雪と紅葉の雨飾山


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
天候 | 朝は小雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場50台ほど(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場に登山ポスト、トイレあり。自販機も。 登山道はしっかりと整備され終始歩きやすい道。 1/11から順に400mごとに標識がある。 荒管沢から先は少し急なところも出てきて梯子やロープなどがかけてあるところもありますが、使わなくても登れる程度です。 笹平付近は平坦。そこから先、山頂直下は少し傾斜が増します。 この日は前日から雪、朝方の気温の低下で7/11ぐらいから登山道が凍結してアイスバーン状態でしたので難儀しました。積もった雪の方がよっぽどマシです。 軽アイゼンは持っていましたが使わず。 使った方が良かったかもしれません。 下山時は凍結した路面や、凍ったところが中途半端に解けた路面、雨でぬかるんだ路面が非常に滑り何度かコケましたw ぬかるんだ上に濡れた落ち葉・・・。緩やかな斜面でも意外と曲者です。 下山後は雨飾温泉露天風呂へ。 無料(募金箱的なもの有)駐車場は道路脇に何台分かあります。 |
写真
感想
今年は紅葉の当たり年といわれ、多くの山で素晴らしい紅葉が見られるようです。
ただ、標高の高いところは今月いっぱいぐらいで徐々に散り始めるのではないでしょうかね。
もう一回ぐらいどこか素晴らしい紅葉を見に行きたいなぁと思っていたところで、多くの知り合いが先週末口を揃えて良かったという山がありました。
雨飾山。
実は、以前からずっと気になっていた山でもあります。
まずはその山の名前の美しさ。
由来はともかく、雨を飾るなんて素晴らしい響きじゃないですか。
そして、雪の白馬に登った時、独立峰的にひときわ目立ったのがこの雨飾山で、その時あそこを登ってみたいななんて漠然と思っていました。
北信や群馬の山は結構興味があるのですが意外と有名どころでも行っていないところが多いのです。
関東圏からは距離はそこそこあるもののアクセスは良いですが、静岡からは意外と遠く、なかなか行くのが大変。学生の頃行っておけば良かった。
今回はどうしても行きたくてちょっと頑張ってみました。
日付が変わった頃自宅を出発。
途中八ヶ岳SAで少し仮眠して、6時半に雨飾高原キャンプ場の駐車場に到着。
結構車が止まっていて、これから登ろうと準備してる人がいっぱい。
前日は雨で標高の高いところは雪だったようです。白馬は真っ白!
この日も昼からは晴れの予報でしたが朝方はガスガス。
降らなきゃいいけど・・・・。
登山届けを出して出発。
ウエアの選択に悩むところ。
暑がりなので登り始めればすぐに厚くなるだろうからそれ程厚着はしないで長袖シャツにソフトシェルを羽織ります。冬用のハードシェルも持ってきたけど車において上着はレインウエアで代用することに。一応薄手のダウンはザックの中に入れておきます。
今日はソールの張替えから帰ってきた登山靴なのでガンガン歩けます♪
雨でぬかるんだ登山道は少し歩きにくいけど、先行の登山者を追い抜きいいペースで進みます。
ブナ平付近からポツポツ雨が降ってきましたが、森の中なので気にせず進みました。
荒菅沢で沢の水を飲み一息。
ガスガスの山頂方面を見ると上の方は白くなってます。
昨日の雨は雪か。
まぁこの辺りの標高なら雪でもそれ程多く積もってはいないだろうから心配せず先に進みます。
と、少し進んだところから雨がみぞれというか小雪に変わりました。
う〜ん・・・。
とりあえずレインウエアを着込んで歩きます。あ、あと手袋。
そこそこ寒いですが、停まらなければ平気です。
ただ、足元が雪と氷でアイスバーン状態なので非常に滑ります。
少し急なところでアイゼン付けるかどうか迷いましたが、考えてるうちに平坦になってしまったのでそのまま進みました。
下山してくる人や追い抜く人で装着している人はいませんでしたが、たぶん携帯してないんだと思います。皆結構難儀してましたから。
真っ白な笹平を過ぎ、山頂直下の少し急な岩場の登りを登りきると山頂に到着。
