース状況／危険箇所等

下りに夏焼コースを下りましたが、山の神、行者様から直接作業道を降りてしまった。本道は、左にあるようだ。

写真

5/17 9:05

道の駅ドングリの里いなぶに駐車。ここからスタート。

5/17 9:07

このあたり、今ヒトツバタゴが満開。

5/17 9:11

奥のピークが、今日登る夏焼城ケ山。

5/17 9:15

ブドウの樹の若葉。なかなかの仕立て。

5/17 9:22

大井平公園の遊歩道の入り口。

5/17 9:24

古橋家6代の古橋源六郎暉皃の遺徳をしのぶ頌徳碑。

5/17 9:26

古橋翁の天保の植林は明治の百年計画植樹へとつながり、今日に。

5/17 9:29

シャクナゲが遊歩道に沿って植えられている。

5/17 9:30

雨露が滴るシャクナゲの花。

5/17 9:43

林道に出て、しばらく歩いていく。

5/17 9:51

ドウダンツツジの一種？

5/17 10:05

林道登山口に到着。

5/17 10:12

老木も根元が怪しくなってきている。

5/17 10:25

新緑が美しい。

5/17 10:26

青空が見えてきた。

5/17 10:41

頂上に到着。新しい展望台が！

5/17 10:41

恵那山、大川入山が見える。もう少し雲がないと。

5/17 10:43

稲武の町が一望。

5/17 10:46

先の大戦中山頂に稲橋防空監視哨が置かれた。山名通り、山城でもあった。

5/17 10:51

オールレーズンは昔よく食べたが、オールあずきは初めて。2020年1月発売らしい。

5/17 11:14

5/17 11:21

物見石。

5/17 11:24

激下りの道。

5/17 11:36

山乃神。

5/17 11:38

こちらは、行者様。

5/17 11:51

里が見えてきた。

5/17 11:52

ちょうど田植えをしていた。

5/17 11:55

夏焼から地蔵峠を経て野入にかけて旧道が残っているようだ。

5/17 12:09

竹の秋。

5/17 12:20

古橋懐古館。今は、消防法の関係で、無期限閉鎖中。江戸時代の酒倉・味噌倉を先の大戦後に改築して総合病院とした建物。

5/17 12:23

このあたりが、中馬街道の武節宿。物資運搬の結節点として栄えた。

5/17 12:24

名倉川。「せきや」と呼ばれる番小屋が設けられ「人馬改め所」として機能したという。

5/17 12:26

名月清風校跡。明治5年の学制発布に先駆けて作られたというから当時の繁栄はすごい。

5/17 12:30

大和屋は材木商を営む傍ら、塩の中継問屋をしてた旧家。

5/17 12:35

ドングリの湯は休館中。

撮影機器：

Canon PowerShot SX700 HS Canon

感想

fengsan

　愛知県の緊急事態宣言が5月14日に解除になり、県内移動ならいいだろうと、稲武の夏焼城ケ山（なつやけじょうがやま。標高889m）に登ってきた。頂上から、久しぶりに新緑の恵那山、大川入山などの山々を拝む。御嶽山もうっすらと見えて満足した。頂上は展望のため樹が伐採されていて、けっこう蕨がはえていている。ちょっと歳のいった淑女らが蕨採り興じていた。
　懐かしい響きの稲武町は、平成の大合併で今は豊田市の一部。今でこそ鄙びた山峡の町だが、かつては知多や三河の海の塩を信州に運んだ中馬街道沿いの町として馬宿、問屋、飯屋、商店が建ち並び大いに栄えた。中馬とは農民が農閑期を利用して、自分の馬の背中に荷物をつけて運び、賃金を受け取る馬稼ぎのことである。（https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_3758/参照）
　久しぶりに武節宿も歩き、江戸から明治にかけて、この地域の文化度の高さを改めて認識した。