記録ID: 237496
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
圧巻の紅葉・蓬新道から朝日岳〜白毛門
2012年10月20日(土) 〜
2012年10月21日(日)
俺塩
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:37
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,859m
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▼10/20(土)
土樽駅9:00 −10:00 林道終点 − 10:43 東俣沢出合 − 11:16 中ノ休場 11:30 − 12:57【蓬峠】13:25 − 14:15 七ッ小屋山 14:25 − 15:20 清水峠（白崩避難小屋泊）
▼10/21(日)
清水峠 6:40 − 8:45 ジャンクションピーク 8:55 − 9:20【朝日岳】9:50 − 11:02 笠ヶ岳避難小屋 11:15 − 11:18【笠ヶ岳】11:20 − 12:07【白毛門】12:35 − 13:25 松ノ木沢の頭 13:35 − 15:40 土合橋駐車場 − 15:50 土合駅
土樽駅9:00 −10:00 林道終点 − 10:43 東俣沢出合 − 11:16 中ノ休場 11:30 − 12:57【蓬峠】13:25 − 14:15 七ッ小屋山 14:25 − 15:20 清水峠（白崩避難小屋泊）
▼10/21(日)
清水峠 6:40 − 8:45 ジャンクションピーク 8:55 − 9:20【朝日岳】9:50 − 11:02 笠ヶ岳避難小屋 11:15 − 11:18【笠ヶ岳】11:20 − 12:07【白毛門】12:35 − 13:25 松ノ木沢の頭 13:35 − 15:40 土合橋駐車場 − 15:50 土合駅
| 天候 | 10/20(土) 晴れ 10/21(日) 曇りのち晴れ。午前中を中心に強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
板橋5:02−(赤羽・高崎・水上乗り換え)−土樽 ▼帰り 土合駅 16:03＝(関越交通バス)＝水上駅 590円 水上駅からはJRで。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▼土樽駅〜林道終点 ・土樽駅の構内は自販機・トイレあり（トイレットペーパーはなし） ・土樽駅からは、駅正面の階段を降りず、線路沿いの道を進む。その後は要所に指導標あり。 ・茂倉方面の道を分けたあと、車道上に大きな水たまりあり。 ・林道終点付近駐車スペースあるが、あまり広くはない。 ▼蓬新道 ・登山口入り口に水場あり。その後も、何箇所か水場がある。最後の水場は水量豊富で、水質も清水峠の水場より明らかに良い。今回はここで水を2.5L補給し、下山までもたせた。 ・東俣沢出合までは、沢沿いの道。段差や石ころなどで歩きにく場所が多い。 ・東俣沢渡渉点は、飛び石が滑りそうで結構怖い。 ・東俣沢からはつづら折りを繰り返しながらにゆるく登る。30分くらい登ったところに平坦地（中の休場）あり。 ・蓬ヒュッテ付近では谷側がやや崩れているが、通行に大きな支障はない。 ▼蓬峠〜七ッ小屋山 ・前半は緩いアップダウンを繰り返しながらの登り。途中の分岐から、シシゴヤの頭方面の道は意外に細い。 ・七ッ小屋山への最後の登りはガレ場の急登。 ▼七ッ小屋山〜清水峠 ・七ッ小屋山からの最初の下り、1箇所急な岩場の下りあり。 ・その後は何度かゆるいアップダウンを繰り返したあと、清水峠へは急な下り。粘土質の路面がぬかるんで非常に滑る。 ★清水峠周辺 �’鯤�避難小屋 定員10名（1階6名、2階4名）、トイレなし。 入り口で頭を打ちやすいので、出入りの際は細心の注意を払うこと。 �⊃緇譟�2ヶ所ある △土合方面に3分程下った水場……登山道上に沢水が流れているが、どの地点で汲んでも水の中に土や木の葉などの浮遊物が混じり、そのまま引用するのは躊躇するレベル。 ○謙信尾根（清水集落方面）へ5分……ここも登山道上に水が流れている。登山道から少し水源側に登ると水を汲みやすい。こちらは直接飲んでも大丈夫な感じ。謙信尾根の登山道は思ったより細くて歩きづらい。 【結論】少々荷物は増えても、蓬ヒュッテの水場（土樽側）が一番良い。 ��その他 清水峠周辺は、登山道の他にJRの送電施設管理用の道が多くある。 朝日岳方面は、清水峠から最初下りになる。井坪坂方面の道と間違えないように、指導標をしっかり確認のこと。 ▼清水峠〜ジャンクションピーク ・前半は細かい、急なアップダウンを繰り返し、労力の割に標高が上がらない。 ・後半は急登になるが、新潟県側が崩壊したような場所が何箇所もあり、下りはやや危険。 ・全般的に粘土質で滑りやすい箇所が目立ち、下りは相当に歩きにくいはず。 ▼ジャンクションピーク〜朝日岳 ・木道が整備されているが、滑りやすい場所はない。高層湿原の中を行く散歩道。朝日岳に登る苦労は、すべてこの区間を歩くためといっても過言ではない。 ・朝日岳の山頂手前に、宝川温泉方面の分岐。ここを宝川温泉方面に1分下ると水場があるらしいが、今回は確認していない。 ▼朝日岳〜笠ヶ岳 ・小ピークが連続するハードな区間。笠ヶ岳方面から来ると、目標の朝日岳なかなかが見えずかなり苦しい区間になること間違いなし。 ・笠ヶ岳避難小屋は、笠ヶ岳山頂から2、3分。見た目はかなり小さいが5人くらいは泊まれる。周辺にテントをはるスペースはない。 ▼笠ヶ岳〜白毛門 ・地形図で見るよりも細かいアップダウンが多く、以外にハード。 ▼白毛門〜土合橋 ・白毛門、松ノ木沢の頭の直下に鎖場2ヶ所。白毛門直下の鎖場には迂回路あり。 ・松ノ木沢の頭までは岩場・ガレ場の急坂 ・松ノ木沢の頭から下は樹林帯。ここもひたすら急坂。段差が大きい場所も多い。 |
写真
▼10/20(土)
この日の上越線の1一番電車、土合駅では凄まじい人数が下車しましたが、土樽駅で降りたのは2,3人。
この日の上越線の1一番電車、土合駅では凄まじい人数が下車しましたが、土樽駅で降りたのは2,3人。
土樽駅からは駅正面の階段を降りず、線路沿いの道を歩き始めます。すぐに県道と合流します。
茂倉新道への分岐を過ぎたところには、前回同様に大きな水たまりが・・・。
紅葉は麓まで降りてきつつあります。天気が良くて冬用のズボンを履いてきたのを後悔するくらいの陽射しが降り注ぎます。
前半は蓬沢にそって歩くため、枝沢をいくつも渡っていきます。道も荒れ気味で少々歩きにくいですが、意識的にゆっくり歩いてもコースタイムはキープできます。
10/20 10:23
前半は蓬沢にそって歩くため、枝沢をいくつも渡っていきます。道も荒れ気味で少々歩きにくいですが、意識的にゆっくり歩いてもコースタイムはキープできます。
東俣沢出合。ここの飛び石は苦手です…。
ここからはつづら折りの坂が始まり、蓬沢を離れていきます。
ここからはつづら折りの坂が始まり、蓬沢を離れていきます。
尾根筋が近づくとどんどん紅葉が鮮やかになっていきます。登山者の姿もぽつり、ぽつりという感じで気持よく歩けます。
つづら折りを暫く登ったところにある平坦地、「中の休場」にて。見えている稜線は、足拍子岳〜シシゴヤの頭方面ですが、紅葉の色づきが素晴らしかったです。
10/20 11:27
つづら折りを暫く登ったところにある平坦地、「中の休場」にて。
見えている稜線は、足拍子岳〜シシゴヤの頭方面ですが、紅葉の色づきが素晴らしかったです。
見えている稜線は、足拍子岳〜シシゴヤの頭方面ですが、紅葉の色づきが素晴らしかったです。
ここが蓬ヒュッテの水場。ヒュッテまではここから10分以上登ります。清水峠の水場に不安を感じていたため、ここで2.5Lを補給。（これで正解だったと思う）
10/20 12:35
ここが蓬ヒュッテの水場。ヒュッテまではここから10分以上登ります。
清水峠の水場に不安を感じていたため、ここで2.5Lを補給。（これで正解だったと思う）
