体力落ちてるのに欲張り過ぎてヘトヘトの白山
- GPS
- 09:06
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 1,830m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
従来駐車可能だった路肩はバリケードで封鎖されてます。路側帯をタイヤで完全に踏んでると駐車違反になるので、違反覚悟でないと路肩には駐車できなさそうです。 |
写真
感想
長らく都道府県跨いだ移動が自粛で山スキーどころか北陸遠征もすっかりご無沙汰。ゴールデンウィークに仕事した分ここでお休みして久しぶりの遠征です。
あまりに久しぶり?なので車中から胸騒ぎがして心拍数上がります。果たしてどれくらいで登れるのか不安がよぎります。
駐車場には5時40分くらいに到着。平日ですがもう出発された方多いみたいです。
登山届はコンパスで提出済み。別当出合はスルーします。
やっぱり胸騒ぎの影響で心拍数が高く、ペース落として歩きます。例年のこの時期と比較して2割ほど遅い感じ。甚之助でようやく休憩を入れます。
もう雪出てますがシートラは続きます。南竜方面に分岐して、より静かな山行とします。残雪のツボ足トラバースは慎重に歩きましょう。
南竜が見えたらエコーラインの雪の斜面がドーンと出ます。よしよし、シールだ、クトーだ、山スキーだ!軽くなったザックに心躍りますが心拍数は高めのままです。
斜面を登り切ると御前峰が望めます。普通に?御前峰の南斜面を登ってそこから滑ろうかと思いましたが、やはり大汝峰の急斜面も気になるので針路を切り替えて水屋尻雪渓に向かいます。
大汝峰への道は途中雪切れしてますのでまたシートラに戻ります。切り替えるのに5分くらい時間を浪費します。シートラのまま大汝峰に取り付き、岩場ルートを半分くらい登って雪の斜面が緩んだらまたスキーを履いて歩きます。
大汝峰まではあっという間。楽々新道方面偵察にもう少し先に進みます。思わず滑って行きたくなりましたが、体力ないので我慢します。記念撮影したらシール剥がしていよいよ滑降です。
最初のうちは斜度緩めですが登り口に近づくと一気に斜度が強まります。いつもの慣れた斜面でしたが今日は妙な胸騒ぎがあるので、もしかすると急斜面で転倒して滑落するのか?という不安もあり、また中腹が予想以上にかなり急でちょっと焦りました。でも問題なくターンしながら滑ることができました。
終わったらシールは剥がしたままシートラで歩きます。ここから御前峰に最短ルートで行きたいところですが、御前峰の東面のルートは急斜面で残雪もあり、あれを這い上がるのは危険なので水屋尻雪渓の方に戻りました。そこからショートカットもあるのですが水屋尻雪渓を目の前にして滑らないという選択はないでしょう。そこでまたスキーを履いて、水屋尻雪渓を滑ってからまた御前峰に登ることにしました。
息上がって体力ないのでゆっくり登ります。もうお昼前なので登る人は他にいません。スキー担いで何とか御前峰に到着です。昨年の7月以来です。
今日はもう登り返しはありません。山頂南側に回ってゆっくりお昼にします。ちょっと今日は欲張り過ぎました。休憩を終えてスキーを履いて、南側斜面を滑ります。ここは結構急斜面ですが先ほどの大汝峰の斜面の方が急でした。確実に斜面を滑って、長いトラバースで室堂の近くまで戻り、そこからエコーラインに向かいます。若干登り返しになりますが歩きと言った方がいいでしょう。
エコーラインも最後のところは結構な斜度ですが他に比べたらどうということはない斜面に感じられます。そのまま登山道まで滑り込み、またまたシートラに戻って甚之助の斜面に向かいます。
ここからの滑走はスキー装着が狭い登山道での作業になるのでちょっと厄介です。下手に道具を落としかねません。この辺りは落石も出てくるので踏まないように滑ります。もっとも秋の内蔵助氷河に比べたらただのゲレンデみたいなものですが(笑)
左に回り込んでカニ歩きで甚之助避難小屋に到着したら、少しスキーを脱いで小屋の前を歩いてすぐにまたスキーを装着し、最後の汚れた溝斜面を滑って本日の滑走も終了です。あとは残り少ない体力でトボトボと重いスキーを担いで歩きます。水は2.2L持って行きましたが不足気味で中飯場の上の水場で補充して事なきを得ました。石段のところも迂回するのが面倒なくらい疲れてて、ようやくつり橋を渡ってガラガラの別当出合に戻ってきました。疲れた〜笈ヶ岳を山スキーで日帰りした時並み?いや、あの時の方がしんどかったか。
自販機は1台だけ稼動。購入していると背後から強い視線を感じて振り返ったら、イチローでした(笑)
下山してもまだ微妙に胸騒ぎを感じます。この胸騒ぎは何だったのでしょう。あまりに久しぶり、体力に不安のある中での登山だったからでしょうか。急斜面で滑落するのではないかという心配も杞憂に終わりましたが、このような胸騒ぎというのは精神的なものが原因で、何かのお告げとか予兆といったものではありません。そうと分かっていながらも心拍数が高いまま登山し、不安だった急斜面の滑降は始めてみれば心配なぞどこへやら、一瞬で終わりました。
現実には心配も不安もない中で事故というものが起こるものです。気を引き締めないといけないのはむしろごくありふれた日常のシーンでなのでしょう。
一昨日水屋尻を滑り落ちるスキーヤーをみて我らがモモちゃんかと目を凝らしていましたがヘルメットがピンクではないので違うと判断しましたがマサかその2日前に来られたとは夢にも思いませんでしたよ。
自粛解除になって京都にひきこもるはずがないと思ってましたがやはり来てましたね。
それにしてもよくもまぁそれだけ滑りましたね。さすがです。
胸騒ぎではなく動悸ですよ。トキメキでもないですよ。動悸です。私たちそんな年頃ですよ〜
ハニーちゃんコメントありがとうございます!
一昨日には既に変態臭は消えてたみたいですね
あれ?これは動悸ですか。加齢臭と同じで付き合っていかないといけませんか〜
「スゴイニャン!」
あとね、
「ぽ!」
ってのもあるわよ。
フフフ、またアナタとご近所付き合いが出来そうでうれしいわ。
ところでお花が一枚も紹介されてないわね。
どこ見て歩いてんのよ。
ミラーさんコメントありがとうございます!
遂に変態がまた北陸の雪を汚しに来ましたよ
近いうちにお会いできそうですね〜マスクしてもピンクヘルメットですぐにバレます。
お花…一応2枚写真撮ったのですが、設定間違ってて真っ白。
それに疲れてて写真のためにしゃがむ元気なかったです…
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