日原川小雲取谷

2020年06月05日(金) 〜 2020年06月06日(土)

• GPS: 12:15
• 距離: 24.0km
• 登り: 1,720m
• 下り: 1,799m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:20

8:43 鍾乳洞バス停
9:12 9:12 八丁橋
10:45 10:45 大ダワ林道入り口
11:05 11:25 二軒小屋尾根上
11:34 11:34 大雲取谷入渓
12:34 12:45 小雲取谷入り口
14:03 標高1,380m幕営適地

2日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:30

5:46 標高1,380m幕営適地
8:15 8:34 小雲取山
8:51 9:01 雲取山
9:22 9:37 小雲取山
10:38 10:38 ブナ坂
11:56 11:56 堂所
13:16 鴨沢バス停

天候

二日ともおおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奥多摩駅から鍾乳洞まで西東京バス。

コース状況／危険箇所等

日原林道には車は入れません。周囲の登山道も軒並み閉鎖されています。小雲取谷の中もあちこち荒れた感じでした。いずれも2019年の台風19号の影響と思われます。

写真

6/5 9:14

日原林道入り口に掲示されていた注意書き。

6/5 10:44

大ダワ林道入り口。

6/5 10:50

長沢谷は足を濡らさずに渡れます。

6/5 11:07

二軒小屋尾根の上。ここで沢靴に履き替えました。

6/5 11:29

この桟道風の場所を過ぎると...。

6/5 11:30

緩やかな斜面になり、ここから大雲取谷へ安全に下れます。

6/5 11:39

大雲取谷の最初の滝。正面突破。

6/5 12:10

崩壊地。大ダワ林道はもう復旧の見込みがないのだろうか？

6/5 12:15

大雲取谷の二番目の滝。左壁を回り込んで左滝を登る。

6/5 12:19

流木が邪魔。9年前にここを遡行したときにもあった。

6/5 12:44

小雲取谷の入り口。ここから自分には未知の領域になります。

6/5 12:45

すぐに小滝が連続するようになる。

6/5 12:46

これは右から難なく。

6/5 12:51

巨木の遺骸。火葬にしてあげたい。

6/5 12:55

ところどころ荒れています。

6/5 12:57

右から近づいて中段から左に抜けたかな？

6/5 13:03

この滝はさすがに右から巻いた。

6/5 13:14

小滝はまだ続きます。

6/5 13:15

ほとんどの滝が登るラインは一目瞭然。

6/5 13:19

これは左の水流から簡単に登れる。

6/5 13:25

またまた荒れ模様。

6/5 13:34

二段7m滝。左から近づいて水流の中を右上した。

6/5 13:45

標高1,340mの枝沢合流点。ここで幕営できるかと思っていたが...。

6/5 13:47

狭い上に背後の斜面も崩れかけていてとても泊まれない。

6/5 13:54

遡行継続。

6/5 13:56

階段状の右壁を登ると沢筋が開けてくる。

6/5 14:16

標高1,380m付近の右岸に見つけた幕営適地。

6/5 15:32

あとは薪を集めて焚き火をおこし、ウイスキーでまったり。

6/6 5:50

ここから二日目。

6/6 5:58

標高1,440mの枝沢出合付近。このあたりもテントを張るにはよい感じ。

6/6 6:30

これがトイ状ナメ？倒木がかぶさっているのが残念。

6/6 6:38

右上の斜面は地滑りを起こした様子。

6/6 6:54

みずみずしい苔が美しかった小滝。

6/6 7:05

そろそろ源流帯。

6/6 7:35

ここで沢は終わり、土の斜面の上流側から左の野陣尾根へ上がった。

6/6 8:33

小雲取山にザックをデポして雲取山へ。

6/6 8:51

東京都最高峰。歩き回っているうちに埼玉県や山梨県に足を踏み入れてしまったかもしれない...。

6/6 9:13

カラマツの新緑。

6/6 9:48

ツツジの見頃もそろそろ終わり。

6/6 10:40

七ツ石山南面のブナ林に癒されながら下山。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

備考

虫除けを持参すべきでした。

感想

juqcho

奥多摩の小雲取谷から雲取山へ単独で。

県外登山は引き続き自粛中。それなら東京都の最高峰に沢から登ろうという発想ですが、大雲取谷は以前遡行したことがあるので、その途中から分かれる小雲取谷を選びました。小雲取谷に入ってからは顕著な滝は数えるほどしかなく、軽装軽量ならワンデイでも行ける沢ですが、歩荷訓練を兼ねてあえて幕営装備を背負いました（焚き火がしたかっただけという説あり）。

ある程度予想してはいましたが、昨年の台風でかなり荒れているのに驚きました。トポに書かれている滝も埋もれているものがあったりして残念な気持ちになりましたが、みずみずしい苔の美しさを堪能できた瞬間もあって、行ってよかったと思いました。雲取山の山頂周辺もピンクのツツジやカラマツの新緑が鮮やかで、これまた来た甲斐ありです。

なお、土曜日の午後から雨になるという予報だったので金曜日をお休みにして金土の一泊二日としましたが、案の定土曜日の15時半頃から奥多摩地方はJR青梅線がストップするほどの大雨で、奥多摩駅周辺でのんびり温泉に入っていたら帰宅できなくなるところでした。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2020/20200605.html