清水峠の水場に不安を感じていたため、ここで2.5Lを補給。（これで正解だったと思う）
なんだ、この紅葉は…たまげたなあ。朝日岳の頂上から台地状にせり出している尾根の紅葉が圧巻。その手前の送電線鉄塔のある「鉄砲尾根」の色づきも素晴らしい・・・。
3
10/20 13:26
なんだ、この紅葉は…たまげたなあ。
朝日岳の頂上から台地状にせり出している尾根の紅葉が圧巻。その手前の送電線鉄塔のある「鉄砲尾根」の色づきも素晴らしい・・・。
朝日岳の頂上から台地状にせり出している尾根の紅葉が圧巻。その手前の送電線鉄塔のある「鉄砲尾根」の色づきも素晴らしい・・・。
蓬ヒュッテをあとにして、武能岳方面を振り返る。
雲間からの陽光に笹原がなめらかに煌めく。
雲間からの陽光に笹原がなめらかに煌めく。
画面中央やや右のピークが七ッ小屋山。その左には大源太山の鋭い頂が顔をのぞかせています。アップダウンがあって、一見大変な道のりですが、七ッ小屋山直下の急坂以外は快適な道です。
10/20 13:30
画面中央やや右のピークが七ッ小屋山。その左には大源太山の鋭い頂が顔をのぞかせています。
アップダウンがあって、一見大変な道のりですが、七ッ小屋山直下の急坂以外は快適な道です。
アップダウンがあって、一見大変な道のりですが、七ッ小屋山直下の急坂以外は快適な道です。
大源太山アップ。
この山容は、谷川岳周辺の峰々の中では異彩を放っています。
この山容は、谷川岳周辺の峰々の中では異彩を放っています。
七ッ小屋山からみた、朝日岳〜巻機山方面の稜線。
中央やや左の尖った小ピークは柄沢山かな？
中央やや左の尖った小ピークは柄沢山かな？
七ッ小屋山からはガレ場の急下りがあり、結構大変でした。「冬路の頭」から清水峠を俯瞰。距離は短いですが、標高差150m近い泥濘んで滑りやすい急降下。
10/20 15:02
七ッ小屋山からはガレ場の急下りがあり、結構大変でした。
「冬路の頭」から清水峠を俯瞰。距離は短いですが、標高差150m近い泥濘んで滑りやすい急降下。
「冬路の頭」から清水峠を俯瞰。距離は短いですが、標高差150m近い泥濘んで滑りやすい急降下。
この写真は、清水峠の避難小屋に到着後、土合方面の水場へ向かう途中の一枚。黄金色の草紅葉が美しい。水場は濁っていて、正直使う気になれませんでした。
10/20 16:17
この写真は、清水峠の避難小屋に到着後、土合方面の水場へ向かう途中の一枚。黄金色の草紅葉が美しい。
水場は濁っていて、正直使う気になれませんでした。
水場は濁っていて、正直使う気になれませんでした。
今度は「謙信尾根」方面の水場に向かいます。思ったより細く険しい道でびっくりしました。水場は先程の土合方面のものよりもだいぶマシな感じですが、やはりキレイな水を取ろうとすると一苦労です。避難小屋の周辺はいつの間にやらテントだらけに。
10/20 16:38
今度は「謙信尾根」方面の水場に向かいます。
思ったより細く険しい道でびっくりしました。水場は先程の土合方面のものよりもだいぶマシな感じですが、やはりキレイな水を取ろうとすると一苦労です。避難小屋の周辺はいつの間にやらテントだらけに。
思ったより細く険しい道でびっくりしました。水場は先程の土合方面のものよりもだいぶマシな感じですが、やはりキレイな水を取ろうとすると一苦労です。避難小屋の周辺はいつの間にやらテントだらけに。
▼10/21(日)幸い天気の崩れはなかったものの夜中から風が強く吹き、非常に寒い朝です。
谷川岳〜武能岳までの稜線もこの時点でははっきり見えてます。
10/21 6:29
▼10/21(日)
幸い天気の崩れはなかったものの夜中から風が強く吹き、非常に寒い朝です。
谷川岳〜武能岳までの稜線もこの時点でははっきり見えてます。
幸い天気の崩れはなかったものの夜中から風が強く吹き、非常に寒い朝です。
谷川岳〜武能岳までの稜線もこの時点でははっきり見えてます。
白崩避難小屋。この日の宿泊は7名。今回はテントも持っていましたが、朝寒い中の撤収が面倒というだけの理由で小屋を使わせてもらいました。ほかの小屋宿泊のみなさんもテント持参の方が多かったです。
