笈ケ岳(過去レコ)
- GPS
- 14:41
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,980m
- 下り
- 1,899m
コースタイム
- 山行
- 13:17
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 15:10
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り口から1200mまでの登りは中継車に付き、足を滑らさないように要注意 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ピッケル
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
4月28日
2001年4月22日以来14年ぶりの笈ケ岳です。今回は4月末には自然保護センタ-まで車で入れると思い車を走らせますが、岩間温泉への分岐を過ぎて直ぐの所でゲ-トにより道は遮断されています。想定外の障害で、今回は登れないと一瞬諦めました。気を取り直して中宮温泉の宿に電話を入れてみると、今年は雪が多く5月にならないと自然保護センタ-までは車が入らないとの事。ここでのテント泊は諦めて一里野で宿泊できる所をSさんに探してもらい、幸いにも「I山荘」が素泊まり5,000円で泊まれると交渉成立し、急遽素泊まりに変更。入浴後早々と就寝。
4月29日
午前3時起床。朝食後ゲ-ト前まで行くと2台の車が止まっており既に出発した模様(この4人パ-ティ-とは最後まで前後して行動しました)。1時間弱歩き自然保護センタ-到着。
●今まで今まで見たネットの写真とは異なり駐車場は殆ど雪。ここから山道に入り、本日最大の難関(?)と予想される野猿公園横の渡渉点に到着。朝の内は水量が少なくストックを最大に延ばして石伝いに渡渉。
●渡渉すれば後は急登が待ち構えていますが、14年前とは大違いでル-トは明確で要所要所にはロ-プが設置されており、さすがツア-登山が出来るようになっています。
●急登が一段落し、最初のピ-クから山毛欅尾山〜冬瓜山の稜線手前まで雪は無くヤブ気味ですが、この程度の道はどこの山でも有るような全く問題なしの道で、稜線手前でアイゼン装着し、今回は行き帰りとも冬瓜平経由のル-トです。
●冬瓜平はブナの大木の林で、テント泊してみたいところです。冬瓜平からはシリタカ山北側P1640mのコルに突き上げ、ここからは目前に笈ケ岳です。
●三方岩岳への稜線まで登り切ると30分程で笈ケ岳のピ-ク到着。生憎天気は下り坂で白山本峰はぼんやりですが、隣の大笠山を初め三ケ辻山、人形山、三方岩岳が望めます。頂上は先着の4人パ-ティ-と我々だけです。
●食後下山開始。天候が悪化してきましたが、雨が降る事は無いので4人パ-ティ-と前後しながら、朝の急登部分もロ-プ等に助けられて渡渉点までマイペ-スで下山。
●予想したとおり、朝渡渉した所は雪解けで増水しており渡れません。少し下流を探すと1枚岩が流れ全体を覆うようにして斜めに掛かっているのを発見。この面を利用して拍子抜けするくらい簡単に渡渉が出来ました。朝もこの岩を利用すれば良かった。
●足を機械的に交互に出し、廻りが何も見えなくなった19時過ぎにゲ-ト前に到着しました。実に15時間の行動時間でした。
●それから「I山荘」で下山報告すると、我々が下山してこないので警察に連絡した所との事。直ぐに連絡して頂き、大騒ぎにならずにすみましたが、すんでの所で遭難扱いになるところでした。ヤレヤレ。結局京都駅でメンバ−を降ろしたのが12時前になり、皆さん終電での帰宅になりましたが、今回は好天に恵まれ久しぶりの長丁場で記憶に残る山行になりました。
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