誰もいません。
360度の展望を期待してましたがガスって何も見えない状態。
寒いので少し風を避けられるようなところに行き、お湯を沸かしてコーヒー淹れます。う〜ん暖まる。
途中追い抜いた方が登頂したので、少しおしゃべりをしながら少しでもガスが晴れるのを待ってみることにしました。お話した方にオレンジ貰いました。
ちらっと見える青空。ガスが晴れると日本海から、真っ白な後立山、下の方には一面の紅葉。素晴らしい眺めですが、またすぐにガス・・・。
その繰り返しで、徐々に天候は回復。
一時間以上山頂にいましたが、人も増えたし、そこそこ景色も楽しんだので下る事にしました。これから登って来る方が羨ましい。
下山する頃は日も当たりだしたので雪が解けてベチャベチャでした。
滑る足元に気をつけながら下ります。
荒菅沢でゆっくりと休憩しながら辺り一面の紅葉を楽しみました。
個人的には荒菅沢の標柱のちょっと上の見晴らしがいいところがベストスポット。
そこから先は前日の雨でぬかるんでいるところもあるし、濡れた落ち葉も多く滑ります。こういうときは注意が必要ですね。
急なところや岩のところは気をつけて歩いているので大丈夫でしたが、意外と何でもない緩やかなところで何回かコケました。
荒菅沢で長めの休憩を取りましたがそれを含めても2時間掛からず下山。
噂に違わず黄色やオレンジ、赤と色とりどりの紅葉(黄葉)が素晴らしく綺麗でした。ここ数年で自分の中ではNo1です。
その後は鎌池を周回しブナ林亭で登山バッジを購入。
露天風呂に入り帰路に着きました。
もっと早く下りて八方から唐松辺りに立ち寄ろうかとも思いましたが、あまりに綺麗な紅葉で満足してしまい、更にはコケてドロだらけのお尻をみたらもう一座登る気は失せました。
それにしても素晴らしい紅葉。
歩行時間は4時間弱でしたが素晴らしい景色や今シーズン最初の雪を楽しむ事が出来て大満足です。遠かったけど行ってよかった。
錦秋といいう言葉は、こんなふうな
山一面の紅葉のことなんでしょうね
涸沢の素晴らしい紅葉を、ヤマレコで今年
多数拝見しましたが、背景の風景で引き立ってる
面もあったと思います。
お山単体の紅葉では、僕的にもNO1です
いつもコメントありがとうございます。
>錦秋という言葉は・・・
まさにその通りだと思います。
見渡す山々一面が秋の色に染まっていて本当に素晴らしかったです。
前日と朝の雪のおかげで三段紅葉も楽しめましたしね。
途中キツイところも少しはありますが歩行時間がそれ程長くないので無理なく歩けてお勧めです。新緑の時期もきっと素晴らしいんだろうなと思いました。
この辺りの山は素晴らしいところがいっぱいなのですが、我々が行くにはちょっと遠いのが難点です
mamepyonさん、こんばんは。
紅葉が見事ですね。一瞬デジイチかと思いました。
雨飾温泉側からは見ていませんが、山頂からのショットを見る限り、先週よりもさらに綺麗になったようです。雪の白と合わせて3色,4色に塗り分けられた山は、本当に絵になりますね
ありがとうございます。
ヤマレコの記録や、友人が雨飾山の紅葉がとても良いと言っていたので我慢できず行ってきました。
噂に違わぬ美しさで最も良いタイミングで行けたかなぁと思っています。
運良く?雪も降ったので三段紅葉も楽しめ大満足でした♪
mamepyonさん、今晩は。
雨飾山。 私も雰囲気を感じさせる名前に惹かれて、8月に出かけてきました。
当日はあいにく山頂での展望には恵まれませんでしたが、それでも充分良さを感じてきました。
それが青空・新雪・紅葉・こんな素晴らしいチャンスに恵まれ羨ましいですね。
こんな山に出逢えるなら、遠出した甲斐が有りましたね。
こんばんは
雨飾山は新緑の時期も雪の時期も良いと聞きます。四季を通して楽しめる山なんだろうなぁと思います。
前日、当日の登り始めたときの雪は少し気になりましたがずっと気になっていた山をベストなタイミングで登れたのは幸運だったなぁと思います。
遠出した甲斐がありました♪
同じような時期にもまた違った時期にももう一度登ってみたいなぁと思います
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