10/21 6:29
白崩避難小屋。この日の宿泊は7名。今回はテントも持っていましたが、朝寒い中の撤収が面倒というだけの理由で小屋を使わせてもらいました。
ほかの小屋宿泊のみなさんもテント持参の方が多かったです。
ほかの小屋宿泊のみなさんもテント持参の方が多かったです。
朝日岳への道は、ほぼ稜線を忠実に歩いていきます。前半はアップダウンを繰り返し、なかなか高度が上がりません。途中にはこんな池塘もあります。風は強いですが、潅木に遮られてそれほど苦になりません。しかし、寒いです。
10/21 7:05
朝日岳への道は、ほぼ稜線を忠実に歩いていきます。前半はアップダウンを繰り返し、なかなか高度が上がりません。途中にはこんな池塘もあります。
風は強いですが、潅木に遮られてそれほど苦になりません。しかし、寒いです。
風は強いですが、潅木に遮られてそれほど苦になりません。しかし、寒いです。
ジャンクションピークへと向かう道。この辺からは、急坂続きの上、新潟県側は路肩が崩壊した場所も多数あり気を使います。個人的にはここを下りで使うのは…。
1
10/21 7:53
ジャンクションピークへと向かう道。この辺からは、急坂続きの上、新潟県側は路肩が崩壊した場所も多数あり気を使います。個人的にはここを下りで使うのは…。
ジャンクションピーク到着。このあたりが一番風が強く、寒かった。
「←巻機山 （難路・道ナシ）」
「←巻機山 （難路・道ナシ）」
ジャンクションピークと朝日岳の間は、木道のしかれた、穏やかな稜線歩きです。晴れていれば、どんなに気持ちいいかと思いますが・・・。
10/21 9:09
ジャンクションピークと朝日岳の間は、木道のしかれた、穏やかな稜線歩きです。晴れていれば、どんなに気持ちいいかと思いますが・・・。
宝川温泉の分岐を振り返って。
この分岐から1分進んだところに水場があるらしいですが、今回は確認せず。
この分岐から1分進んだところに水場があるらしいですが、今回は確認せず。
朝日岳の頂上。
山頂では数名の方と会いましたが、あまりの寒さに皆さん苦笑いです。
山頂では数名の方と会いましたが、あまりの寒さに皆さん苦笑いです。
朝日岳から、南へ向かう縦走路が姿を現しました。一番奥に見えている高いピークは大烏帽子。その右に少し頭を見せているのが笠ヶ岳。標高は大烏帽子が笠ヶ岳より80mほど高い。
10/21 9:41
朝日岳から、南へ向かう縦走路が姿を現しました。
一番奥に見えている高いピークは大烏帽子。その右に少し頭を見せているのが笠ヶ岳。標高は大烏帽子が笠ヶ岳より80mほど高い。
一番奥に見えている高いピークは大烏帽子。その右に少し頭を見せているのが笠ヶ岳。標高は大烏帽子が笠ヶ岳より80mほど高い。
湯桧曽川右岸の山並みも見えてきました。写っているのは武能岳〜七ッ小屋山。その1つ奥にシシゴヤノ頭のギザギザ頭が見えています。
10/21 10:09
湯桧曽川右岸の山並みも見えてきました。写っているのは武能岳〜七ッ小屋山。
その1つ奥にシシゴヤノ頭のギザギザ頭が見えています。
その1つ奥にシシゴヤノ頭のギザギザ頭が見えています。
朝日岳〜笠ヶ岳までは見た目通りの険しい道でした。。。避難小屋の前で一休み。
笠ヶ岳頂上から、白毛門への縦走路を眺める。この区間もアップダウンが多くて、結構大変そうにみえます。
白毛門から東に伸びる尾根の紅葉がすばらしい。
10/21 11:16
笠ヶ岳頂上から、白毛門への縦走路を眺める。
この区間もアップダウンが多くて、結構大変そうにみえます。
白毛門から東に伸びる尾根の紅葉がすばらしい。
この区間もアップダウンが多くて、結構大変そうにみえます。
白毛門から東に伸びる尾根の紅葉がすばらしい。
一ノ倉の岸壁。この標高にして融けずに残っている雪があるとは、谷川岳恐るべしです。
ついつい武能岳の写真を撮ってしまします。茂倉岳と蓬峠の間もいつかは歩きたいですね。
白毛門から蓬峠方面をズームで。蓬ヒュッテもしっかり写っています。
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